株式会社フジクラ

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コーポレートガバナンス

コーポレートガバナンス

 当社は執行役員制度の採用により、執行責任の明確化と効率的なトップマネジメントの構築を図ると同時に、経営意思の形成過程での監視・監督が行いやすい監査役制度を採用しています。また、執行と監督の分離を進め、取締役の監視・監督機能を明確に位置付け、業務執行が法令・定款に適合するか管理して います。日常的な業務執行における内部統制活動は、内部監査部門、本社共通管理部門、各事業部門管理組織などが、業務執行過程で適法性・妥当性を常に管理することを原則としています。

 内部統制のための制度として、重要な経営情報の保存・管理については文書及び電子情報の管理規程を定めてこれを行い、また、リスク管理委員会を設けて全社共通のリスクについての検討やコンプライアンス体制の整備並びに内部通報制度の運用を行っています。

 企業集団としての統制については、個々のグループ会社は、それぞれ社内カンパニーが所管する会社として位置づけられており、当該カンパニーの長の執行責任の範囲として管理されます。各グループ会社はそれぞれリスク管理体制及びコンプライアンス体制を整備するとともに、カンパニーは所管するグループ会社との緊密な連絡体制の確保やグループ会社に対する指導・支援を通して連携強化を図り、グループとしての経営の管理制度向上を進めることとしています。

 監査役の業務監査をサポートし監査精度を向上させるための仕組みとしては、監査役を補助する使用人の任免、その執行部門からの独立性並びに監査役が必要とする情報へのアクセスなどに関して取締役の義務を定め、また、執行責任者との定期的な意見交換の場を設けて監査役がその要求を表明する機会を保証しています。また、グループ会社から当社監査役への報告体制整備等により監査役機能の強化を図っています。

独占禁止法の遵守

 2009年9月28日開催の取締役会にて、「フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラム」を決議しました。これは、独占禁止法の遵守について、改めて取締役社長が決意表明並びに全役員及び従業員への指示と同時に社内体制の整備を定めたものです。競合他社との接触に関する規程の制定や、営業や事業部門要員に対する独占禁止法教育等、社内体制の整備を進めています。

輸出管理

 国際的な安全保障の問題に目を向けますと、イラン、北朝鮮の核・ミサイル問題などが大きな国際問題となっています。わが国は、米国と並ぶハイテク製品・技術の主要輸出国です。国際的な平和と安全の維持のため、民間の汎用品が核兵器、化学兵器、生物兵器やその運搬手段のミサイルなどの大量破壊兵器等に利用されることのないように注意して輸出しなければなりません。

 また、地域の安全の維持を脅かすような通常兵器の過度な蓄積の防止のためにも民間の汎用品がその方面で利用されることのないように目を向けなければなりません。

 日本でも大量破壊兵器等にかかわる日本企業の不正輸出事件がメディアで大きく報道されたことがありました。このような不正行為は、地域の安全を脅かすだけでなく国家の信用を損ねることになります。企業にとっては法律上の処罰に止まらず、社会的・道義的責任を問われ社会的な制裁も受けることになります。

 当社は、国際的な平和と安全の維持を目的とした安全保障上の貿易管理を尊重し、外為法令の遵守及び社会的良識を持った誠実な企業活動の遂行という基本方針を大切にしています。

 当社では、輸出管理規程を設け、貨物・技術の該非判定、顧客との取引審査、法令改正の周知、社員への輸出管理教育、内部監査などの輸出管理体制を構築し、法令順守及び自主管理に努めています。また、国内・海外のグループ会社でも当社の輸出管理の基本方針を実施するため、輸出管理規程を設けて輸出管理を行っています。

 近年、日本では貨物の輸出や技術の提供を行うすべての事業者や大学を対象に、輸出管理を遵守するための輸出者等遵守基準を法律上で定め、明確に運用するよう義務付けました。輸出管理室では、国内外のグループ会社に対して、輸出管理への理解をより一層深めてもらうため、グループ会社を訪問して輸出管理の指導・啓蒙を行っています。

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