フジクラ・アカデミーの人財育成の基本理念・方針
当社グループは、創業から120年の歴史を経て第3の創業期に入りました。2005年に企業の経営理念を一新し、“つなぐ”テクノロジーを通じ、顧客の価値創造と社会に貢献する企業グループを目指しています。これに伴い、当社グループの全員が、「一人ひとりが主役」として行動し、世界で通用する有能な人財集団を形成すべく、2006年にフジクラ・アカデミーを発足しました。
人財育成の考え方
人財育成の中心は、各職場で行われる「OJT(On the JobTraining)」、「OFF-JT(集合研修)」、「自己啓発」、「ジョブローテーション」の4本の柱で構成され、これらを支える基盤が「人財を育てる風土・土壌づくり」です。
フジクラ・アカデミーでは、教育の基本はあくまでも職場でのOJTであることを踏まえ、職場における人財育成を支援するための研修プログラムを企画・運営しています。“気づき”を与えることに重点を置いて、OJTでは不足しがちな分野の教育や、職場単位ではできない全社横断的なカリキュラムを実施しています。また、自己啓発を活性化・支援するために、通信教育、eラーニングも用意しています。
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教育制度
必修(階層別)研修
「新入社員」「入社2年目」「入社3年目」「OJT」「係長研修」「新任管理職研修」等のステージごとに受けるプログラムと、人事制度を支える管理者に対して実施する「評価者研修」等のプログラムを用意しています。
選抜研修
次世代経営者を育成するための、経営塾をはじめとして、製造分野、業務分野のそれぞれ分野ごとのリーダーを育成する「リーダー研修」を用意しています。
選択研修
「プレゼンテーション」「英語プレゼンテーション」「コミュニケーション」「経営」「財務」等の自分の能力向上に意欲的な人や上司に推薦された人などが積極的に受け入れられるように色々なプログラムを用意しています。
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自己啓発
通信教育・外部研修
語学教育
フェロー認定制度
当社では、技術・研究開発分野において、誰もが認める卓越した専門性と優れた人格を持ち、顕著な業績を上げた者や社外で極めて高い学術評価を得た者を、「フェロー(特別研究者)」として認定し、役員クラス同等の処遇をしています。現在3名の「フェロー(特別研究者)」が活躍しており、技術・研究開発分野においてさらなる高みを目指す社員の模範的存在となっています。
人材育成活動
当社は、2014年度にフジクラ・アカデミーの必須研修・語学研修などの人財育成研修、また関係部門が担当するコンプライアンス研修やリスクマネジメント研修など数多くの研修が行われ、社員の受講者数は延べ2万6千人となりました。
2014年度 研修・セミナー実績(フジクラ)
〔単位:人〕
人財育成活動実績
〔年度:2014年度〕
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【人財育成活動の主な内容】
グローバル人材育成
当社グループは、24の国と地域に5万人を超える社員が先進的で有用性の高い商品とソリューションを継続的に開発するために、日夜“つなぐ”テクノロジーの分野で顧客に信頼されるものづくりに取り組んでいます。この取り組みをさらに高めて行くためには、グローバルに活躍ができるグローバル人材が重要で、そのための人材育成の活動は、当社グループの未来へとつながる経営の重要な柱の一つです。
方針・目標
主な活動
海外現場力育成学校
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ものづくり・ムダどり
当社グループでは、2009年度から「全員参加の(ものづくりでの)ムダ取り活動」を開始しました。製造部門及び間接部門の社員がチーム単位で改善活動を行っています。例えば、間接部門のムダどりでは、国内グループ会社で約590のチームが編成され、省エネや5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)から業務改善テーマまで取り組んいて、大きな成果をあげています。毎年5月には、グローバルフジクラ改善発表会が開催され、海外からのチームも参加して改善成果を発表しています。
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世界で通用する人財創出の活動
グローバル人材育成のために以下のような取り組みを進めています。