ビオガーデン便り

8月8日の千年の森便り

8月6日(火)、江東区が主催する「夏休み小学生環境学習会」に協力し、区内在住の小学生とその保護者の方28名に千年の森へ来場いただきました。
千年の森の説明や、私たちを取り巻く環境問題について簡単な解説を行った後、配布したチェックリストを使用しながら、園内を自由に散策していただきました。

昼下がり、千年の森に行ってみると、キジバトたちを発見!
仲良さげに寄り添う姿が印象的ですね。カップルでしょうか。

上の池付近の夏みかんの木には、アゲハ蝶のサナギの姿が!
アゲハ蝶は柑橘類の木を好むようで、幼虫たちが葉っぱを食べた跡があちこちで見られました。
はやくサナギからかえって、森の中を元気に飛び回る姿が見られるといいですね。

上の池付近の枝にとまっているカワセミの姿を発見!
先月、カワセミの二番子がとうとう巣立ちの時期を迎え、春ごろから始まった子育てはひと段落しましたが、今も定期的に千年の森に遊びに来てくれています。
厳しい暑さが続きますが、カワセミのきれいな水色の羽を見ると、なんだかとても爽やかな気持ちになりますね。

枝一杯にたくさんの実をつけている木を発見!こちらはエゴノキ。
エゴノキは夏から秋にかけて、直径1cmほどの実をつけることが特徴で、この実の部分は石鹸として使われていたこともあったそうです。

千年の森の入口近くに咲いているピンク色の花はヤマハギ。
夏から秋ごろにかけて、たくさんの小ぶりな花を咲かせることが特徴で、その美しさはかの有名な和歌集「万葉集」でも詠まれたとか!
昔暮らしていた方と同じ花を見られるなんて、とても素敵ですね。