Phase.5　フジクライズム

創造的に仕事をしよう！挑戦的に仕事をしよう！そして決してあきらめない！それがフジクライズムだ。

1975年に共同研究がスタートしてから10年。実質的に完全競争の場であった。この研究は、ほぼフジクラの勝ち越しというカタチで一応の区切りがつく。初志貫徹、「ライバルに勝ちたい！」という想いは、見事に叶ったのである。しかもそれは国内ライバルのみならず、世界の競合相手にも一歩も引けをとらない「フジクラ流デファクト・スタンダード（事実上の標準）」創造のプロセスの証明にもなった。フジクラの勝ち越しの要因は何か……それは創造的に仕事をしよう！挑戦的に仕事をしよう！そして決してあきらめない！このフジクライズムを徹底的に貫き、不退転の決意で望んだゆえの結果である。

ソリッドフォトニックバンドファイバフジクラの勝利は、光ファイバと光ファイバケーブルだけに限らない。例えば、今や世界シェアNo.1となっている「融着接続機」、「光伝送用コンポーネント」「光伝送機器」および「光測定器」、さらには光通信のトータルシステムの構築でも先進的な役割を果たしている。また、最先端の技術領域でも、例えば、水分「0」のファイバの実用化、「分散マネジメントファイバ」「パンダファイバ等機能性ファイバ」「フォトニックバンドギャップファイバ」の開発など、フジクラは“光”の可能性をさらに広げる技術実績で、世界をリードし続けている……。