株式会社フジクラ

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ESG

環境

環境マネジメントシステム

グローバル環境活動推進体制

 グループの環境管理活動は、サステナビリティ戦略会議(※)の環境側面ワーキングチームである地球環境委員会がグローバルに統括しています。地球環境委員会は、環境経営に関する審議決定機関であり、委員長は環境担当役員(専務取締役)です。委員会では、気候変動を含む環境に関する年度・中期目標の策定、活動推進状況をモニタリングを行い、委員長の承認を受け、社長を委員長とするサステナビリティ戦略会議に報告します。重点テーマには専門部会を設け、施策立案や対策の横展開など、さまざまなサポートを行っています。
(※)2020年、CSR委員会を継承し、新たにサステナビリティ戦略会議を設立しました。

フジクラグループ環境管理活動推進体制

フジクラグループ環境情報収集システム EcoTrack

 フジクラグループは、環境情報収集システム「EcoTrack」により国内連結22社(100%)、海外連結45社(持株会社を除き65%)のエネルギー・水・化学物質の使用量、廃棄物量等の環境データおよび環境活動実績の収集を行っています。収集した環境データ・環境活動実績は集計・分析を行い、環境経営指標の策定に活用しています。また、集計・分析結果のグループ内での共有を通じて、環境負荷状況や低減活動成果の「見える化」を行っています。

フジクラグループ環境情報収集システム EcoTrack

環境教育

 フジクラグループは、社員一人ひとりが省エネやリサイクルなどの省資源活動に取り組み、更に日常の業務を通じて地球環境保護に努めるよう、全社員に対する環境教育を実施しています。新入社員研修で行う環境講座、事業所でのOJT、事業所・部課単位のISO14001教育、業務にかかわる専門的な教育などを定期的に行い、意識の向上を図っています。

本社・事業所での教育活動

(本社)内部環境監査員教育の実施

 本社では、11月に内部監査員に向けて社内での勉強会を開催しました。ISO14001規格の要求事項、内部監査員の責任と役割、実習にあたってのポイントの説明を行い理解を深めました。その後、実習として本社の内部監査に参加しました。今後も、内部監査員のレベルアップを図ります。

※画像は2019年度の様子

(佐倉事業所)新入社員教育の実施

 佐倉事業所では毎年、配属が決まった従業員に対して環境教育を実施しています。2020年度も4月(事業所採用者5月(本社採用者)に教育を実施しました。

(佐倉事業所)新入社員教育の実施

(佐倉事業所)廃棄物分別指導の実施

 研究開発部門などから多様な廃棄物が排出されます。それらの廃棄物を適正に委託するために、毎週2回(年間約100回)、廃棄物置場において廃棄物分別指導を実施しています。これにより従業員に分別の方法や重要性を教育していています。

(佐倉事業所)廃棄物分別指導の実施

(佐倉事業所)廃棄物白書の発行

 2019年度版廃棄物白書を発行しました。白書には廃棄物や有価物の発生数量と処理金額の他に廃棄物の分類等の情報を記載しています。白書は部門教育資料や改善活動のヒントとして有効利用されています。

(鈴鹿事業所)一般環境教育の実施

 鈴鹿事業所では、毎年全所員を対象に一般環境教育を実施しています。2019年度までは全体での集合教育で開催していましたが、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため職場単位で実施し、388名が受講しました。研修を通じて、省エネ推進や廃棄物削減などに理解と協力を得るとともに、一人ひとりの環境意識向上を図りました。

※画像は2019年度の様子

(沼津事業所)事業所排水監視業務保安員へ排水監視項目教育の実施

 沼津事業所排水の終末処理場の監視をしている保安員に排水監視項目について教育を実施しました。各項目について環境への影響、法規制等を理解することにより、監視業務に対する意識の向上を図りました。今後もルールに沿った監視業務を行い、異常時発生時には迅速に行動して行きます。

