「安全は全ての基本であり、大切な企業基盤である」との安全衛生基本方針に基づき、グループ全体での安全衛生活動を推進しています。
フジクラグループ安全衛生基本方針
安全はすべての基本であり、大切な企業基盤です。フジクラグループの経営ならびに全ての従業員は事業活動を進めるにあたり安全・法令遵守を優先し、安全で働きやすい職場環境の実現と心身の健康保持推進に取り組みます。
具体的活動内容
- 1.安全衛生関係諸法令を順守するとともに、社内規程・基準に基づき安全衛生を確保します。
- 2.安全衛生に関る具体的な目的・目標を実行・評価し継続的改善に取り組みます。
- 3.労働災害を撲滅するため、危険性・有害性等を調査し、実施事項を決定して災害リスクの低減に取り組みます。
- 4.心と身体の健康保持増進を推進し、自律的健康管理に努めます。
- 5.安全衛生教育を計画的に実施し、安全衛生意識の向上を図ります。
2014年度安全衛生活動の方針・スローガンと2014年度の活動
2014年度がスタートするにあたり、当社社長よりグループ全社へ「安全に関するメッセージ」が発信されました。メッセージには、当社グループでは、「安全」は企業のあらゆる活動の中の基盤であると同時に何より優先されるべきことと、2014年度の安全スローガン及び具体的に実践する7項目が示されました。
2014年度年度安全スローガン
「安全意識の向上とリスクの低減で 作ろうゼロ災職場!」
具体的実践項目は
- 1.安全パトロールの励行
- 2.安全衛生教育・訓練の充実
- 3.5S活動の徹底
- 4.危険予知(KY)活動の充実
- 5.リスクアセスメントによる本質安全化の推進
- 6.交通事故防止活動の推進
- 7.健康増進・疾病予防活動の推進
2014年度は、安全意識の向上と危険予知の体得に向け、社員相互と管理者による日々の安全の声かけ、危険予知訓練の継続徹底と各自の「一人KY」の実施に重点を置いた活動の展開を図りました。また不必要なカッター・刃物作業の削減、使用ルールの見直しの徹底など、管理者による職場に潜むあらゆるリスクの総点検、リスクアセスメントの実施を重点活動として取り組みました。私たちの安全衛生に関する活動には、その他にも安全集会、リスクアセスメント、KY(危険予知)活動、構内運搬車輌の点検と教育、作業経験のない人や浅い人に対する教育、交通安全指導、OSHMSの取り組み、交通安全講習会などがあります。
①タイ国FETL社のランプーン工場は、タイ国労働省が主催する「第28回タイ国内安全週間」においてパニット・ジットチャン労働大臣から3年連続で金賞を受賞しました。
②タイ国FETL社は、タイ国労働省労働安全衛生管理局主催の「Zero Accident Campaign in year 2014」において特に際立った安全成果を出した企業に与えられる金賞(ゴールドメダル)を受賞しました。これも同社の安全コミッティーが中心となって進めている安全意識向上教育、事故再発防止活動、全員参加によるKYT運動などによる成果です。
- FETL社:Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.
