CSR

CSR統合報告書

フジクラグループCSR統合報告書2016

〔ISO26000 中核主題〕環境

環境管理活動指針

フジクラグループ環境管理活動指針4、5版

2015年度は、フジクラグループの2015中期経営計画の最終の年です。私たちは、この中期計画に基づいて策定した「フジクラグループ環境管理活動指針4版」の目標を達成すべく精力的に活動を推進してきました。また、2016年度から2020年度までの「2020中期経営計画」が策定され、それに基づいた「フジクラグループ環境管理活動指針5版」を策定し、新たな中期経営目標に向けた活動をスタートしました。

2015年度活動結果、2020中期目標

○・・・達成　△・・・改善されたが未達　×・・・未達

ISO26000 中核主題	重点分野	環境管理活動指針4版中期目標（2011－2015年度）	2015年度活動実績	評価
環境	温暖化防止	CO₂総排出量削減国内　2015年度において、2012年度比＋4.3％以内に抑える	国内の生産・非生産拠点でのCO₂排出量は2012年度比△1％と削減した。	○
		省エネ：エネルギー原単位改善国内　生産性原単位：年2.0％以上　オフィス：年1.0％以上の改善海外　生産性原単位：年1.0％以上　オフィス：年1.0％以上の改善	省エネによるエネルギー原単位は、国内　生産性原単位：年0.8％改善　　　　オフィス　　　　：年0.8％改善海外　生産性原単位：年11.0％改善　　　　オフィス　　　　：年2.2％改善	△
		国内　製品物流に要するエネルギー原単位を年1％以上改善	過去5年間の原単位平均で1.25％削減した。	○
	廃棄物ゼロエミッション	国内　完全ゼロエミッション（埋立ゼロ）の達成海外　各国の状況を把握して目標を設定する	国内生産拠点での埋立量はゼロになりゼロエミッションを達成した。（2016年4月）	○
	廃棄物ゼロエミッション	国内　梱包資材削減量合計で毎年7000トン以上を継続する	国内生産拠点での梱包資材の再利用や通箱で削減したみなし量は9,153トンで目標達成した。	○
	省資源＆リサイクル	国内　水の使用量の削減	国内生産拠点での水の使用量は2734km³	○
	環境負荷物質削減	国内　主要環境負荷物質取扱量2010年度比10％以上削減	国内生産拠点での年間1t/年以上のPRTR取扱量は、2010年度比47％の削減となった。	○
	揮発性有機化合物（VOC）の排出削減	国内　主要VOCの大気排出量を2010年度比10％以上削減	国内生産拠点での主要VOCの大気排出量は2010年度比26％の削減となった。	○
	環境対応製品拡大	環境配慮型製品の登録件数（製品環境アセスメント実施件数）を毎年60件以上とする	環境配慮型製品64件（2011年度～2015年度累計で412件）登録した。	○
	汚染予防・グリーン調達	サプライチェーンでの製品含有化学物質管理を推進する（グリーン調達及び高懸念物質管理の推進）	環境負荷物質の新管理システムの使用を開始し、社内関連部門への展開を図っている。	○
	生物多様性の確保	生物多様性ガイドラインにより目標を設定し、生物多様性の確保を図る	東京都「江戸のみどり復活事業」に参画し、2年間の活動を完了した。社員による千年の森（ビオトープ）での生物モニタリング結果のまとめを東京都へ報告。また、国内事業所の生物調査等を展開している。	○

