ビオガーデン便り

1月9日の千年の森便り

鏡開きも終わり、寒さが一段とつのってきましたね。
千年の森でも、彩りを加えてくれていた木々の葉や花々が枯れ落ち、すっかり冬景色となりました。
お正月に馴染み深いこちらの植物、皆さんはご存知ですか?
赤い実が特徴的なこちらはマンリョウ(万両)。
マンリョウはその名前の景気の良さから、お正月飾りに使用されます。
冬に実をつける植物は少ないので、パッと目を奪われますね。

清々しい冬晴れの午後、二つの池をつなぐ小川でシジュウカラを発見!
とても気持ちよさそうに水浴びをしています。

しばらく水浴びの様子を観察していると、シジュウカラの傍に小さな鳥がやってきました。
若草色の身体が印象的なこちらはメジロ。
うぐいす餅のような鮮やかな色合いから「ホーホケキョ」という鳴き声が有名なウグイスを連想しがちですが、ウグイスの色は薄茶色に近い緑です。
メジロにはその名の通り目の周りが白く囲まれているという特徴があります。

メジロとシジュウカラは混群と言って別種同士で群れをつくることもあるそうです。
それぞれ思い思いに水浴びを楽しんでいました。

池をのぞいてみると、カルガモの姿を発見しました!
こちらの二匹はのんびりやさんかな?
池でプカプカと浮いてみたり、休憩してみたりと、ゆっくりと過ごしていました。 水面にカルガモたちの姿が反射して、とてもきれいですね。

反対に、こちらの一匹は池の中を勢いよく泳いでいます。
羽繕いの最後に羽をパタパタッと羽ばたかせた後、楽しそうにスイスイと泳ぎ続けていました。