- A1工場:Ayutthaya Factory 1
- P1工場:Prachinburi Factory 1
- N1工場:Navanakohn Factory 1
- N2工場:Navanakohn Factory 2
- L1工場:Lamphun Factory 1
当社グループは、2012年3月、「フジクラグループ事業継続ポリシー」を制定しました。さらにこのポリシーに基づく「フジクラグループ事業継続基本計画」、「本社機能事業継続計画」も併せて制定しています。
フジクラグループ事業継続ポリシー
当社グループは、以下の原則に従って、事業継続マネジメントを実践することにより、緊急事態発生時においても事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するとともに、商品とサービスの安定的な提供を実現します。
- 1.グループ社員及びその家族等の生命・安全を第一に守る
- 2.フジクラグループ一丸となって対応する
- 3.事業継続に不可欠となる資産を守るため、事前の備えをする
- 4.社会インフラを担う事業の継続をもって、社会に貢献する
- 5.グローバル・サプライチェーンのなかで、責務を果たす
当社グループは毎年3月11日に、社員一人ひとりに決意を促す社長メッセージ「東日本大震災を決して忘れない、風化させない!」を発信し、来るべき巨大地震に備えた防災・減災に向けた取り組みの再確認、また社員の意識の高揚と継続を図っています。
当社グループCSR委員会は、巨大災害に備える活動の一環として、2015年3月、仙台市で開催された国連主催の第3回「国連防災世界会議」(3/14-18)に参加し、グローバルに事業を展開しているグループ各社の国や地域でのリスクの再確認と復興途上にある東北被災地の「今」を確認しました。
■新国際防災戦略『仙台防災枠組み』と当社グループの役割
当社グループCSR委員会は、国連防災世界会議の2030年までの新防災行動指針『仙台防災枠組み』の制定に伴い、そこに盛り込まれた内容・項目の中から、当社グループの役割、また、やらなければならないことを確認しました。
-
1.女性や子供、障がい者、高齢者、先住民など全ての主体を含む防災への参加
-
2.学術界や科学研究機関との連携
-
3.民間企業や金融機関などによる意識啓発
私たちは、国連、国や関係機関との連携を通して、『仙台防災枠組み』で定めた当社グループの果たすべき防災・減災への備えをさらに強めていきたいと考えています。
9月24日、当社は、経営会議メンバー全員が参加して、当社グループの災害対策本部のシミュレーション訓練を行ないました。このシミュレーション訓練の目的は、「首都直下大地震発生後の対応課題の選出と検討解決」です。この想定の下で、人命救助と事業継続課題に加え、危機対応能力の向上と不測の事態にも代行できる体制作りをめざしました。訓練の最後には、専門家による評価も行なわれ、当社グループの事業継続計画(BCP)のさらなる改善に向けたチェック&アクションを確認しました。
9月12日、「東京湾北部地震で当社本社が被災した」を想定とした当社本社災害対策本部訓練を行いました。また、全社員を対象とした安否確認システムの訓練も行ないました。なお、この安否確認システムの訓練は年2回行っています。
10月9日、当社本社地区は、全部門及び本社地区関係会社を対象に社員全員による避難訓練と負傷者の応急手当の訓練を行ないました。
南海トラフ巨大地震や首都直下型地震など巨大地震が近い将来に起きることが予測されています。そのような大地震ではエレベーターが緊急停止して使えなくなります。その非常時に、身体が不自由な方や歩行が困難な方、負傷している方などをエレベーターを使わずに、高いビルの上階から階段を使って建物外へと避難させる必要があります。10月15日、当社本社では、防災訓練の一環として、非常時に身体が不自由で自立歩行ができない社員を階段を使って安全・迅速に降ろして、建物外へ と避難させるための「階段避難用の車椅子」の社員講習会を実施しました。講習会では、各フロアから代表が集まり、取り扱いの説明を受けた後、社員が実際に 階段を使っての実地訓練を交代で行ないました。
当社グループは、「社員一人ひとりは、何ものにも替えがたい当社グループの大切な財産である」と考えています。この企業理念の下、当社グループは、近く予想されている南海トラフ巨大地震や首都直下地震など、大きな自然災害に備えた防災・減災への様々な取り組みを行っています。それらの取り組み例として、「安否確認システム」や常時携帯する「防災カード」などがあります。
当社グループでは、2010年から災害時に社員や家族の安否を確認する「安否確認システム」を導入しています。大きな災害が起きた時に、社員・家族の安全・無事を確認することは企業の最優先の責務として、社員一人ひとりの安否がわかるまで、繰り返し確認を行っています。また、社員はこのシステムに回答することを義務としています。このシステム運用の結果は、常にトップに報告されます。
