SDGs達成へ向けた取り組み
SDGsとは
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択され、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。 |
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優先課題の特定
フジクラグループでは、SDG Compassを活用してSDGs達成に向けた取り組みを進めるため、優先課題の特定を行いました。優先課題の特定は3つの手順で行い、6項目を選択しました。
SDG Compassの5つのステップ
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フジクラグループが注力する6つのSDGs目標
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優先課題の特定ステップ
①フジクラグループCSR基本方針で定めた「4つの重点分野」および「CSR重点方策2020」とSDGsで定める17の目標との関係を整理
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②マテリアリティ・マトリックス分析を使い、SDGsの各目標を「ステークホルダーの関心事」及び「自社事業への影響度」の2軸で検討
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③サプライチェーンSDGsマッピング分析
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SDGs推進活動
社内啓発
・経営トップによるSDGsコミットメント
フジクラグループのSDGs への取り組みを加速するための一環として、SDGs達成に向けてフジクラグループは何ができるのかを、役員からのコミットメントをリレー方式で発信しています。
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・新入社員向けをはじめとしたSDGs研修
新入社員をはじめとした階層別にSDGsをテーマとした研修を行っています。新入社員は、グループごとにSDGsの目標を選択し、その目標達成ひ一人ひとりがどのような貢献ができるかを考えるワークショップを行いました。
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・事業所の環境計画にSDGsの貢献を追加
フジクラ佐倉事業所では、既存の環境実施計画書にSDGsのアイコンを追加しました。
フジクラはSDGs達成に向けた取り組みを進めており、環境実施計画書の各課題はSDGsと関連性が高く、その取り組みがSDGs達成に貢献すると考えています。この度、社内啓発の一環として、環境実施計画書の改正を行いました。計画の実施部門ごとに活動と関わるSDGsアイコンを選定し、環境活動とSDGsのつながりを自分事として捉えることで、活動を更に推進していきます。
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・その他
CSR活動を紹介する社内ブログの記事にかかわるSDGsロゴを掲載
新入社員をはじめ、階層別でSDGsを推進するためのディスカッションを実施
フジクラ製品に関連するSDGSsロゴを掲載し、社会課題解決の意識を啓発
社内報などの後方ツールを通じて、SDGsの理解と取り組みをグローバルに展開
社外発信
・定期発行している技術誌に関わるSDGsロゴを掲載
・統合報告書やCSRウェブサイトで取り組みを積極的に開示
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社外との連携
・りそなホールディングス様との共同研修開催
当社は本社が同じ江東区木場にあるりそなホールディングス様の社員と一緒に食のSDGsを学ぶ研修を共同で開催しました。
エシカルフードについて他社の方との交流など、今までにない形でSDGsを考える良い機会となりました。
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事業活動を通じた社会課題の解決(CSV)
自社の利益成長とともにSDGs達成に貢献するための戦略として、CSVを進めています。CSVとは企業が本業を通じて、社会価値を向上(社会課題解決)し、経済価値(利益)も得る活動のことと定義されています。フジクラグループはこれまでも社会課題解決のための事業活動を続けてきましたが、2017年を「フジクラグループCSV元年」とし、CSVを本格的に考えるスタートの年としました。
バリューチェーン上で関わるSDGsのマッピングとCSV戦略
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