ビオガーデン便り

9月7日の千年の森便り
8月8日(火)、江東区が主催する「夏休み小学生環境学習会」に協力し、区内在住の小学生とその保護者の方24名に千年の森へ来場いただきました。
千年の森の説明や、私たちを取り巻く環境問題について簡単な解説を行った後、配布したチェックリストを使用しながら、生きものたちと自由に触れあっていただきました。

ヤマハギが桃色の花を咲かせました。
実はヤマハギは、秋の七草の一種!
秋の七草とは、山上憶良が和歌の中で詠んだ秋を彩る7つの野草のことで、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウが含まれます。
春の七草とは違って、秋の七草は食べられませんので注意が必要です。

淡い紫色の果実が特徴的なこちらはムラサキシキブ。
「源氏物語」で知られる平安時代の作家、紫式部にちなんで名づけられたそうです。
ちなみに花言葉は「聡明」、「上品」などが挙げられるそう。名前のイメージにぴったりですね。

気持ちのいい陽の光が差し込む午前中、千年の森に向かうとゴイサギの水浴びに遭遇しました。
ゴイサギはじっと水面を眺めた後、池の中にドボン!

サギ科は鳥類の中でもかなり体が大きいことが特徴ですが、ゴイサギの全長は約60cmもあるそうです。
水浴びひとつにも迫力がありますね。
