株式会社フジクラ

ESG

環境

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資源の有効活用と廃棄物削減

方針・ガイドライン

 投入資源を減らし資源の効率的な利用を推進します。生産に伴う廃棄物排出量を削減して、廃棄物ゼロエミッションを継続します。

目標

 国内連結対象会社において、廃棄物排出量を原単位で前年度比平均1%以上改善し、ゼロエミッションを継続します。

2016年度の取り組み

廃棄物のゼロエミッション

 当社グループは、ゼロエミッション活動を“生産活動から排出する廃棄物のうち最終処分量をゼロにすること”と定義しています。具体的には、生産工程での歩留まり(原材料に対する製品の比率)を上げて廃棄物の発生量を減らす(reduce)、使える材料は再度使う(reuse)、廃棄物を有効に使える業者を探し有効利用する(recycle)ことでゼロエミッションの達成を図っています。

2016年度の活動結果

リサイクルの量・率

 2016年度の当社グループ国内拠点は、事業再編により15年度から4拠点増加し27拠点になりました。排出された廃棄物等の総排出量は20,014トン(前年比2,929トン増加)、そのうち埋立処分量は63トン(前年比48トン増加)、埋立比率は0.31%で増加しました。
 前年度と同じ23拠点の集計では、総排出量は17,509トン(前年比424トン増加)、そのうち埋立処分量は7トン(前年比8トン削減)、埋立比率は0.04%(前年比0.05ポイント削減)でほぼゼロエミッションを達成しました。
 当社グループは今後27拠点で最終埋立をゼロとする完全ゼロエミションに取り組んでいきます。

フジクラグループ国内拠点廃棄物埋立率推移

グループの取り組み

マイカップ・マイボトルキャンペーン推進

 当社グループは、“人にやさしい、地球環境にもやさしい企業グループになる”ことをスローガンに各社で、各職場で、各人で省資源・省エネルギー活動を推進しています。その活動の一つに「マイカップ・マイボトルキャンペーン」があります。ペットボトルの購入、また紙コップの使用を安易にしない生活を習慣としようとするものです。イントラネット内のCSRサイトで定期的に職場単位、また個人として「おすすめ!マイカップ/マイボトル」のコーナーに登場してもらい、キャンペーンの推進を呼びかけています。このリレーでつないでいくキャンペーンコーナーは7年目となりました。

マイカップ・マイボトルキャンペーン推進

エコキャップキャンペーン推進

 当社グループは、ペットボトルのキャップを集めてCO2の削減と途上国の子供たちにワクチンを贈る「エコキャップ収集活動」を7年前から進めています。これらの集めたエコキャップは、NPO(非営利団体)を通じてリサイクル業者に販売され、再生されたプラスチック材料でバケツや子供用の玩具などのリサイクル製品へと生まれ変わります。私たちは、これからもこの活動を続けると共にグループ内にさらに広げるキャンペーンを行っています。
 当社グループが、2016年度にペットボトルのキャップを収集した個数は3.4万個です。
   ①途上国の子供へワクチンを寄付した数:67人分
   ②エコキャップのリサイクルでCO2の削減量:246.3kg

エコキャップキャンペーン推進

エコキャップキャンペーン推進

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