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フジクラの歩み

創業 1885

(明治18年)

フジクラの歴史始まる

フジクラグループのDNA

1885年の創業以来、フジクラグループのDNAとして受け継がれる「進取の精神」と「技術のフジクラ」。
このDNAの下、現在に至るまで優れた技術力、社会変化への適応力、お客様との信頼関係を大切にしてきました。
世界では今後も大きな変革が進むとともに多様な技術革新が起こる。こういった社会の変化や技術の進展が
あるところには私たちの優れた活かせる機会が必ずある。
これからもフジクラグループは"つなぐ"テクノロジー™を通じ、顧客の価値創造と社会に貢献します。

1885
創業

「進取の精神」に充ちあふれていたと伝わる
創業者 藤倉善八

フジクラの歴史は、1885年に藤倉善八が、銅・絹巻線の製造に乗り出した時に
始まります。
善八は、1883年に日本橋通りで公開されたアーク燈の点燈を見て電気に興味を抱き、
電気の時代が来ることを予見しました。
そのころ善八は、神田淡路町で編組事業をしており、その組紐が電線被覆の編組技術に
似ていることから電線事業を始めました。
ゴム被覆線の研究にも着手した善八は、松本留吉や中内春吉と協力して事業を拡大し、
先進の技術で信頼性の高い製品を世に送り出しました。

「進取の精神」に充ちあふれていたと伝わる
創業者 藤倉善八

「進取の精神」に充ちあふれていたと伝わる
創業者 藤倉善八

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1885

1901
藤倉電線護謨合名会社設立

1910
藤倉電線株式会社設立

「技術のフジクラ」の基礎を確立
初代社長 松本留吉

藤倉善八の末弟で、ゴム被覆線の研究をともにおこなっていた
松本留吉は、善八が死去すると、その後継者として善八の個人企業を
会社組織とし、1901年に藤倉電線護謨合名会社を設立しました。
その後、精力的な努力もあり、電線事業はますます発展し、
現在に受けつかれる「技術のフジクラ」を確立させていきます。
1910年に、電線事業を拡大する必要から、電線事業を分離し、
藤倉電線株式会社(現在の株式会社フジクラ)が誕生しました。

「技術のフジクラ」の基礎を確立
初代社長 松本留吉

「技術のフジクラ」の基礎を確立
初代社長 松本留吉

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1885

1919
知的障がい者施設
「藤倉学園」(伊豆大島)創設

社会貢献の技術を築き、事業発展に貢献した技術者 中内春吉

藤倉善八の実弟で、中内家の養子となった中内春吉は、
善八の電線事業を手伝い、製造技術の改良などを行い、
製造技術の発展に寄与しました。
当時、外国からの供給に頼っていた電気用絶縁紙・電信用鑚孔紙の
研究や国産絶縁紙の開発など携わり、創業以来経営を支えました。
晩年は慈善事業の遂行に取り組み、1919年にフジクラの社会貢献の
原点である知的障がい者施設「藤倉学園」を伊豆大島に設立しました。

社会貢献の技術を築き、事業発展に貢献した技術者 中内春吉

社会貢献の技術を築き、事業発展に貢献した
技術者 中内春吉

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現事業につながる多角化を展開

フジクラグループはエネルギー・情報通信事業を中心にグローバルに多角化を展開していき、"つなぐ"テクノロジー™の分野で更なる技術開発と市場開拓を続け、現在につながっています。

ネットワーク 123

世界各地にグループ会社を展開し、多分野で革新を推進。グループ全体でシナジーを生み出し、価値ある商品、ソリューションを提供しています。

従業員数 50254

(連結)(2024年3月31日)

フジクラグループの従業員は日本国内にとどまらず、世界各国で活躍しています。

売上高 7998億円

売上高 日本国内28%、海外72%

フジクラグループは、革新と技術力を活かし、堅実な成長を遂げ、
グローバル市場での強固な競争力を持ち、安定した業績を維持しています。
さらに、環境対応型の製品開発や
持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、未来に向けて着実な成長を目指しています。

フジクラグループの事業領域

フジクラグループは、長年培ってきた"つなぐ"テクノロジー™を通じ、
様々な事業領域でグローバルに事業を展開してきました。
これからも高品質な製品・サービスを提供し、社会の持続的な成長に
貢献していきます。

情報通信事業

情報インフラ基盤構築の
ソリューション提供

事業内容を見る

エレクトロニクス事業

高度な精密加工技術で
最先端アプリケーションを創出

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自動車事業

変革期にある自動車産業に
ソリューション提供

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エネルギー事業

社会の基盤を支える
インフラ製品を供給

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不動産事業

旧深川工場跡地を最大活用し、
地域活性化に貢献

事業内容を見る

目標達成のために注力する
革新的事業領域

  1. 情報インフラInformation Infrastructure

    革新的な光技術をベースとした光配線ソリューションと将来の高速無線通信技術によって、高度情報化社会実現のためのインフラ基盤の構築に貢献。

"つなぐ"
テクノロジー™
  1. 情報ストレージInformation Storage

    ユニークな電子部品技術や超高密度光配線技術で、膨大な情報をストレージするデータセンタの構築に貢献。

  2. 情報端末Information Terminal

    高精細な電子部品や配線・実装技術で、高速大容量かつ高機能な情報端末の進化に貢献。次世代車も情報端末と捉える。

こんなところにフジクラ製品

フジクラグループは、1885年の創業以来、電線・ケーブル製造で培った"つなぐ"テクノロジー™で、暮らしと社会の幅広い分野に製品を送り出すことで、快適で持続可能な社会の実現を目指しています。

エネルギー

送電線に加わる風圧荷重を大幅に低減、強い風の台風から送電鉄塔を守り、電力の安定供給に貢献

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情報通信

基地局から届く電波を光ケーブル等によって複数のアンテナに分配し、大規模商業施設やスタジアム、空港、地下構内といった大勢の人が集まる限られたエリア内での高速・高品質のデータ通信を可能に

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自動車

自動車電装システムに対して安心・安全・最適な電源分配を担うジョイントヒューズボックスおよびワイヤハーネス。高度化する電装システムの実現に貢献

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情報通信

データセンタ間の超多心光ケーブルを低損失・低反射で接続することに貢献

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情報通信

細径・軽量化により、配線スペースの有効活用および布設の省力化を高め、データセンタの大容量化に貢献

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エレクトロニクス

データ量の爆発的増加に伴い、精密加工・微細加工技術を活かしてHDDの大容量化に貢献

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自動車

EVの普及に伴い充電時間の短縮が課題となっています。従来のものより充電時間を短縮でき、EV化を推進しカーボンニュートラルの実現に貢献

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エレクトロニクス

「半導体の発熱」の課題を、冷却技術で解決しデータセンタのエネルギー効率向上に貢献

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情報通信

データセンタ内の莫大な数の光配線を低損失で接続可能な多心光コネクタが貢献

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エレクトロニクス

高細線・多層化技術によりモバイル機器の小型軽量化・高機能化に貢献

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