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CSR統合報告書

フジクラグループCSR統合報告書2016
〔ISO26000 中核主題〕 環境

化学物質の管理

環境配慮設計による製品の非鉛化やエコ化

当社および国内グループ会社で製品原材料や製造工程で使用された化学物質のうち、PRTR法※1で定められた取扱量1t以上の指定化学物質は、毎年各事業所より国に排出・移動量を届け出ています。2015年度の当社および国内グループ会社19事業所での第1種指定化学物質の排出量7t、移動量は27tでした。当社グループは、環境管理活動指針第4版にPRTR取扱量削減の目標を掲げ、使用量削減に取り組んできました。※2PRTR法が改正され2010年度より従来の354物質から462物質に指定化学物質が見直されました。2015年度における当社および国内グループ会社19事業所での第1種指定化学物質の取扱量は876tでした。2015年度は、2010年度に比べて溶剤や可塑剤の使用量を削減したことで、取扱量を47%削減しました。

主な取り扱い物質であるアンチモンや鉛化合物、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)などはプラスチックやゴム材料の添加剤として、キシレン、トルエンなどはインキ溶剤や運搬車輌用のガソリン等に使われています。これらの化学物質の排出・移動量を削減する取り組みとして製品の非鉛化やエコ化、代替材料への転換を進めています。

※1 PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律

※2 本年度より、下記グラフを排出・移動量からPRTR取扱量に変更

PRTR法第1種指定化学物質の取扱量の推移