電気自動車用急速充電ケーブルコネクタ

製品概要

電気自動車(EV)の普及には充電時間の短縮が課題の一つとなっています。充電時間を短縮するには充電電流を増やす必要がありますが、充電ケーブルコネクタ内の発熱量が増大するという問題が発生します。一方、ケーブルの導体サイズを大きくすれば発熱量を抑制できますが、ケーブルの重量やサイズが増加し、充電時の操作性が悪化してしまいます。
そこで、ケーブルの導体サイズを大きくすることなく充電電流を増大させるために、液体冷媒をケーブルコネクタ内に循環させることで効率よく排熱する液冷技術を適用した液冷ケーブルコネクタを開発しました。これにより、操作性を損わない重量やサイズで従来の3倍強の定格充電電流を実現しています。

特長

  • ケーブルおよびコネクタ内に冷媒を循環させて充電時の発熱を排熱する液冷技術による重量低減および小型化