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CSR

CSR報告書

フジクラグループCSR報告書2013
〔ISO26000 中核主題〕 環境

環境監査

社内環境監査

当社国内グループの各製造事業所に対し、巡回による環境監査を定期的に実施しています。設備・廃棄物・危険物などの管理状況、条例や法規制の遵守状況などを確認するとともに、環境負荷の低減活動を確認し、必要に応じ指導や支援を行い、各製造事業所の環境保全活動の標準化やレベルアップに努めています。

2012年度実施サイト

フジクラ 佐倉事業所、鈴鹿事業所、沼津事業所、石岡事業所
関連会社 (株)青森フジクラ金矢、西日本電線(株)、フジクラプレシジョン(株)、シスコム(株)、(株)スズキ技研、沼津熔銅(株)、協栄線材(株)、(株)フジクラコンポーネンツ石岡事業所、(株)ビスキャス石岡事業所、米沢電線(株)郡山事業所、(株)フジクラコンポーネンツ佐倉事業所

佐倉事業所

佐倉事業所

鈴鹿事業所

鈴鹿事業所

沼津熔銅

沼津熔銅

西日本電線

西日本電線

スズキ技研

スズキ技研

環境会計

当社グループでは、環境保全活動の効果を定量的に評価するツールとして、環境省「環境会計ガイドライン」(2005年版)に準拠した環境会計を開示しています。このツールにより環境保全に関わる費用や効果を把握し、改善効果を評価し活用しています。

環境コスト

対象範囲(フジクラおよび関連17社) 対象期間2012年4月から2013年3月まで

フジクラ 本社
佐倉
鈴鹿
沼津事業所
関連会社 西日本電線
米沢電線
第一電子工業
東北フジクラ
フジクラコンポーネンツ
協栄線材
沼津熔銅
青森フジクラ金矢
シンシロケーブル
スズキ技研
フジクラプレシジョン
シスコム
富士資材加工
武蔵金線
藤倉商事
フジ工営
フジクラエンジニアリング

(単位:百万円)

投資内容/取り組み内容 投資 費用
事業エリア内コスト
(公害防止コスト、地球環境保全コスト、資源循環コスト)
排ガス洗浄装置、省エネ設備、フロン回収・破壊、樹脂屑リサイクル、アスベスト対応工事等 168.8 1,187.3
上下流コスト 有害物質規制情報配信、撤去ケーブル解体費など 0.0 17.7
管理活動コスト ISO審査費用、図書・教育費、展示会出展費用、緑化費、環境測定費等 0.9 379.8
研究開発コスト 新製品R&D 397.4 968.0
社会活動コスト 事業所周辺の美化活動参加、地域団体への支援 0.0 6.7
環境損傷対応コスト 大気汚染負荷量賦課金支払いなど 0.0 89.9
合 計 567.0 2649.4

効果(実質的効果のみ、推定的効果は含まない)

公害防止、地球環境保全効果 9.7
資源循環効果 253.8
上下流効果 2.0
管理活動効果 0.0
研究開発 45.8
社会活動効果 0.0
合 計 311.3

事業活動に伴う環境影響

2012年度の当社および国内グループ各社の事業活動を通して環境に与えた主要な影響を示します。

事業活動に伴う環境影響

環境教育

一人ひとりが省エネルギーやリサイクルなどの省資源活動に取り組み、さらに日常の業務を通じて地球環境保護に努めるよう、全従業員に対する環境教育を実施しています。新入社員研修で行う環境講座、事業所でのOJT、事業所・部課単位のISO14001教育、業務にかかわる専門的な教育などを定期的に行い、意識の向上を図っています。

本社

本社/環境活動勉強会

新年度となった4月、本社/深川地区の各職場の環境責任者を対象に環境活動に関する勉強会を開催しました。前年度の環境活動の結果や今年度の環境活動の目標計画などを全員で確認すると共に目標達成に向けた環境活動への取り組みを確認しました。2012年度は、各職場の環境責任者をリード役に全員でオフィスでの省エネ活動や廃棄物削減によるゼロエミッション、文房具のグリーン購入などに取り組みました。

本社/環境活動勉強会

事業所

佐倉事業所/緑地調査の研修

佐倉事業所では2012年度の従業員研修で敷地内の緑地帯有効活用を目的に現地調査を行いました。調査した場所には、一部、自然林がそのまま残っているところもあり、いろいろな生き物の棲息地となっています。大半の従業員が初めて立ち入ったとのことで、敷地内にこんなところがあったのかと驚いていました。生物多様性を確保しながら、自然との触れ合いの場としてどのように整備し、有効活用できるかを今後、検討して行きます。

佐倉事業所/緑地調査の研修

鈴鹿事業所/環境一般教育

毎年年度初めに、鈴鹿地区内で働く協力会社従業員を含む全従業員を対象に環境一般教育を実施しています。
内容は、事業所長から環境に対する取り組み方などの講話を行い、その後担当者より、前年度環境活動の反省と今年度の活動テーマ及び法改正など最近の環境動向についても周知の要請などを行い、環境意識の向上を図るとともに環境トラブル防止に努めました。

鈴鹿事業所/環境一般教育

グループ会社

第一電子工業/CSR教育

毎年、管理職を対象にCSR説明会を実施しています。フジクラグループのCSR理念から始まり、第一電子工業株式会社のCSR活動について説明をし、CSRの活動指針の定着を図っています。
 内容は、「社会側面」「環境側面」「経営側面」の3つの側面の活動項目について、それらの必要性、具体的な活動目標と目標達成のための計画について教育を行ない、受講者の認識も深まりました。
 これらの啓蒙活動を含めた教育は、今後対象者を中堅社員に広げ、更にCSR活動の浸透を進めていく予定です。

第一電子工業/CSR教育