当社グループでは、震災等の大災害から身を守るために「防災カード」を常時携帯用として全社員に配布しています。そのカードに掲載されている内容は、「大地震発生時にとるべき行動(被災場所別)」、「防災への備えチェックリスト」、「安否確認システムへの回答」などで、いづれも社員の命を守るための必須項目となっています。
国連の集計では、この10年間に地震や洪水、高潮などの災害で亡くなった人の数は70万人、また、負傷者の数は140万人で、2300万人の人達が家を失い、経済的な損失額は1.3兆ドル(156兆円)にも上ります。さらに、これらの災害は、地球温暖化に伴い「激甚化」していて、危険にさらされる人の数はさらに増加しているということです。当社グループは、世界24の国と地域で事業を展開しており、それぞれの国や地域で様々な災害等に遭遇することが想定されます。私たちは、今後増えると予想される巨大災害への備えとしてグループを挙げての防災・減災への取り組みを進めています。
|
会社数(社) |
社員数(人) |
当社・国内グループ会社 |
21 |
19,030 |
海外のグループ会社 |
25 |
76,977 |
合計 |
46 |
96,007 |
〔主な活動〕耐震訓練、起震車訓練、避難訓練、煙体験訓練、消火訓練、救護訓練、救命訓練、薬品流出訓練など
- 「フジクラグループ安全衛生基本方針」
- 各年度の「安全衛生活動方針・スローガン」
- 「フジクラグループ事業継続ポリシー」
- 「フジクラグループ事業継続基本計画」
数字でわかるグループの活動(安全衛生/職場環境改善の活動)
会社・部署 |
分類 |
内容 |
フジクラ本社 |
防災活動 |
地震、火災発生を想定した避難訓練を実施 |
交通安全 |
警察署の交通課による交通安全講習会 |
健康づくり |
歩数イベントなどで健康増進、疾病予防 |
安全 |
月1回の安全衛生パトロールを実施 |
働きやすい職場づくり |
毎週水曜日にノー残業デーの実施 |
フジクラ佐倉事業所 |
防災活動 |
佐倉消防署の協力で防災訓練とCPXを実施 |
交通安全 |
運転技能試験を実施し、社員の安全運転推進 |
安全 |
地元の自治体の防災活動に参加 |
家族参加レクレーション |
地域・家族も参加して納涼大会を開催 |
フジクラ鈴鹿事業所 |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
警察署交通課による交通安全講話と交通安全指導 |
安全 |
月1回のゼロ災活動・管理者安全パトロール |
健康づくり |
昼休みにレクを実施 |
メタボ予防講習会など健康管理活動の推進 |
働きやすい職場づくり |
水・金曜日にノー残業デー、12月にクリーンオフィス |
家族参加レクレーション |
社員と家族、協力会社等の参加する夏祭り実施 |
フジクラ沼津事業所 |
防災活動 |
津波に備えた防災訓練の実施、BCPの策定 |
交通安全 |
交通安全講話、運転適正診断を実施 |
安全 |
定期安全衛生委員会開催、交流パトロール実施 |
健康づくり |
年4回昼休みにストラックアウト等のレクを実施 |
働きやすい職場づくり |
毎週ノー残業デー実施、6月と12月にクリーンオフィス |
フジクラ石岡事業所 |
防災活動 |
初期消火、救助訓練等の防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全週間にビラ配り、安全運転確認を毎月実施 |
年4回、交通安全週間にのぼりで安全運転呼びかけ |
健康づくり |
健康増進プログラムの導入、事業所各社にも展開 |
安全 |
月1回の安全パトロールを実施 |
消防署署員の指導による救命講習会実施 |
家族参加レクレーション |
家族参加の事業所内夏祭り(納涼祭)実施 |
その他 |
産業医と相談しながら安全衛生活動の推進 |
資格保有者を安全衛生委員会事務局に活動の充実 |
工業団地主催のボーリング大会等に参加 |
フジクラ関西支店 |
防災活動 |
年1回のビル防災訓練で避難訓練を実施 |
大災害やBCPバックアップ拠点で備蓄品を常備 |
健康づくり |
体組成計・血圧計等コックピット設置で健康管理 |
働きやすい職場づくり |
毎水曜日をノー残業デー、年1回クリーンオフィス |
フジクラ豊田技術センター |
防災活動 |
入居ビルの防災訓練に参加 |
働きやすい職場づくり |
毎週水曜日をノー残業デー |
フジクラ広島技術センター |
働きやすい職場づくり |
年3回職場でスポーツ観戦実施 |
フジクラ電装 |
防災活動 |
事業所の事業継続計画(BCP)の策定 |
交通安全 |
地元警察の交通安全講習会、安全運転競技会参加 |
