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フジクラグループ安全衛生基本方針

フジクラグループ安全衛生基本方針(2021年4月1日改訂)

 安全衛生管理は全ての活動の基本であり、大切な企業基盤、企業価値そのものです。
フジクラグループの経営者ならびに全ての従業員は、事業活動を進めるにあたり安全を最優先し、安全で働きやすい職場環境の実現と心身の健康保持増進に取り組みます。

フジクラグループは、

2021年4月1日
株式会社フジクラ
取締役社長CEO

フジクラグループ安全衛生活動推進体制

  フジクラグループ安全衛生活動は、安全担当役員である取締役が統括し、社長の責任のもと、推進しています。又、災害の発生を防止する為には設備の「本質安全化」が必要であるとの認識から、「EHS統括センター」が中心となり、グループガバナンスの強化、安全衛生管理のレベルアップを推進しています 。又、健康管理業務を担う「健康支援統括センター」 とも連携した活動を展開しています。

フジクラグループ安全衛生活動推進体制図

リスクアセスメントの推進

 安全衛生マネジメントシステムにおきましては、リスクアセスメントを主体としたプロアクティブな活動が、労働災害を減らすための重要な活動に位置づけられています。既に抽出済みのリスクに対してはリスク低減活動を継続実施しています。これと並行して、まだ認識できていないような潜在的なリスクを抽出する作業も進めており、「全てのリスクを許容可能なレベルにする。」を共通課題に安全文化が醸成されることを目標として終わりなき活動と考えています。

安全衛生巡視の取り組み

 2010年度よりOHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の運用を開始し、事業所相互による進捗の確認や仕組みの見直し及び拠点の安全巡視を実施し、安全レベルの底上げを進めてきました。国内グループ会社拠点は2016年度から、海外グループ会社拠点は2018年度から、「EHS統括センター」が拠点を訪問し、本質安全の考え方の浸透と各拠点における安全衛生活動の確認を目的として安全衛生巡視を行っています。2020年度は、コロナ禍により外出・訪問が困難ななかWEB会議形式でリモートによる安全衛生巡視を行いました。
※OHSMS: Occupational Health and Safety Management System

安全衛生活動のスローガンと活動

2021年度安全衛生活動のスローガン・柱

スローガン
「全員参加の相互啓発で、安全文化を着実に醸成しよう!」

 安全衛生活動を活性化し継続的な活動にするにはスローガンにもある「相互啓発」が不可欠です。これは、相互のコミュニケーションをさらに高め、お互いを尊重しあい、信頼関係を築いていくことが前提ですので、そのなかで認識や理解を深め、個々の能力を向上させることを意味しています。
 例えば、不安全行動やルール違反を見つけたらお互いにその場で注意しあい、注意された側は常に感謝の気持ちを持てる信頼関係が自然に生まれる職場文化を醸成していかなければなりません。
こうしたスローガンのもと、重点施策を拠点ごとの課題に照らし合わせ、安全で働きやすい職場環境の実現と、心身の健康保持増進にグループ一丸となって取り組みましょう。

2020年度の主な活動

 リスクアセスメントや安全巡視を活動の中心にフジクラグループ全拠点のリスク低減を進めています。また、フジクラ安全文化の醸成を目的にフジクラ及びグループ各社で働くすべての人の安全意識を高める活動も展開しています。2020年度は、その一環として、国内では、熱中症説明会や本質安全講習、危険体感教育を実施し、海外へは拠点管理者を対象とした安全衛生教育を実施しました。
 このような活動の方向性を合わせるため、マネジメントからのメッセージ伝達、各種情報の共有及びメンバーでの協議の機会として「フジクラグループ安全衛生会議」を2回開催しています。

2020年度の労働災害発生状況(休業度数率) フジクラ単体

2017年 2018年 2019年 2020年
フジクラ 0.18 0 0.34 0.37
電線・ケーブル製造業 0.65 0.87 0.23 0.92
製造業 1.02 1.2 1.2 1.21
出典:労働災害動向調査の概況(厚生労働省)

「安全を誓う日」の制定

 2016年4月に国内関係会社において死亡災害が1件発生致しました。失った大切な命を無駄にしないために、「もう二度と災害をおこさない」という安全に対する強い思いをフジクラグループ社員全員が誓う日として、災害発生日である4月11日をフジクラグループの「安全を誓う日」と制定し、併せて「安全の誓い」を発行致しました。 フジクラグループ国内外、全てのグループ会社に対し「安全を誓う日」(社長メッセージ)を配信し、安全に対し誓いを新たにしています。2017年度以降フジクラグループで死亡災害は発生していません。

安全の誓い

「指定重大災害」の取り組み

 フジクラグループでは、グループ各社で発生した災害情報を共有し類似災害防止へ向けて取り組んでいます。
 特に重大災害の恐れのある災害については、「指定重大災害」と位置つけ「指定重大災害グループ゚展開指示書」として、各社に対し調査や具体的なアクションを強く指示する取り組みを行っています。
2017年度、2018年度はそれぞれ2件の災害を「指定重大災害」として取り扱いましたが、2019年度以降の発生はありません。

