ビオガーデン便り

2月5日の千年の森便り

暦の上では春立ちましたが、まだまだ肌寒い日々が続いていますね。
池の付近を散策していると、ガクアジサイの新芽を発見!
花開く季節が待ち遠しくなりますね。

椿の花が見ごろを迎え、冬景色となった森を彩っています。
ぜひ探してみてくださいね。

みなさんはこちらの鳥の名前を知っていますか?正解はカワウ。
カワウは、池の中をスーッと泳ぎ回ってお目当ての魚を食べ終わると、濡れた身体を乾かすように翼をぱさぱさと大きく動かしていました。
地域の方によると、ここ最近はしばしば姿が見られたそうです。

小刻みに揺れている枝の隙間を覗いてみると、そこにはメジロの姿が!
前回の便りでもご紹介した通り、メジロたちが頻繁に千年の森へ遊びに来てくれています。
メジロはスズメよりも小さいので少し見つけづらいですが、声や枝の揺れなどが発見の頼りになるかもしれません。

池の付近の枝にとまるカワセミを発見。
ドボン!と勢いよく水面に突っ込むと、瞬く間に餌である魚を捕獲していました。
カワセミのくちばしは水の抵抗を小さくするために、鋭い形をしているんだとか。
その形状は、新幹線の先頭車両のデザインにも活かされているそうです。
自然から得た学びが技術開発につながるなんて、びっくりですね。