(沼津事業所)事業所排水監視業務保安員へ排水監視項目教育の実施

(石岡事業所)排水の監視・測定

 石岡事業所は、霞ケ浦に流れる川の流域に位置しており、その排水基準は国内で最も厳しい地域のひとつと思われます。そのために毎週の水質測定の他、終末排水桝では監視装置により、常時pH・油膜・濁度を監視し、更にA工場内のフジクラコンポーネンツとフジクラハイオプトの排水監視ピットにおいても、常時pHと油膜を監視して、茨城県および石岡市の排水基準値を超えた水を事業所外へ排水しないよう努力しています。

グループ会社での環境教育活動

(米沢電線)地域環境保全活動

 本社・郡山工場がある郡山市北部工業団地内の側溝や団地内道路のゴミ拾いを毎年春に実施しています。

地域環境保全活動

地域環境保全活動

(沼津熔銅)環境緊急対応訓練の実施

 沼津熔銅では、構内運搬車両からの油漏れ流出事故を想定し、構内作業者全員を対象に訓練を行いました。 環境事故ゼロを継続できるよう、特定された緊急事態に対し、毎年対応訓練を実施しています。

(沼津熔銅)ISO14001教育

(フジクラソリューションズ)新入社員教育の実施

 フジクラソリューションズでは、本年度の「ISO14001内部監査員教育」はコロナ禍の影響からMicrosoft Teamsを用いて11月に実施しました。内部監査員は、中堅社員をメインに登録するよう取組みを行っています。

(フジクラ電装)クリーン活動 工場近辺のごみ拾い

 フジクラ電装では地域貢献、環境活動の一環として本社工場近辺のごみ拾いを行いました。約70名の参加で25㎏のごみを回収できました。会社近辺が何となくきれいになり気分も良くなりました。今後もできる限り継続して参ります。

クリーン活動 工場近辺、河川敷のごみ拾い

(第一電子工業) 省エネ化の取組みとして照明をLEDに交換

 石橋本社事務所、倉庫の照明74台を省エネ化の取組として、消費電力削減の効果を見込めるLED照明に交換を致しました。電力削減量年間6,9KWH、効果金額18.6万円を見込んでおります。

(西日本電線)環境保全活動

 大分事業所では、環境月間(6月)行事の一環として、環境ポスターを募集・掲示し環境意識の啓発を図るとともに、全事業部門代表者による事業所北側(海側)3S清掃活動を実施しました。事業所に隣接する瀬戸内海へのごみ流出防止のため、不要品の撤去・除草などを行いました。実際に活動を行ったことで、参加者の環境保全意識の高まりが感じられました。

環境監査

 フジクラグループでは、国内グループの拠点に対し、環境担当役員・環境管理部門・施設管理部門で構成する監査チームの巡回による環境監査を定期的に実施しています。監査では、設備・廃棄物・危険物などの管理状況、条例や法規制の遵守状況の確認、環境トラブルの是正処置のフォローなど、環境負荷の低減活動を確認し、必要に応じ指導や支援を行い、各拠点の環境保全や管理のレベルアップに努めています。
 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、対面監査の実施を強力に制限し、㈱フジクラ佐倉事業所のみ実施しました。2021年度も同様な状況が継続するなか、実施方法を検討し、監査の実施を進めていきます。

2020年度の環境監査実施先

フジクラ 佐倉事業所
グループ会社

環境会計

 フジクラグループでは、環境保全活動の効果を定量的に評価するツールとして、環境省「環境会計ガイドライン」(2005年版)に準拠した環境会計を開示しています。このツールにより環境保全に関わる費用や効果を把握し、改善効果を評価し活用しています。