防災活動

基本理念・方針

 フジクラグループは、2012年3月、「フジクラグループ事業継続ポリシー」を制定しました。さらにこのポリシーに基づく「フジクラグループ事業継続基本計画」、「本社機能事業継続計画」も併せて制定しています。

フジクラグループ事業継続ポリシー(2012年3月制定)

 フジクラグループは、以下の原則に従って、事業継続マネジメントを実践することにより、緊急事態発生時においても事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するとともに、商品とサービスの安定的な提供を実現します。

グループ災害対策本部訓練

 2020年2月7日にグループ災害対策本部訓練を実施しました。この訓練は、課題解決型の演習形式で、災害時の対策対応の行動の模擬を通して、グループ災害対策本部員の意識共有と災害対応力の質的な向上を目指すものです。
 全国各地における水害の多発や江東区においても氾濫、洪水の危険性が高まっていることも踏まえ、本社建屋が水没したとの想定で対応すべき事項を検討しました。訓練の最後に、専門家による評価を実施し、当社グループの事業継続計画(BCP)の改善に向けたチェックおよびアクションを確認しています。

本社災害対策本部訓練

 2020 年1月27日本社災害対策本部訓練を実施しました。この訓練の目的は、首都直下地震が発生した際、本社において災害対策本部を設置することとなりますが、その初動対応を実際に行うことにより、災害情報の集約と体制が有効に機能するかを目的に実施しています。
 訓練は、地震発生以降の対策本部各班員参集からスタートします。各班員の迅速な参集、本部機能に必要な機器の速やかな設置、機器の立ち上げ等を、本訓練を通じ確認・習得していきます。
 また、対策本部の活動も訓練項目に入っております。社員の安否確認、建物の状況、インフラ、周辺の交通状況等といった情報を収集し、発生する諸問題に対して、いかに迅速かつ正確に対応していくかも訓練を通じて体得していくことになります。
 今回の訓練では、活動中に本社内が停電になったことも想定し、訓練途中で非常用電源を使ったバックアップも実施しました。
 訓練終了後、各班より出ました反省と次回につながる改善点を確認し本社機能継続基本計画書(BCP)の改善につなげています。

本社災害対策本部訓練 画像1

本社災害対策本部訓練 画像2

フジクラ本社の防災訓練

 2019年 9月19日と10月2日の2回に分け、当社本社地区は、全部門および本社地区関係会社を対象に社員全員参加による避難訓練を実施しました。訓練の中では来客者の避難誘導や、負傷者応急手当の訓練を合わせて実施しました。

フジクラ本社の防災訓練

フジクラ本社の防災訓練

階段避難用車椅子講習会

 火災や地震によりエレベーターが停止して使えなくなった際、身体が不自由な社員や、負傷している社員をビルの上階から階段を使って建物外へと避難させる必要があります。フジクラ本社には、そのような場合でも、安全、迅速な避難が可能な「階段避難用具」を設置しています。2019 年11月6日、この避難用具の社員講習会を実施しました。

安否確認システムと携帯用防災カード

 フジクラは、「社員一人ひとりは、何ものにも替えがたいフジクラグループの大切な財産である」と考えています。この考えの下、フジクラは、近く予想されている南海トラフ巨大地震や首都直下地震など、大きな自然災害に備えた防災・減災へのさまざまな取り組みを行っています。それらの取り組み例として、安否確認システムや携帯可能な防災カードなどがあります。

安否確認システム

 フジクラは、2010年から災害時に社員や家族の安否を確認する安否確認システムを導入しています。このシステム運用の結果は、常に経営トップに報告されます。

携帯用防災カード

 フジクラは、震災等の大災害から身を守るために防災カードを全社員に配布しています。カードには、大地震発生時にとるべき行動(被災場所別)、防災への備えチェックリスト、安否確認システムへの回答などが記載されています。

事業所の取り組み

 鈴鹿事業所では、2019年10月9日に大規模地震発生を想定した事業所総合防災訓練を鈴鹿市消防署の指導のもとで実施しました。避難訓練の後、救護訓練や消火活動、自衛消防隊による放水訓練を行いました。「想定外の災害」に備えて、日々の訓練を積み重ねていきます。

鈴鹿事業所防災訓練

 沼津事業所では2019年9月26日に突発地震発生を想定した防災訓練を実施しました。
1次~2次避難訓練と消火訓練、また専門業者の方からAEDの使用方法のレクチャーを受けました。いざという時、冷静に対応出来るよう日頃から防災意識のさらなる向上を図ります。

沼津事業所防災訓練1

沼津事業所防災訓練2

 石岡事業所は、2019年9月13日に防災訓練を実施しました。
今年は、石岡消防署の指導の下、避難経路の見直しや、建物への放水作業や担架での負傷者救護など、より実践的な訓練を実施しました。
また、水消火器による消火訓練、消防署員によるAEDの使用説明などを受けました。
参加した社員全員が緊張感を持って、すべての訓練を適確に行うことができました。

石岡事業所の取組み

石岡事業所の取組み

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