株式会社フジクラ

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ESG

環境

資源の有効活用と廃棄物削減

方針・ガイドライン

 フジクラグループ環境管理活動指針第5版「廃棄物ゼロエミッション」およびフジクラグループ環境長期ビジョン2050「資源の有効活用と資源循環」にもとづき、資源の効率的な利用を推進し生産に伴う廃棄物排出量を削減します。
フジクラグループでは、廃棄物ゼロエミッションを“事業活動で排出する廃棄物について、直接最終処分及び単純焼却する量をゼロにすること”と定義しています。

目標

 国内連結対象会社において、①廃棄物排出量の原単位を、2015年度比で年1%以上改善 ②廃棄物ゼロエミッションの継続を目標とし取り組んでいます。

2019年度の取り組み

廃棄物排出量の削減

 生産工程での歩留まり(原材料に対する製品の比率)を上げて屑発生量を減らす(Reduce)、製品の運搬に使用する木製ドラム・パレット等を回収して再利用する(Reuse)、また、鉄、アルミニウムの金属屑、プラスチック屑等で可能なものを有価物として業者に売却する(Recycle)ことで廃棄物量の削減を図っています。

廃棄物のゼロエミッション

 各拠点において廃棄物の分別活動を精力的に行い、直接最終処分量の削減や再資源化を推進しています。また、廃棄物処分に際しては、可能な限り、リサイクルが出来る処分業者を選定し、非リサイクル量(直接最終処分及び単純焼却の総量)の削減に努めています。 

国内の総排出量とリサイクル率

 フジクラグループ国内拠点の廃棄物及び有価物の総排出量は17,738トン(前年比1,283トン削減)となりました。そのうちリサイクル量は17,619トン、非リサイクル量(直接最終処分及び単純焼却の総量)は119トン(前年比47トン増加)、非リサイクル率は0.67%(リサイクル率は99.33%)となり、前年度の0.38%に比較し増加しました。
 非リサイクル量の増加は、昨年同様に外国政府による廃プラスチック輸入禁止政策により、国内のリサイクル処理能力が不足となりグループ会社の廃プラスチックの一部を直接最終処分又は単純焼却しなければならなくなったためです。

フジクラ国内グループのリサイクル量とリサイクル率

フジクラ国内グループのリサイクル量とリサイクル率

フジクラ国内グループ廃棄物等の総排出量推移

フジクラ国内グループ廃棄物等の総排出量推移

     ※グループ再編により2016年度より拠点増加

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