超多心光ケーブル向けクロージャを販売開始 2018年12月4日 株式会社フジクラ(取締役社長 伊藤雅彦)は、超多心光ケーブル向けクロージャを販売開始いたしました。 収容可能な最大光ファイバ心数は3,456心と超多心でありながら、光ファイバ収容トレーのサイズやクロージャ内の配線ルートを工夫することにより可能な限り小型な製品となっております。超多心光ケーブル向けにはインライン型(直線接続)・ポット型の2タイプをラインナップとして揃えてあります。狭いマンホール内の設置や海外ではよく目にする電柱への据え付けなど配線環境に合わせた設置が可能です。 近年、データセンタの増設に伴い、超多心光ケーブルの布設が活況です。当社でも、3,456心や6,912心Wrapping Tube Cable®(WTC®)といった超多心光ケーブルをリリースしています。このように光ケーブルの多心化が進む中、超多心光ケーブルを布設、接続、分岐するため、超多心光ケーブル用クロージャは必要不可欠です。 当社は3,456心に留まらずさらに多心の6,912心向けクロージャも鋭意開発中です。200μm素線による12心間欠固定型光ファイバリボンSpider Web Ribbon®(SWR®)を前提に、3,456心クロージャと同等サイズで6,912心の光ファイバを収容するため、多心専用細径融着補強材の採用、新コンセプトのファイバ保護チューブなどの開発を進めております。今後も超多心光ケーブル接続や成端に対応する先進的な製品の開発に邁進いたします。 ●ポット型クロージャ(FSCO-BUW) サイズ H700 mm × Φ285 mm 重量 7 ㎏ 収容可能なケーブル外径 10 - 30 mm 収容可能なケーブル本数 最大8本 融着トレイ 24トレイ ●直線接続型クロージャ(FSCO-TN-HA) サイズ H250 mm × L620 mm × W300 mm 重量 11 ㎏ 収容可能なケーブル外径 8 - 33 mm 収容可能なケーブル本数 最大6本 融着トレイ 24トレイ