
さまざまな分野で期待される超電導技術。フジクラは長年に渡り研究・開発に取り組み、世界初の技術革新を何度も重ねてきました。超電導が切り拓く新しい社会の実現に貢献するフジクラの歴史を紹介します。
昭 和
1970 昭和45年 NbTi系超電導線材の研究開発を開始
1975 昭和50年 Nb3Sn系超電導線材の研究開発を開始
1985 昭和60年 電子技術総合技術研究所と先進超電導磁石開発に着手
1986 昭和61年 酸化物系高温超電導体が発見され、直ちに高温超電導線材化研究を開始
1987 昭和62年 超電導発電機の国家プロジェクト (Super-GM)に参画
1988 昭和63年 超電導応用基盤技術研究開発プロジェクト(第一期)に参画
平 成
1991
平成3年
世界初
イオンビームアシスト蒸着法(IBAD法)による2軸配向中間層
製膜技術を開発
世界初
イオンビームアシスト蒸着法(IBAD法)による2軸配向中間層 製膜技術を開発1998 平成10年 「IBAD法による高特性Yイットリウム系超電導テープの開発」において未踏科学技術協会より第2回超伝導科学技術賞受賞
1999
平成11年
イットリウム系超電導線材開発プロジェクトに参画
「気相法によるイットリウム系超電導線材の開発」において応用物理学会より第21回応用物理学会賞受賞
イットリウム系超電導線材開発プロジェクトに参画
「気相法によるイットリウム系超電導線材の開発」において応用物理学会より第21回応用物理学会賞受賞
2000 平成12年 交流超電導電力機器基盤技術研究開発プロジェクトに参画
2001
平成13年
世界初
10mのイットリウム系超電導線材を開発
世界初
10mのイットリウム系超電導線材を開発2003 平成15年 超電導応用基盤技術研究開発プロジェクト(第二期)に参画
2004
平成16年
世界初
100m級のイットリウム系超電導線材を開発
世界初
100m級のイットリウム系超電導線材を開発
2005
平成17年
世界初
200m級のイットリウム系超電導線材を開発
世界初
200m級のイットリウム系超電導線材を開発
2008
平成20年
イットリウム系超電導電力機器技術開発プロジェクトに参画
世界記録
350A×504m(Ic×L)の超電導線材を開発
イットリウム系超電導電力機器技術開発プロジェクトに参画
世界記録
350A×504m(Ic×L)の超電導線材を開発2009 平成21年 超電導線材の販売を開始
2011
平成23年
世界記録
372A×816m(Ic×L)の超電導線材を開発
世界記録
372A×816m(Ic×L)の超電導線材を開発2012 平成24年 Φ20cm室温ボア径イットリウム系5T高温超電導マグネットの開発に成功
2013 平成25年 「400 kJ級レアアース123系5T高温超伝導マグネットの開発」において未踏科学技術協会より第17回超伝導科学技術賞受賞
2014 平成26年 「φ20cm室温ボアレアアース系5T高温超電導マグネットの開発」において低温工学・超電導学会より技術進歩賞受賞
2016
平成28年
高温超電導実用化促進技術開発プロジェクトに参画
発明協会より二十一世紀発明賞および二十一世紀発明貢献賞受賞
高温超電導実用化促進技術開発プロジェクトに参画
発明協会より二十一世紀発明賞および二十一世紀発明貢献賞受賞
2017 平成29年 低温工学・超電導学会より工業技術業績賞受賞
令 和
2020
令和2年
1.2GHz 高分解能NMR用超高磁場超電導磁石の実用化に貢献
飯島康裕博士がIEEEより"Dr. James Wong Award賞"を受賞
1.2GHz 高分解能NMR用超高磁場超電導磁石の実用化に貢献
飯島康裕博士がIEEEより"Dr. James Wong Award賞"を受賞
2022 令和4年 品質マネジメントシステム国際規格ISO9001の認証取得
2023 令和5年 米国Commonwealth Fusion Systems (CFS)にレアアース系高温超電導線材の納入を開始
2024 令和6年 京都大学発スタートアップ企業 京都フュージョニアリングに出資
2025
令和7年
東京大学と民間企業8社とともに社会連携講座を開設
英国UK Industrial Fusion Solutions
Ltd.(UKIFS)と高温超電導線材の供給に関するフレームワーク契約を締結
京都フュージョニアリングと協業し、英国原子力公社のHTSマグネット領域の研究推進プロジェクト(第一ステージ)を完遂
東京大学と民間企業8社とともに社会連携講座を開設
英国UK Industrial Fusion Solutions
Ltd.(UKIFS)と高温超電導線材の供給に関するフレームワーク契約を締結
京都フュージョニアリングと協業し、英国原子力公社のHTSマグネット領域の研究推進プロジェクト(第一ステージ)を完遂