この度弊社R&D及びファイバレーザ事業部は、NEDO経済安全保障重要技術育成プログラム^（＊）の成果を活用し高出力SM-FLの開発を進め、実運用にあたり加工検討用のファイバレーザを提供する運びとなりました。

　従来3kWまでが主流のSM-FLの高出力化、更には従来モデルとの比較で出射端までのデリバリケーブル長尺化を実現したことにより、より一層の使用性の向上及び加工の効率化、費用削減に寄与できるものと考えています。

　今回のFLはCFRPなどの難切削部材への適用が可能と見られ、核融合をはじめ、レーザの幅広い運用を研究しておられる株式会社EX-Fusion殿へ提供する予定です。

＊NEDO（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）の経済安全保障重要技術育成プログラム／高効率・高品質レーザー加工技術の開発／高出力ファイバーレーザー

委託先：川崎重工業株式会社　　再委託先：株式会社フジクラ