株式会社フジクラ

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トップメッセージ

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株主の皆様へ

平素は、格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
当社グループの当期の概況につきましてご報告申し上げます。

伊藤雅彦

当期の業績について

2016年度のわが国経済は、企業収益と雇用・所得環境の改善を背景とした個人消費や設備投資の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移しました。海外は、米国は個人消費の増加や設備投資の復調などで景気の回復が続き、中国は各種政策効果により景気に持ち直しの動きが見られました。

2016年度の当社グループの業績は、売上高は前年度に比べ3.6%減少の6,537億円、営業利益は同4.9%増加の342億円となりました。前年度に対して円高基調で推移した為替の影響は売上、利益両面で下押し圧力となりました。

売上高は、光ファイバ・ケーブル及び光接続部品が北米と中国において前年度に比べ大幅な増収となりましたが、産業用電線は原材料である銅価格の下落の影響を受け減収となりました。FPC(フレキシブルプリント配線板)を中心とするエレクトロニクス事業と、自動車用ワイヤハーネスを中心とする自動車電装事業は、ほぼ横ばいとなりました。

利益面では、光ファイバ・ケーブル及び光接続部品が売上の増加を受けて前年度に比べて大幅な増益となりました。また、産業用電線は事業再編により承継した事業があり大幅な増益となりました。自動車用ワイヤハーネスは前年度に中国で行った構造改革の効果で増益となりました。一方、FPCは価格競争の激化と品種構成の変化に加えて円高の影響で材料価格が上昇したこと等により大幅な減益となり、光融着接続機は競争激化で大幅な減益となりました。

経常利益は、営業外収益40億円及び営業外費用57億円を計上し、前年度に比べ32.2%増加の325億円となりました。前年度は古河電気工業株式会社との合弁事業である株式会社ビスキャスの業績悪化により多額の持分法投資損失を計上しましたが、本年度に合弁を解消したこと等でこの損失が大幅に縮小しました。

特別利益としては投資有価証券の売却益等合計6億円を計上し、特別損失としては株式会社ビスキャスの合弁解消などに伴う事業構造改善費用及び自動車用ワイヤハーネスのカルテルに係る民事訴訟の和解金等合計48億円を計上しました。また、税金費用として総額113億円を計上しました。これには、タイ王国所在製造子会社の法人税に関して、未確定であった同国税務当局の見解が示されたことによる過年度法人税等27億円が含まれています。これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度から15億円増加の129億円となりました。

なお、自動車用ワイヤハーネスのカルテルに係る民事訴訟は、米国及びカナダの集団訴訟で和解したことにより、主要な賠償請求について決着したと考えています。

株主還元策として、昨年4月及び10月に自己株式の買付を行い、当年度内に合計14百万株、総額79億円を取得しました。

2017年度の業績予想について

2020中期経営計画の二年目となる2017年度の連結の事業計画は、売上高7,000億円(前年度比7.1%増)、営業利益380億円(同11.0%増)、経常利益360億円(同10.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度から71億円増益の200億円としました。

株主の皆様への利益還元は、配当性向20%を目処とする方針としております。1株当たりの配当は、前年度から4円増配の年14円(中間配当、期末配当とも7円)としました。

当社グループは、“つなぐ”テクノロジーを通して、「お客様から"ありがとう"と感謝され、社会からは高く評価され、社員は活き活きと仕事をしている」そのような企業グループを目指し、これからもより高い目標の実現を目指してグループ一丸となって邁進していきます。

株主の皆様におかれましては、当社グループへのより一層のご理解と今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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