環境
社会
人的資本
- 人権
- 人財育成
- グローバルな人財育成
- 多様な人材・働き方の多様性
- 企業の価値を高める健康経営
- 安全衛生
- 安全衛生
- 事業継続
- 事業継続計画(BCP・BCM)
- コミュニケーション
- 調達活動
- ステークホルダーエンゲージメント
- 社会貢献活動
ガバナンス
技術力
基本的な考え方
「人財無くして成長なし」との考えから、社員一人ひとりの成長が会社としての成長と企業価値向上をもたらし、それが社員のモチベーションやエンゲージメントを一層高める好循環を作っていくことを目指し、多様な人財が活躍できる組織づくりを進めています。
グローバルビジネスを支える人財育成
フジクラグループには、世界の20を超える国と地域に約5万人の社員がいます。私たちは、先進的で有用性の高い商品とソリューションを継続的に開発するため、日々"つなぐ"テクノロジー™の分野で顧客に信頼されるものづくりに取り組んでいます。この取り組みをさらに高めて行くためには、グローバルに活躍ができる人財が重要で、そのための人財育成の活動は、フジクラグループの未来へとつながる経営の重要な柱の一つです。
方針
「世界で通用する人財を創出するために、グローバルビジネスの一翼を担う自覚のもと、主体的に職務に当たる人財を確保し育成する」
目標
- 採用の拡大と配属の適材適所化。
- グローバルなローテーション
- キャリア支援
- グローバル共通の評価と育成の仕組み作り
- グローバルな社内教育ネットワークとトレーニングシステム
人財育成の基本理念・方針
グループHRMビジョンのもと、国籍・人種・性別・宗教・年齢などに関わらず、多様な人財を対象に、「一人ひとりが主役」として行動できる当事者意識を醸成し、お互いを尊重し、協力・激励しながら変革を主導する有能な人財を育成する。
人財育成の考え方
人財育成は、各職場での実践を通じた学び(OJT)を中心に据えつつ、「目標管理(MBO)・評価」と「育成」を有機的に結びつけたトータルシステムとして構築しています。継続的な評価サイクルを通じて、本人と上司が「個人の強みや課題」を認識・共有し、さらなる成長へとつなげていきます。
また、社内公募制度である「キャリアチャレンジ制度」を導入し、社員一人ひとりが自身のキャリアプランを実現しやすい人事制度を整備しました。これにより、自主性を育み、主体的かつ自律的なキャリア開発を促進しています。

人財育成プログラム
テーマ | プログラム内容 | |
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1.キャリア開発支援 | 1.キャリア・スタートアップ支援 |
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2.選択研修 | 昇格制度や評価制度を通じて、上司とともにキャリアステージや役割ごとに必要な知識・スキルを特定し、個別キャリア開発計画を立案し、ニーズに応じた豊富なプログラム(外部の集合研修、eラーニング、通信教育など)を受講できる環境の整備(例)論理思考系、コミュニケーションスキル系、問題解決系、チーム・組織運営系、経営・マネジメント系、語学系、IT系 | |
3.公募研修 | 外部団体主催の階層別研修に社内で参加者を公募して派遣(同世代の他社人財との交流の機会) | |
4.新任管理職研修 | 管理職登用を自身のキャリア上の節目として捉え、今後も長く続くキャリア及びライフを考える機会の提供 | |
5.新任ライン長研修 | ラインマネジメントに必要な知識・スキルを体系的・実践的に習得する場として開講(「目標管理・評価」、「マネージャーの役割」等の科目) | |
6.経営人財育成プログラム | 重要ポジションの後継候補者育成及び、経営人財基盤を中期的に厚くする為の選抜型育成プログラムを実施 | |
2.コンプライアンス系プログラム | 企業人としての社会的責任に関する各種研修(公正取引関係、輸出管理関係、労務関係、安全衛生、ハラスメント防止、メンタルヘルス、健康管理、BCP・BCM、リスクマネジメント) | |
3.業務専門系プログラム | 関係部門が担当する専門教育(品質・ものづくり、環境、知財、法務、労務、会計、ブランドロゴなど) | |
4.その他 | 経営理念浸透活動など |
フジクラは、全社共通の集合研修、通信教育・eラーニングや自己啓発支援プログラムなどの人財育成研修、また関係部門が担当する専門教育(品質・ものづくり、知財、法務)、コンプライアンス研修やリスクマネジメント研修など数多くの研修を実施しています。
自己啓発の推進
テーマ | 内容 |
---|---|
通信教育/eラーニング/外部研修 |
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動画学習サービス |
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語学教育 |
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社員のインセンティブを高める活動
フジクラグループは、多様な人財がその能力を最大限に発揮できる環境を創出し、企業価値の向上を実現するために、社員のインセンティブを高めるための活動とその活動を支える制度があります。このような制度は初代社長・松本留吉から続いているものもあります。
制度 | 制度の概要 | |
---|---|---|
1 | 自己啓発学習制度 | 社員が自身のキャリアに必要な内容を自らいつでも学ぶことができる制度(自律的なキャリア形成サポートの一部として自己啓発学習の機会を拡充) |
2 | キャリアチャレンジ制度 | 社内のイントラネットで公募し、希望する社員を募る制度 (外部採用を必要とする際、並行して公募による社内リソースを検討することが特徴) |
3 | 博士号取得支援制度 | 研究開発に従事する社員に対し、博士の学位取得をサポートする制度 |
4 | 社長表彰制度 | 業績向上等に寄与した社員・グループに賞状・報奨金を授与する制度) |
5 | パテントマイスター制度 | 特許件数の上位者に報奨金授与する制度 |
6 | 提案表彰制度 | 優秀提案に対して表彰する制度 |
7 | キャリアアップ支援制度 | 昇格者を対象としたキャリア面談の実施 |
8 | 「匠」認定制度 | 技術継承となる高度熟練技術者に「匠」の称号を与える制度 |
9 | 海外拠点企業内転勤制度 | グローバルな人財育成のため、各拠点の人財がフジクラ本社等で勤務する制度 |
10 | フェロー認定制度※ | 研究開発等で卓越した専門性や優れた人格で専門職として極めて大きな役割を担う社員を処遇する制度 |
11 | キャリア採用における社員紹介制度 | 社員の紹介による採用を制度化することで幅広く人財を採用できる機会を創出する制度 |
※フェロー認定制度
誰もが認める卓越した専門性と、優れた人格を持ち合わせ、技術・研究開発分野等において極めて大きな役割を果たす専門職社員を「フェロー」として認定し、管理職として最上位クラスの処遇を行っています。