ビオガーデン便り

10月11日の千年の森便り

厳しい暑さが過ぎ去り、秋晴れとなった午後、千年の森に向かうとカモのお昼寝タイムに遭遇!
くちばしをフワフワの羽根の中に入れ込み、気持ちよさそうに眠るカモたち。
よく見ると、目が開いているように見えませんか?
これは鳥の習性である半球睡眠の表れです。
カモは外敵を警戒するために、左右の脳半球を交互に眠らせることができるので、片方の目を開けながら眠っているのです。とても器用ですね。

ポカポカ陽気の中、森の中を元気に飛び回る蝶の名前はムラサキツバメ。
シジミチョウの仲間であるムラサキツバメは、全体が茶色に見えますが、一度翅を開くと、美しい紫色が現れることが特徴です。
地面にくっつくと、すっかり同化して馴染んでしまいますね。

秋風に揺られているのはエノコログサ。
風に揺れているところに猫がじゃれることから「猫じゃらし」と呼ばれ、多くの方に親しまれています。

9月21日(木)に江東区立平久小学校2年生の皆さんと教員、保護者の方々が「町たんけん」の授業の一環で「フジクラ 木場千年の森」へ来てくれました。
当日はフジクラの事業内容や千年の森に関する説明を行った後、小学生の皆さんが事前学習を通して考えてきてくださった質問にもお答えしました。