健康づくり |
医師によるメンタルヘルス研修会開催 |
第一電子工業 |
防災活動 |
全員の避難訓練実施、BCPのCPX見学 |
交通安全 |
地元警察による交通安全講話・指導実施 |
安全 |
月1回の安全パトロール実施 |
週1回の衛生管理者による衛生パトロールを実施 |
健康づくり |
産業医による職場巡回と健康相談を実施 |
禁煙セミナー、メンタルヘルスセミナーを実施 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デーを実施 |
家族参加レクレーション |
家族参加の納涼祭開催 120名が参加 |
その他 |
パワハラ防止研修実施 |
西日本電線 |
防災活動 |
津波の避難訓練、防災訓練、CPX訓練の実施 |
交通安全 |
地元交通安全協会に加盟 |
安全 |
毎月複数回の定期的安全パトロールを実施 |
健康づくり |
社員全員を対象にメンタルヘルスケアを実施 |
禁煙マラソンで6名エントリーして4名がゴール |
社員に歩数計を配布し健康増進プログラム |
働きやすい職場づくり |
管理部門でノー残業デーを毎月複数回実施 |
男性の育児時短勤務(イクメン社員)の誕生 |
シンシロケーブル |
防災活動 |
防災訓練(避難訓練・消火訓練)を実施 |
事業継続計画(BCP)の策定 |
安全 |
毎月安全衛生委員による安全パトロール |
家族レクレーション |
工場で家族参加のバーベキュー大会を開催 |
東北フジクラ |
防災活動 |
全社員参加で防災訓練、CPX訓練の実施 |
交通安全 |
交通安全で社員車のタイヤ磨耗・ランプのチェック |
健康づくり |
健康増進プログラムの導入し歩数イベントに参加 |
安全 |
安全パトロールを実施 |
リスクアセスメントの導入 |
消防署による普通救命講習会実施 |
社員が起震車で地震を体験 |
働きやすい職場づくり |
育児短時間勤務の対象範囲拡大 |
沼津熔銅 |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
上級救命講習実施 |
交通安全 |
地元の交通安全協会に協賛金 |
健康づくり |
昼休みにテニス、フットサルなどをして健康づくり |
施設を借りてテニス、ゴルフ等で健康づくり |
安全 |
月1回安全パトロール、指摘事項公表し対策実施 |
その他 |
社員のスポーツ保険と保険料補助で健康促進 |
働きやすい職場づくり |
働きやすい環境作りで年2回の騒音測定 |
その他 |
保養地で社内レクレーション実施 |
藤倉商事 |
防災活動 |
ビル主催の防災訓練に参加 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー実施 |
スズキ技研 |
防災活動 |
年1回の避難訓練を実施 |
交通安全 |
バイクの安全チェック(年3回)等の交通安全 |
安全 |
安全衛生パトロール(年6回)、安全予防処置(年2回) |
健康づくり |
歩け運動の実施 |
メンタルヘルスカウンセリングで健康チェック |
フジクラコンポーネンツ |
防災活動 |
防災訓練時に歩け運動を実施 |
交通安全 |
月1回の交通チェック |
安全 |
安全衛生委員が毎月安全パトロール実施 |
健康づくり |
全社員に歩数計配布、健康増進実施 |
働きやすい職場づくり |
毎週金曜日にノー残業デー |
富士資材加工 |
防災活動 |
消火訓練を実施 |
安全 |
燃料用灯油漏れの訓練実施 |
フジクラエンジニアリング |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全講習会 |
安全 |
16現場の安全パトロ-ルを実施 |
健康づくり |
歩数計イベントへで健康増進プログラムに参加 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー |
フジクラプレシジョン |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通指導を実施 |
安全 |
週1回の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
健康増進プログラムに参加 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー |
家族参加レクレーション |
家族参加のクリスマスパーティー、夏祭りを開催 |
その他 |
メンタルヘルスケアの講和 |
社員に内部通報窓口を周知 |
エフピーエス技研 |
防災活動 |
防災訓練と救急法教育を全社員に実施(10月) |
働きやすい職場づくり |
帰るときに自分の机をクリーンデスク実施 |
その他 |
KYT訓練等の安全確保手法の指導 |
