生物多様性
生物多様性への取り組み
当社及びグループ会社は、“人にやさしい、地球環境にもやさしい企業グループ”を目指しています。2012年度は、『フジクラグループ生物多様性確保ガイドライン』を設定し、その運用をスタートしました。生物多様性とは、生態系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性を含んで、地球上に存在する生きものたちの豊かな生態系や“つながり”のことです。全ての生きものは、直接的、間接的にお互いに支えあって生きています。この「生物多様性」によってもたらされる多くの恵みによって私たちの命も暮らしも支えられています。私たちは、このことをグループ社員一人ひとりがしっかり認識するとともに私たちの事業活動に中で『フジクラグループ生物多様性確保ガイドライン』の実践を進めていきます。
フジクラグループ生物多様性確保ガイドライン
フジクラグループの取り組み
生きもの調査
2010年11月に東京都江東区木場にオープンした「フジクラ 木場千年の森」は多くの生きものたちでいっぱいです。私たちは、オープンと同時に園内の生きものの調査を開始しました。調査を進めているものは、①四季の花、②草・木、③植物の実、④飛来した鳥、⑤飛来した昆虫、⑥魚たち、⑦水草、⑧見つけた外来植物、の8項目で年度毎の確認と生態調査をデータ化しています。2013年5月現在で243種を登録しています。
【調査した「千年の森」の生きもの】
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また、2013年度から「グループ生物多様性確保ガイドライン」に基づき、当社各事業所でも生きもの調査を開始しています。
「千年の森通信」と通信員
自然が少ない東京都心の木場に2010年11月にオープンした『フジクラ 木場千年の森』ですが、フジクラグループCSR委員会は、一緒に見守り育ててくれる社員、応援してしてくれる社員「千年の森通信員」を募集し、多くの社員の応募がありました。千年の森通信員には、四季折々の季節の便り「千年の森通信」を定期的に配信しています。
社員ボランティアで子供向けサイトを企画
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子供向け新サイト「いきものワンダーランド」オープン
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ビオガーデン 「フジクラ 木場千年の森」
都心に息づく自然溢れる『フジクラ 木場千年の森』
この『フジクラ 木場千年の森』は、2010年11月に東京・木場の当社本社横に創設されたビオトープとガーデンの両方の機能を持つ地域コミュニティのための自然空間です。創設のきっかけは、地元の学校や地域の方々からの緑化の要望でした。地元の行政機関の特別な配慮もあり実現しました。広さは2200m2で2つの池やそれを繋ぐ小川、浮島、遊歩道などがあり、数百年前の武蔵野台地の豊かな森や林を再現しています。私たちは、地域の皆様と共に四季折々の豊かな自然を末永く護っていくために「フジクラ 木場千年の森」と命名しました。
【開園の時間】 |
4月~9月 7:00 ~18:00 10月~3月 7:00 ~17:00 ※入場は無料 |
【場所】 | 深川ギャザリア内(江東区木場1-5-1) |
【ホームページ】 | http://www.forest1000.fujikura.jp/ |
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「生きもの図鑑」をパネル展示
当社は、「フジクラ 木場千年の森」の生きものたちを本社ロビーにビオトープの説明と共にパネルにして展示し、ご来社のお客様や社員に紹介しています。ご覧になられた方が、「これ全部が千年の森に実際にいた生きものですか」「東京にも多くの鳥や昆虫がいるんですね」と驚かれていました。
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「ビオトープ」説明会
初夏のような陽射しと5月の風が「千年の森」の木々の間からやさしく流れてくる5月26日の日曜日、「フジクラ 木場千年の森」において『ビオトープ説明会2013』を開催しました。今回初めてとなる説明会開催です。説明員は社員ボランティアです。この日のために、社員ボランティアは「千年の森」を調査し研究を重ねて臨みました。会場には社員とご家族、また地域の方など70人程の参加がありました。来場された方から「ここはビオトープで、公園ではなかったんですね」、「数百年前の自然をここで再現しようとする企業としての活動はとても素晴らしいですね」などのお話を頂きました。
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