資源の有効活用と廃棄物削減
方針・ガイドライン
フジクラグループ環境管理活動指針第5版「廃棄物ゼロエミッション」およびフジクラグループ環境長期ビジョン2050「資源の有効活用と資源循環」にもとづき、資源の効率的な利用を推進し生産に伴う廃棄物排出量を削減します。
フジクラグループでは、廃棄物ゼロエミッションを“生産活動から排出する廃棄物のうち最終処分量をゼロにすること”と定義しています。
目標
国内連結対象会社において、①廃棄物排出量の原単位を、2015年度比で年1%以上改善 ②廃棄物ゼロエミッションの継続を目標とし取り組んでいます。
2017年度の取り組み
廃棄物のゼロエミッション
生産工程での歩留まり(原材料に対する製品の比率)を上げて廃棄物の発生量を減らす(reduce)、製品の運搬に使用する木製ドラム・パレット等を回収して再利用する(reuse)、廃棄物のプラスチックを固形燃料の原料として、また銅・アルミなどの金属は有価物として業者に売却する(recycle)ことでゼロエミッションの達成を図っています。
2017年度の活動結果
国内の総排出量と最終処分比率
フジクラグループ国内27拠点の廃棄物等の総排出量は19,561トン(前年比453トン削減)となりました。そのうちリサイクル量は19,528トン、最終処分量33トン(前年比30トン削減)、最終処分比率は0.17%となり、前年度の0.31%に比較し減少しました。
また、フジクラグループにおいて重大な漏出はありませんでした。そのほか、有害廃棄物として、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物は法令に従って管理し、期限内の処理を進めるために、輸送を行いました。
フジクラ国内グループのリサイクル量とリサイクル率
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フジクラ国内グループ廃棄物総排出量推移
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マイカップ・マイボトルキャンペーン推進
フジクラグループは、“人にやさしい、地球環境にもやさしい企業グループになる”ことをスローガンに、省資源・省エネルギー活動を推進しています。その活動の一つに「マイカップ・マイボトルキャンペーン」があります。これは、ペットボトルの購入や紙コップを使用を控える生活を習慣化しようとするものです。イントラネット内のCSRサイトで定期的に職場単位、また個人として「おすすめ!マイカップ/マイボトル」のコーナーに登場してもらい、キャンペーンの推進を呼びかけています。このリレーでつないでいくキャンペーンコーナーは8年目となりました。 |
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