コミュニケーションを図るために懇親会を開催 |
フジクラ物流 |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
地域の安全週間に参加 |
安全 |
安全パトロールとフォークリフトの安全点検を実施 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デーを実施 |
シスコム |
防災活動 |
地震又は火災を想定した防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全確認(ウインカー・履物等) |
安全 |
年4回安全パトロール実施、指摘事項をフォロー |
働きやすい職場作り |
毎月第3水曜日にノー残業デーを実施 |
オプトエナジー |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
安全 |
安全パトロールを実施(毎週) |
働きやすい職場づくり |
週末の定時後に定期清掃 |
ファイバーテック |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
通勤ルート見直しと教育で交通安全推進 |
安全 |
安全パトロールを実施 |
健康づくり |
健康ウォーク推進で健康推進 |
働きやすい職場づくり |
週1日(水曜日 or 金曜日)でノー残業デー実施 |
社内廊下の清掃実施でクリーンオフィス |
フジ工営 |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全講習会に参加 |
安全 |
安全衛生委員会で安全パトロール実施 |
健康づくり |
健康増進プログラムに参加 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー、クリーンオフィス |
協栄線材 |
防災活動 |
全員参加で防災訓練を実施 |
交通安全 |
通勤時の通勤チェックを毎月実施 |
安全 |
毎月安全パトロール実施 |
健康づくり |
1月末から全員参加で健康増進プログラム参加 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー、クリーンオフィス実施 |
家族参加レクレーション |
従業員の家族も参加し夏祭り(暑気払い)実施 |
武蔵金線 |
防災活動 |
防災訓練の実施 |
安全 |
月1回の安全衛生委員会、第4火曜に安全パトロール |
健康づくり |
ウォーキング活動案内を掲示し参加を呼びかけ |
働きやすい職場づくり |
喫煙場所の制限し事務棟内は禁煙とした |
家族参加レクレーション |
社員に温泉、プール割引券の配布 |
その他 |
安全教育を実施 |
青森フジクラ金矢 |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
警察署による交通安全講話 |
安全 |
安全パトロール、年2回車両点検実施 |
健康づくり |
昼休みに工場周辺を歩くイベントを開催 |
働きやすい職場づくり |
毎週水、金曜日をノー残業デー |
その他 |
家族参観日を開催 |
フジデン |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全講習会 |
家族参加レクレーション |
家族参加のウォーキングレクレーションを開催 |
FETL(タイ国) |
防災活動 |
防災訓練、防火訓練を実施 |
交通安全 |
長期休暇前の交通安全運転キャンペーン |
安全 |
月1回の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
健康促進トレーニング |
年1度の健康診断 |
働きやすい職場づくり |
5S活動 |
その他 |
職場環境の測定とダストモニタリング |
DDK-T(タイ国) |
防災活動 |
ビジネス継続管理委員会の活動 |
交通安全 |
交通警察による交通安全トレーニングプログラム |
健康づくり |
休憩時間に社員に歯科検診を実施 |
安全 |
月1回の安全パトロールを実施 |
働きやすい職場づくり |
休憩所に屋根を設置 |
家族参加レクレーション |
社員のレクレーションの道具を提供 |
FATL(タイ国) |
交通安全 |
新年式に安全運転の講話 |
健康づくり |
運動会と健康診断 |
安全 |
月1回の安全パトロール |
働きやすい職場づくり |
年1回の大掃除を実施 |
家族参加レクレーション |
社員旅行を実施 |
FCH(中国) |
健康づくり |
バドミントン部を創部し活動 |
FZL(中国) |
防災活動 |
消防訓練や応急演習を実施 |
交通安全 |
警察による交通安全講習会、交通監督 |
安全 |
