株式会社フジクラ

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ESG

環境

揮発性有機化合物(VOC)の大気排出量削減

 VOCとは大気中でガス状となる有機化合物の総称で、人の健康に影響をおよぼす浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの原因物質といわれています。
 フジクラおよび国内グループ会社は、フジクラグループ環境管理活動指針において、VOCの大気放出量を削減する目標として、2019年度は「主要VOCの排出量原単位(売上高当たり)を2015年度比で4%以上改善(年1%以上改善)」を掲げています。
 2019年度のフジクラおよび国内グループ会社でのVOC排出量は65.1tで2015年度の 75.2tに対し11.1%削減しました。しかし原単位は27.2t/億円で2015年度比2.4%改善と目標には到達できませんでした。なお、2016年度以降は排出量が増加、及び原単位が悪化しましたが、削減の取り組みを継続し、2019年度には2015年度と同等レベルに低減することが出来ました。
 近年の取り組みとしては、①製造設備の洗浄方法の改善によりエタノールの使用量削減、②製造工程の排気からIPA回収、③製造設備の洗浄用トルエンの代替品導入、④VOCを使用する製品の生産中止 等です。

主なVOCの大気排出量

主なVOCの大気排出量の推移

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