国際的な環境イニシアティブ「RE100」に加盟~フジクラグループ環境長期ビジョン2050の達成を加速~ 株式会社フジクラ 2019年10月7日 株式会社フジクラ(取締役社長 伊藤雅彦)は、国際NGOであるThe Climate Group * 1がCDPとのパートナーシップにより主導する、RE100 * 2に加盟しました。 RE100は事業活動で使用する電力を再生可能エネルギー100%に変換することを目的としたイニシアティブであり、世界中で204社(2019年10月7日現在)が加盟しています。 当社は、2050年までに事業活動から排出されるCO2をゼロにすることを含む「フジクラグループ環境長期ビジョン2050」*3を制定しており、今回のRE100加盟を機に、再生可能エネルギーの導入を進めることで長期ビジョンの達成を加速し、国連持続可能な開発目標(SDGs)*4の課題である気候変動リスクの緩和にも貢献していきます。 ■フジクラグループの再エネ由来電力利用目標 目 標:2050年までに100% 中間目標:2040年までに90% ■The Climate Group RE100ヘッド、サム・キミンズ氏からのメッセージ 私たちはフジクラのRE100加盟を歓迎します。フジクラはグローバルで事業を行う、持続可能性を確保するために重要な対策を講じている企業です。フジクラはRE100のコミットメントを行う24番目の日本企業であり、日本から再生可能エネルギーの需要シグナルが確実に強まり、再生可能エネルギーの勢いが増すことを楽しみにしています。 注釈: 1.The Climate Group The Climate Group は2004年に設立された国際的な非営利組織で、ロンドン、ニューデリー、ニューヨークにオフィスがある。The Climate Groupの使命は、気候変動への行動を加速させて、地球温暖化を1.5℃以下とし、すべての人々が繁栄する世界を達成させることである。The Climate Groupは、グローバルな市場と、政策転換を行う企業と、政府との強力なネットワークを構築し、革新的なソリューションにて使命を達成する。当社のビジネスは、We Mean Business連合の一環として提供され、エネルギー生産性(EP100)、再生可能電力(RE100)、電気自動車(EV100)に関するビジネスイニシアチブを主導している。 2.RE100 The Climate GroupがCDPと共同で率いるRE100は、100%再生可能エネルギーにコミットしている世界で最も影響力のあるイニシアチブである。再生可能エネルギーの導入は、ビジネス上の賢明な判断であり、エネルギーコストをより抑制しながら企業が排出削減目標を達成できるよう支援する。 Global Fortune 500企業を含むRE100メンバーの総収益は5.4兆米ドルを超え、情報技術から自動車製造まで、さまざまな分野で事業を展開している。RE100メンバーは、クリーンな経済への移行を加速させるために、エネルギー政策の立案者と投資家に、再生可能エネルギー導入を促す強力なサインを送る。 3.フジクラグループ環境長期ビジョン2050 フジクラグループが2016年に制定した、2050年の未来を見据えて環境負荷の最少化に向けた「4つのチャレンジ」を含む長期ビジョン。 【チャレンジ1】工場CO2排出総量「2050年ゼロチャレンジ」 【チャレンジ2】工場の水使用の最小化と排水管理 【チャレンジ3】工場の人と自然の共生 【チャレンジ4】資源の有効活用と資源循環 4.国連持続可能な開発目標(SDGs) SDGsとは,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標。SDGsの17個の目標には、「7:クリーンエネルギー」「13:気候変動」など、地球環境保護に関するものが含まれる。 関連リンク フジクラグループ環境長期ビジョン2050 http://www.fujikura.co.jp/csr/environmental/index.html 本件に関する問い合わせ先 総務・広報部 電話:03-5606-1110