フジクラのSWR®は世界中の通信技術を支えます

フジクラのSWR®は
世界中の
通信技術を支えます。

フジクラ独自の技術で開発した革新的な光ファイバリボンSWR®（Spider Web Ribbon®）。
「びよーん」と広がるSWR®を束ねてケーブルにすることで、究極のケーブル構造を持つWTC®（Wrapping Tube Cable®）が生まれました。
フジクラは継続的な技術革新により、光ネットワークの基盤構築を通じ、高度デジタル化社会の実現に貢献しています。

Spider
Web Ribbon^®

SWR®（Spider Web Ribbon®）

一本が髪の毛ほど細い光ファイバを横一列に並べ、光ファイバ同士を一定間隔で接着した光ファイバリボン。
両側の光ファイバを持って広げるとクモの巣のように見えることからSpider Web Ribbon®（SWR®）と名付けました。
WTC®（Wrapping Tube Cable®）

SWR®を束ねて組み合わせ、さらにテープで覆ってケーブル内に収納した光ファイバケーブル。
SWR®がもつ特長により、スロットと呼ばれるプラスチックの棒をケーブル内部に使わないので、これまでと比べて圧倒的な細さと軽さを実現しています。
この構造からWrapping Tube Cable®（WTC®）と名付けました。

Wrapping
Tube Cable^®

快適な通信環境で
生活を豊かに

いまや私たちの生活において、インターネット環境は欠かせないものとなっています。
最近ではAIを活用したさまざまなサービスも提供され、ますます便利になっています。
快適なネット環境の実現には、大容量のデータを瞬時に送ることができる光ファイバ技術が役立っています。
フジクラの光ファイバケーブルはこれからも皆さまに快適な通信環境を提供し、生活を豊かにしていきます。

未来を変える光技術、
SWR^®/WTC^®の真価

これまでにない圧倒的な
細径化と軽量化を実現

光ファイバケーブルの中にはたくさんの光ファイバが入っています。
これまでは横一列に並べた光ファイバ同士を端から端まで全体を樹脂で覆い、リボン上にしたものをケーブルに入れることが一般的でした。ですが、このリボンは平らな方向にしか曲げられず、曲げるためにケーブルの中にスロットを入れる必要があり、ケーブルが太く重くなりがちでした。
私たちは、長年培ってきた高度な光開発技術と生産技術により、光ファイバ同士を一定間隔で接着する技術を確立し、網目のような構造をもたせ、自由な方向に曲げることができる革新的な光ファイバリボンを開発しました。

従来の光ファイバリボン

全長に渡り接着

SWR®（Spider Web Ribbon®）

一定間隔で接着

SWR®の特長は、その形を自由に曲げられることにより、これまでケーブルの中にあったスロットが不要になった点にあります。
このSWR®は、これまでに比べ光ファイバケーブルの中に高い密度で入れることができるので圧倒的に細く軽くなります。

街の中では狭いスペースの中を通さなければならない場合がありますが、私たちのWTC®はそのような場所でもたくさんの光ファイバを通すことができるので、高速・大容量の快適な通信環境を提供することができます。

また、これまでの光ファイバケーブルと同じ太さであれば、より多くの光ファイバを入れられることにもなります。
生成AIの普及を背景に世界の通信量は日々増大し、光ファイバ通信網の更なる増強が求められています。これまでの何倍にも通信容量を増やすことができるWTC®が、その課題を解決します。

従来型

テープスロット型光ファイバケーブル

新型

WTC®
（Wrapping Tube Cable®）

SWR®/WTC®は、使用する
材料の削減や、布設に要する
エネルギーの削減により
環境負荷を低減します

ケーブルを細く軽くできるということは、使用する材料、製造に使用する電力が少なくなるということ。
輸送時に従来よりも1台のトラックにより多く積むことができるので、CO2の削減など地球環境の保護に貢献できます。

技術のフジクラ

創業者藤倉善八より培ってきたフジクラのDNA。
フジクラは技術の力で先進的でそれまで社会にない有用な製品を作り続けてました。
「これで世界が変わる」 SWR®/WTC®を開発した担当者は自身のデスクで市販の接着剤を使い手作業で完成させた時こう思ったそうです。
その形状がクモの巣のようにも見えることから、「スパイダー・ウェブ・リボン（SWR®）」と名付け、商標登録しました。