取り組みの区分	重点分野	環境管理活動指針5版中期目標（2016年度－2020年度）
CSR重点方策	CO₂の排出量削減	CO₂総排出量削減国内連結対象会社　2020年度において、2013年度比3％以上削減する。
		省エネ：エネルギー原単位改善国内外連結対象会社　年1.3％以上改善する。
		物流に伴うエネルギー原単改善国内　製品物流のエネルギー原単位：年平均1％以上改善する。
		再生可能エネルギーの導入を推進する。
	水リスク	水の使用量削減国内連結対象会社　原単位：年1％以上改善する。
	生物多様性確保の活動	事業所内の自然の有効活用により生物多様性に貢献する。
管理項目	資源	投入資源を減らし、資源の効率的な利用を推進する。
		生産に伴う廃棄物排出量の削減国内連結対象会社　原単位：年1％以上改善する。
		廃棄物ゼロエミッション国内連結対象会社　廃棄物ゼロエミッション継続
	化学物質	環境負荷物質の削減国内連結対象会社　主要環境負荷物質の排出移動量を2015年度比で年1％以上削減する。
	化学物質	揮発性有機化合物（VOC)の排出量削減主要VOCの大気排出量を2015年度比で年1％以上削減する。
	製品・グリーン調達	環境配慮型製品の拡大環境配慮型製品の登録件数を毎年60件以上とする。
	製品・グリーン調達	サプライチェーンでの製品含有化学物質管理を推進する。（グリーン調達及び禁止物質管理の徹底）

※ 廃棄物ゼロエミッションの定義：廃棄物の直接埋立および単純焼却処理がないこと。

環境活動対象のグループ会社

国内
分類	No.	会社名
当社	1	（株）フジクラ
連結子会社	2	西日本電線（株）
	3	フジクラ電装（株）
	4	米沢電線（株）
	5	第一電子工業（株）
	6	（株）フジクラコンポーネンツ
	7	（株）青森フジクラ金矢
	8	（株）東北フジクラ
	9	協栄線材（株）
	10	フジクラソリューションズ（株）
	11	（株）スズキ技研
	12	沼津熔銅（株）
	13	（株）シンシロケーブル
	14	フジクラプレシジョン（株）
	15	プレシジョンファイバオプティクス（株）
	16	富士資材加工（株）
	17	（株）フジクラエンジニアリング
	18	フジクラ物流（株）
	19	藤倉商事（株）
	20	（株）フジクラ・ダイヤケーブル
	21	（株）フジデン
	22	（株）フジクラビジネスサポート
非連結子会社	23	武蔵金線（株）
非連結子会社	24	（株）フジ工営

海外
分類	No.	会社名
海外連結子会社	1	珠海藤倉電装有限公司
	2	藤倉電子（上海）有限公司
	3	第一電子工業（上海）有限公司
	4	江蘇藤倉亨通光電有限公司
	5	長春藤倉電装有限公司
	6	藤倉烽火光電材料科技有限公司
	7	広州藤倉電線電装有限公司
	8	藤倉（中国）有限公司
	9	藤倉香港有限公司
	10	Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.
	11	Fujikura Automotive (Thailand) Ltd.
	12	DDK (THAILAND) Ltd.
	13	Fujikura Fiber Optics Vietnam Ltd.
	14	Fujikura Electronics Vietnam Ltd.
	15	DDK VIETNAM Ltd.
	16	Fujikura Automotive Vietnam Ltd.
	17	Fujikura Federal Cables Sdn.Bhd.
	18	Fujikura Asia Ltd.
	19	AFL Telecommunications LLC.
	20	AFL Telecommunicationes de Mexico, S. de R.L. de C.V.
	21	AFL Network Services Inc.
	22	AFL Telecommunications Europe Ltd.
	23	AFL Telecommunications GmbH.
	24	Noyes Fiber Systems LLC.
	25	Verrillon Inc.
	26	Fujikura America, Inc.
	27	Fujikura Automotive America LLC.
	28	Fujikura Automotive Mexico, S. de R.L. de C.V.
	29	Fujikura Resource Muzquiz S. de R.L. de C.V.
	30	Fujikura Automotive Mexico Puebla, S.A. de C.V.
	31	Fujikura Automotive Mexico Salamanca, S.A. de C.V.
	32	Fujikura Automotive Mexico Queretaro, S.A. de C.V.
	33	Fujikura Automotive do Brasil Ltda.
	34	Fujikura Automotive Paraguay S.A.
	35	Fujikura Europe Ltd.
	36	Fujikura Automotive Europe GmbH
	37	Fujikura Automotive Europe, S.A.U.
	38	Fujikura Automotive Romania S.R.L.
	39	Fujikura Automotive Morocco Kenitra, S.A.
	40	Fujikura Automotive Morocco Tangier, S.A.