株式会社フジクラ

ESG

環境

環境

化学物質管理

PRTR法第1種指定科学物質の排出・移動取扱量

 当社および国内グループ会社で製品原材料や製造工程で使用された化学物質のうち、PRTR法※で定められた取扱量1t以上の指定化学物質は、毎年各事業所より国に排出・移動量を届け出ています。2016年度の当社および国内グループ会社19事業所での第1種指定化学物質の排出量は6t、移動量は19tでした。なお、当社グループは、環境管理活動指針第5版にPRTR取扱量削減の目標(主要環境負荷物質の排出移動量を2015年度比で年1%以上削減)を掲げ、使用量削減に取り組んできました。
排出・移動量は33.8トン⇒32.2トンで4.6%の削減を達成しました。
 PRTR法が改正され2010年度より従来の354物質から462物質に指定化学物質が見直されました。2016年度における当社および国内グループ会社19事業所での第1種指定化学物質の取扱量は817tでした。2016年度は、2015年度に比べて溶剤や可塑剤の使用量を削減したことで、取扱量を7%削減しました。 主な取り扱い物質であるアンチモンや鉛化合物、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)などはプラスチックやゴム材料の添加剤として、キシレン、トルエンなどはインキ溶剤や運搬車輌用のガソリン等に使われています。これらの化学物質の排出・移動量を削減する取り組みとして製品の非鉛化やエコ化、代替材料への転換を進めています。

  • PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律

PRTR法第1種指定科学物質の排出・移動取扱量

PAGE TOP