ビオガーデン便り

6月5日の千年の森便り

ここのところ雨降りの日が続いていましたが、久しぶりに晴れ間がのぞいたので、フジクラ 木場千年の森へ行ってきました。
昨夜まで雨が降っていたためか、アジサイの葉が雨露で光っていて、とてもきれいでした。

園内ではシチダンカが見頃を迎えています。
「アジサイ」と聞くと、街中でよく見かける丸い形のものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はシチダンカもアジサイの一種です。
シチダンカは、ガクの部分(外側の花)が七段に重なっているように見えることから、その名がつけられたそうです。

池の近くをのぞいていると、カワセミを発見!
近くの川で魚を捕まえたあと、園内へ飛来しているようです。
カワセミは3月ごろから子育てを始めますが、今年も無事にヒナが巣立っていきました。

じっと立っていたのはゴイサギです。
ゴイサギの成鳥は青と白のコントラストが特徴的ですが、幼鳥は全身が茶色い羽毛に包まれています。
大人と子どもで見た目が大きく変わるなんて、驚きですね。

5月11日(日)、江東区主催のイベント「江東区のビオトープを巡るエコ散歩」において、フジクラ 木場千年の森がルートのひとつとして選ばれ、当日は計26名の参加者にご来園いただきました。
はじめに、「千年の森」の概要や、私たちを取り巻く環境問題について簡単に解説した後、園内をご案内しました。講師であるネイチャーリーダー江東スタッフからは、4種類の木の葉を探すクイズも出題され、楽しみながら自然について学んでいただきました。

6月1日(日)江東区主催のイベント「第18回江東区環境フェア」に今年も参加しました。
当日はフジクラグループのカーボンニュートラル推進活動に関する展示や、フジクラ 木場千年の森の紹介を行いました。
また、未来を担う子どもたちを対象に、いきもの図鑑の配布やカワセミのぬりえ体験も実施し、楽しみながら生きものへの理解を深めていただきました。
