株式会社フジクラ

  1. Home
  2. ニュースリリース
  3. フジクラ、MIT.nanoコンソーシアムに加盟

NEWS RELEASES

製品情報

フジクラ、MIT.nanoコンソーシアムに加盟

2020年10月15日
株式会社フジクラ

株式会社フジクラ(代表取締役社長:伊藤雅彦)は、MIT.nanoコンソーシアムに加盟したことを発表しました。

左から2人目 フジクラ 和田専務、4人目 MIT Bulović教授、5人目 フジクラ 山田所長

(写真左から2人目 フジクラ 和田専務、4人目 MIT Bulović教授、5人目 フジクラ 山田所長)

MIT.nanoは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が創設したナノサイエンス及びナノエンジニアリング分野に係る先端研究のための施設です。MITキャンパスの中心部に位置するこの施設は、ナノテクノロジー分野の研究を行う教員、研究者、学生、またはパートナーが、その研究の推進にあたって必要とする設備、特別な環境、および高度な技能を持つ技術スタッフによるサポートを提供しています。

フジクラにおいては、2019年に同社内に新設された先端基礎研究を行う新ユニットAdvanced Research Core(ARC)が中心となってMIT.nanoとの連携を推進していくこととなります。

ARCの所長である山田由美は、MIT.nanoへの参加について次のように述べています。
「今、私たちはデジタルトランスフォーメーションに囲まれた非常にエキサイティングな時代を迎えています。ARCでは、研究者が次の時代を切り拓くために、基礎・応用の両面から最先端の技術開発に取り組んでいます。ARCを代表して、MIT.nanoとともにナノテクノロジーの無限の可能性を探求し、世界を豊かにすることを楽しみにしています。」

また、MIT.nanoの創設者であるMITのVladimir Bulović教授は、
「フジクラは100年以上にわたり、人と人とのつながりを作ることをビジネスとしてきました。この精神は、コラボレーションによるイノベーションというMITの文化に完璧にマッチしています。これから、フジクラの新しい仲間がMITコミュニティやMIT.nanoコンソーシアムのメンバーとつながることを楽しみにしています」と述べています。

フジクラは今後、MIT.nanoで四半期ごとに開催される産業コンソーシアムの会合において、他のコンソーシアム参加企業12社とともにアドバイスを行い、MITでのナノスケールイノベーションの推進に貢献していきます。

MIT.nanoについて

MITの研究者を中心としたユーザーコミュニティですが、他の学術機関、産業界の協力者、MIT.nanoコンソーシアムのメンバー企業、その他の外部組織からもアクセスすることができます。MIT.nanoを介してリソースを共有することで、個々の研究室や部門では維持管理が困難な最先端の装置を手に入れることができます。また、20万平方フィートの広大な研究施設は、新しいナノ科学およびナノテクノロジーのツール、機器、プロセス、技術を再発明することができる専用のラボスペースを設置することで、MITは現在の最先端技術の枠を超えた研究を行うことができます。
詳細については、MIT.nanoのウェブサイト(https://mitnano.mit.edu )をご覧ください。

PAGE TOP