プレスリリース
2026年 社長 新年のメッセージ(社員向け要旨)
あけましておめでとうございます。
2025年を振り返ると、国際社会が依然として多くの地政学的課題を抱え、ウクライナ情勢や中東の対立構造の長期化など、不安定な状況が続きました。主要国の政権交代や政策転換もあり、世界の政治・経済環境は大きく変動し、為替・金利・物価も大きく揺れ動き、企業経営を取り巻く環境は不確実性が一段と高まった一年でした。
一方、国内では持続的な賃上げや堅調な設備投資、消費の回復など、経済全体を下支えする動きがみられ、日経平均株価は史上初の5万円台を記録するなど、前向きな動きも確認されました。
<当社の業績について>
上期は生成AIの普及・拡大によるデータセンタ投資が活況となり、情報通信事業部門の利益が計画を大きく上回りました。エレクトロニクス事業部門は生産性改善の遅れや競争激化の影響で減益となりましたが、自動車事業部門は黒字基調を維持し、エネルギー事業部門も国内の電線需要が堅調に推移し、かつ好採算製品の出荷増や売価改善で増益を確保しました。これらの結果、全社の上期実績は計画比で大幅な増収増益となり、売上高・営業利益・経常利益はいずれも上期として過去最高を達成しました。
上期の進捗を踏まえ、下期は業績予想を上方修正しました。この結果、2025年度の業績見通しは、売上高1兆1,090億円、営業利益1,790億円、経常利益1,840億円、当期純利益1,320億円と、いずれも過去最高を更新する見込みです。売上高は初の1兆円超、当期純利益も初の1,000億円超となる見通しです。
<安全について>
当社グループは、2016年4月に発生した重大災害を契機に、本質安全化に取り組んできました。安全はすべての業務に優先される最優先事項です。少しでも気になることがあれば、ためらうことなく仲間や上司と共有してください。「許容できないリスクのない」安全な職場の実現に向け、一人ひとりの安全意識の向上に、強い決意で取り組んでいきましょう。
<2026年を迎えるにあたり>
本年は新たな中期経営計画がスタートする節目の年となります。現在策定中の次期中期経営計画は、2028年度までの3カ年計画とし、5月に発表を予定しています。
当社はこの5年間で大きな変化を遂げ、業績も拡大し、社内外からの期待も高まっています。そのような中、私たちは将来に向けた重要な分岐点に立っています。変化を止めれば、かつての姿に戻る危うさもあります。だからこそ、次期中期経営計画では「攻めの選択と集中」に舵を切り、成長分野へのリソース投入を加速させていきます。
これからも、新しいことに挑戦する「進取の精神」と、高度な技術を探求する「技術のフジクラ」をDNAに、顧客価値の創造と社会貢献を通じて、未来ある高収益企業を目指し挑戦し続けます。皆さん、共に頑張りましょう。