週1回の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
健康づくり活動を推進し疾病予防注意喚起 |
バスケットボール、サッカー等の試合を開催 |
FCL(中国) |
防災活動 |
消防応急訓練を6回実施 |
化学品漏れの応急訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全ポスターを掲示し啓蒙 |
安全 |
食堂の安全と工場の安全検査を実施 |
休日に管理職の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
縄跳びの試合を開催 |
バスケットボール試合を開催 |
救急医療トレーニングを開催 |
働きやすい職場づくり |
親子でゲームや食事をする藤倉家庭日を開催 |
その他 |
女性らしさを競うコンテストを開催 |
FSL(中国) |
防災活動 |
消防演習活動を実施 |
交通安全 |
月1回の交通安全講習会開催 |
安全 |
工場の安全巡査を実施 |
健康づくり |
女性健康宣伝のポスターを掲示 |
FESL(中国) |
防災活動 |
年2回の避難訓練を実施 |
交通安全 |
新入社員に交通安全説明会を実施 |
安全 |
月2回の安全パトロールを実施 |
働きやすい職場づくり |
机の2S、共用部分のクリーンオフィス |
FFNC(中国) |
安全 |
安全衛生委員会が全職場のパトロール実施 |
健康づくり |
年1回の健康診断を実施 |
KFH(中国) |
安全 |
消防訓練を実施 |
健康づくり |
ピンポン大会、バドミントン大会、将棋大会を実施 |
家族参加レクレーション |
両親を連れて、会社を見学 |
働きやすい職場づくり |
夏猛暑期に現場従業員に飲み物を配布 |
中秋節の時、現場従業員に月餅を贈る |
SFG(中国) |
安全 |
安全衛生環境委員会によるパトロールを実施 |
健康づくり |
年1回の健康診断を実施 |
FFOE(中国) |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
交通安全 |
車通勤車を対象に交通安全講習開催 |
安全 |
毎月、管理職による安全巡視を実施 |
FAGL(中国) |
防災活動 |
地元消防署の協力を得て消防訓練を実施 |
交通安全 |
交通安全教育実施 |
安全 |
月1回の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
社員スポーツ大会を開催 |
医者による健康講習会を実施 |
働きやすい職場づくり |
ノー残業デー実施 |
家族参加レクレーション |
家族を会社に招待してレクレーションを実施 |
家族の懇親のため家族合同旅行 |
FOV(べトナム) |
防災活動 |
防災訓練を実施 |
緊急処置のトレーニングを実施 |
交通安全 |
長期休暇前に交通安全についての通知 |
事故が多い場所の地図を掲示 |
安全 |
安全パトロールを実施 |
安全チェックを実施 |
事故事例からの防止対策 |
健康づくり |
年間で25個の健康記事を紹介 |
栄養ハンドブックを作成し社員に配布 |
人間工学プログラムを導入 |
働きやすい職場づくり |
休憩時間に音楽を流して社員のリラックス |
人間工学プログラムに基づく職場環境の検討 |
休憩室に植物を設置 |
家族参加レクレーション |
こどもの日に子供たちへプレゼント |
こどもの日の行事を実施 |
NGOと共に中秋子供祭りを開催 |
その他 |
社員旅行を実施 |
FEVL(べトナム) |
防災活動 |
消火訓練など防災訓練を実施 |
安全 |
月1回の安全パトロールを実施 |
健康づくり |
バトミントン大会を開催 |
働きやすい職場づくり |
2Sキャンペーンで清潔で働きやすい職場に改善 |
DVL(べトナム) |
防災活動 |
避難訓練を実施 |
月1回のパトロールで不適合箇所の改善 |
安全 |
安全パトロールを実施 |
健康づくり |
社内サッカー大会を開催 |
始業前に体操を全員で実施 |
働きやすい職場づくり |
毎週水曜日、週末はノー残業デー実施 |
家族参加レクレーション |
家族参加の社員旅行開催 |
その他 |
キャンティーンにスコール除け簾、通路に屋根設置 |
FAVL(べトナム) |
防災活動 |
消防訓練を実施災害対策マニュアルを作成 |
災害対策マニュアルを作成 |
交通安全 |
交通安全週間を設け、社員に啓蒙 |
安全 |
安全衛生委員会による月1回の安全パトロール |
健康づくり |
毎朝の安全体操を実施 |
その他 |
全従業員参加の忘年会を実施 |
FFC(マレーシア) |
防災活動 |
防火訓練を実施 |
交通安全 |
安全ステッカーやヘルメットを配布 |
安全 |
安全会議や安全パトロールを実施 |
