ビオガーデン便り

4月12日の千年の森便り

やわらかい春風が吹く気持ちのいい午後、今春も千年の森にカワセミたちがやってきました!
カワセミたちは、毎年上の池の土手に協力をして掘った穴で子育てを行います。
オスとメスが交代で穴に入っては、卵を温め、ヒナを迎える準備をしていました。
今年もヒナたちが元気に飛び回る様子を見られるといいですね。
紫とオレンジのコントラストが映える、こちらの花はシャガ!
蝶が飛んでいる姿にも見えることから、別名「胡蝶花」とも呼ばれています。
シャガは薬草としても使用され、さまざまな効能がある一方で、根には「イリシン」という毒性の成分が含まれているので注意が必要です。
春から初夏にかけて見頃を迎えるツツジも、鮮やかな赤い花を咲かせました。
ツツジは古くから日本各地の山野に自生しており、万葉集に編纂された和歌でもその美しさが強調されています。
およそ1200年前の日本で暮らしていた人たちと同じ花を見ることができるなんて、とても感慨深い気持ちになりますね。
絵具や色鉛筆などの画材でお馴染み「山吹色」!
皆さんは使ったことはありますか?
鮮やかな花を咲かせるヤマブキは、この色のもととなっています。
人の目をパッと惹きつけるヤマブキを見ると、自然と明るい気持ちになりますね。