  • 対象期間:2020年4月から2021年3月
  • 対象範囲:フジクラおよびグループ会社20社
フジクラ 本社、佐倉事業所、鈴鹿事業所、沼津事業所、石岡事業所
グループ会社 西日本電線、米沢電線、フジクラ電装、第一電子工業、東北フジクラ、フジクラコンポーネンツ、フジクラハイオプト*、沼津熔銅、青森フジクラ金矢、シンシロケーブル、スズキ技研、フジクラプレシジョン、フジクラソリューションズ、フジクラ・ダイヤケーブル、富士資材加工、藤倉商事、フジクラファシリティーズ、フジクラエンジニアリング、フジクラ物流、ファイバーテック
*2019年5月より、社名を協栄線材からフジクラハイオプトに変更
  • コスト:

(単位:百万円)

項目 投資内容/取り組み内容 投資 費用
事業エリア内コスト
(公害防止コスト、地球環境保全コスト、資源循環コスト)
排ガス洗浄装置設置費・維持管理費、排水処理装置設置費・維持管理費、LED・Hf照明、フロン回収・破壊、母材製造能力向上、屋根断熱塗装、廃木ドラム再資源化 196.1 2991.5
上下流コスト 有害物質規制情報配信、梱包資材削減費等 0.0 5.3
管理活動コスト ISO審査費用、図書・教育費、展示会出展費用、緑化費、環境測定費等 11.1 379.5
研究開発コスト 環境配慮型製品の研究開発 19.0 920.3
社会活動コスト フジクラ木場千年の森管理等、事業所周辺の美化活動参加、地域団体への支援、納涼花火大会開催 1.8 15.7
環境損傷対応コスト 大気汚染負荷量賦課金、地震保険等 0.0 44.8
合 計 227.9 4357.2
  • 効果(実質的効果のみ、推定的効果は含まない):

(単位:百万円)

公害防止、地球環境保全効果 2.4
資源循環効果 187.5
上下流効果 0.0
管理活動効果 0.0
研究開発 41.6
社会活動効果 0.0
合 計 231.5

事業活動に伴う環境影響

 2020年度のフジクラおよび国内グループ各社の事業活動を通して環境に与えた主要な影響を示します。

事業活動に伴う環境影響

環境コンプライアンス

 法規制を遵守することはもとより、より厳しい自主基準値を設定し、日々の監視、定期的な測定、環境監査などを実施することで、大気や水系への化学物質などの排出を削減しています。また、設備の維持管理を強化し、設備対策などを事前に実施することで、自主基準値を超えることがないよう管理の徹底を図っています。

主な関連法

公害防止体制整備 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律
土地利用 工場立地法・都市計画法
大気汚染 大気汚染防止法、特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律
水質汚濁 水質汚濁防止法、下水道法、浄化槽法
騒音・振動・悪臭 騒音規制法、振動規制法、悪臭防止法
土壌汚染 土壌汚染対策法
危険有害物質 毒物および劇物取締法、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
従業員の安全 労働安全衛生法(特化則、有機則)、消防法(危険物関係)、高圧ガス保安法
地球温暖化防止 地球温暖化対策の推進に関する法律、エネルギーの使用の合理化等に関する法律、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律
廃棄物 廃棄物の処理および清掃に関する法律、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB廃棄物特別措置法)

環境活動とニアミス収集システム

 フジクラおよびグループ会社の環境に関するトラブル情報は、環境トラブル報告規程(2019年制定)に従い、迅速に集約し情報の共有により類似トラブルの再発防止を図っています。

環境に関する苦情対応

2020年度の件数・対応措置

 2020年度はフジクラ及びグループ会社において環境に関する苦情はありませんでした。

2020年度の違反有無

 2020年度はフジクラ及びグループ会社において環境に関する基準値違反が一件ありました。当社石岡事業所におきまして生物化学的酸素要求量(BOD)が石岡市の基準値を超過する事案が発生しました。本件を石岡市に報告するとともに、再発を防止するために、原因物質の除外設備の導入を計画しています。(2021年9月導入完了)

罰金・制裁措置の有無

 フジクラ事業所およびグループ会社において、環境に関する法令違反による罰金・制裁措置はありませんでした。

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