株式会社フジクラ

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ESG

環境

揮発性有機化合物(VOC)の大気排出量削減

 VOCとは大気中でガス状となる有機化合物の総称で、人の健康に影響をおよぼす浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの原因物質といわれています。
 フジクラおよび国内グループ会社は、フジクラグループ2025環境管理活動指針において、VOCの大気放出量を削減する目標として、2021年度は「主要VOCの排出量原単位(売上高当たり)を2020年度比で1%以上改善(年1%以上改善)」を掲げています。
 2021年度のフジクラおよび国内グループ会社でのVOC排出量は49.4tで2020年度の 47.9tに対し3.1%増加しました。原単位は22.1t/億円で2020年度比0.6%改善と目標には若干未達となりました。
 2020度のコロナの影響による生産減少から、2021度は生産増加となり使用量も増加しましたが、①製造設備の洗浄方法の改善によりエタノールの使用量削減、②製造工程の排気からIPA回収、③製造設備の洗浄用トルエンの代替品導入、④VOCを使用する製品の生産中止 等の取り組みを引き続き実施していきます。

主なVOCの大気排出量

主なVOCの大気排出量の推移

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