ビオガーデン便り

8月1日の千年の森便り

8月に入り、千年の森でも厳しい暑さが続いています。
昼過ぎに森を訪れると、響き渡るのは「ジッジッ!」という大きな鳴き声。
声の下をたどると、そこにはアブラゼミがいました。
蝉たちは幹の模様と綺麗に同化しているため、探すのが大変ですが、声を聴き分けながら木を探していくと見つけられるかもしれません。

パッと目を引くオレンジ色の花弁を持つのは、ワスレグサ属のノカンゾウ。
こちらは食用としても、薬としても使用され、多くの人に親しまれてきたそうです。
朝になると花開き、夕方には咲き終えるのが特徴で、一日花とも呼ばれます。

上の池に咲く、紫色の花弁が特徴的なこちらの花は、ミソハギ。
湿地や田の付近など、水気の多い場所で育ちます。
ミソハギは7月~9月にかけて花を咲かせます。
お盆の時期に開花することから、かねてよりお墓や仏壇に供える盆花としても使用されているようです。

生物多様性チーム江東が主催する「生物多様性フェア2023」において、フジクラは「フジクラ 木場千年の森」の活動内容を展示しました。
また、7月14日(金)に開催されたポスターセッションに参加し、「フジクラ 木場千年の森」の取り組みをご説明させていただきました。