健康づくり |
スポーツ行事を実施 |
働きやすい職場づくり |
職場条件改善のための提案活動 |
家族参加レクレーション |
年1回の家族との夕食会 |
その他 |
血液検査、聴力検査、視覚検査の実施 |
FAM(マレーシア) |
働きやすい職場づくり |
毎週木曜はノー残業デー |
FAL(シンガポール) |
安全 |
作業工程のリスク評価を実施 |
健康づくり |
健康な食生活推進で毎週金曜日に果物配布 |
FHL(ホンコン) |
働きやすい職場づくり |
書庫を活用してクリーンオフィス |
FEL(英国) |
交通安全 |
構内のスピード制限設定と交通標識の設置 |
安全 |
健康安全施策の導入 |
健康づくり |
会社の保険医療を提供 |
健康的な食生活を推進 |
働きやすい職場づくり |
社員に職場評価をしてもらう |
FAE(スペイン) |
健康づくり |
健康な食生活推進で毎週水曜日に果物配布 |
その他 |
クリスマス休暇に景品くじ大会を開催 |
FAR(ルーマニア) |
防災活動 |
緊急事態に備えた研修を実施 |
交通安全 |
安全確認のため輸送バスを監査 |
安全 |
職場で安全パトロールと安全チェックを実施 |
健康づくり |
肺炎検査を実施 |
働きやすい職場づくり |
全工場対抗のサッカー大会を開催 |
家族参加レクレーション |
子供達の絵のコンテスト実施 |
女性の日にプレゼント |
その他 |
クリスマスに無欠勤の社員にプレゼント |
イースターに無欠勤の社員にプレゼント |
月刊ベスト社員コンテストを実施 |
FAMK(モロッコ) |
防災活動 |
防火訓練を実施 |
交通安全 |
輸送バスの管理を実施 |
安全 |
安全パトロールを毎日実施 |
健康づくり |
医師が医療パトロールを実施 |
社員へ予防接種を実施 |
働きやすい職場づくり |
5Sプロジェクトを実施 |
ラマダン(断食月)があけるとき、社員に夕食を用意 |
家族参加レクレーション |
女性の日にプレゼント |
社員のサッカー大会を開催 |
ラマダン(断食月)時の無欠勤社員にくじ引きでプレゼント |
その他 |
妊婦用のイスを購入 |
FAMT(モロッコ) |
防災活動 |
防火訓練を実施 |
安全 |
安全パトロールを毎日実施 |
健康づくり |
医師が医療パトロールを実施 |
働きやすい職場づくり |
5Sプロジェクトを実施 |
ラマダン(断食月)があけるとき、社員に夕食を用意 |
家族参加レクレーション |
女性の日にプレゼント |
ラマダン(断食月)時の無欠勤社員にくじ引きでプレゼント |
社員のサッカートーナメントを開催 |
AFL(米国) |
防災活動 |
緊急対応研修と避難訓練を実施 |
交通安全 |
安全運転研修を実施 |
安全 |
全社員に8~10時間トレーニングを実施 |
健康づくり |
ランチに地域の新鮮な食物を準備して提供 |
健康プログラム参加への支援 |
働きやすい職場づくり |
立ち職場と座り職場の切り替え |
家族参加レクレーション |
AFL創業30周年で家族招待イベントを実施 |
その他 |
予防的健康プログラムを提供 |
健康についてのオンライン研修を実施 |
オフィスやデスクなど人間工学に基づき評価 |
FAA(米国) |
働きやすい職場づくり |
チームビルディングイベントを開催 |
FAI(米国) |
家族参加レクレーション |
家族も参加してバーベキューパーティーを開催 |
クリスマス時期にホリデーランチパーティー開催 |
FAACMX(メキシコ) |
防災活動 |
年2回の避難訓練、消火訓練を実施 |
交通安全 |
社員を輸送する運転手に安全運転実習を実施 |
健康づくり |
様々な病気を防ぐためのキャンペーンを14回実施 |
働きやすい職場づくり |
妊娠中の女性社員のケア |
人間工学に基づく働きやすい環境整備 |
最良労働慣行の見直しのために他社の工場を見学 |
家族参加レクレーション |
イベントを行い、食事や音楽ゲームなどを実施 |
社員の誕生日、月間最優秀社員をお祝い |
男女のサッカー大会を開催 |
社内掲示板でスポーツイベント情報を伝達 |
その他 |
騒音職場社員の視聴覚検査を実施 |
ダンスや技術のコンテストを実施 |
社員へ中等教育と大学の専門実習を実施 |
専門教育を受けている社員へ援助や奨励金 |
FAANMX(メキシコ) |
防災活動 |
避難訓練、消火訓練を実施 |
交通安全 |
社員を輸送する運転手に安全運転実習を実施 |
健康づくり |
様々な病気を防ぐためのキャンペーンを14回実施 |
働きやすい職場づくり |
最良労働慣行の見直しのために他社の工場を見学 |
妊娠中の女性社員のケア |
家族参加レクレーション |
イベントを行い、食事や音楽ゲームなどを実施 |
社員のスポーツチームユニフォーム購入を援助 |
社員の誕生日、月間最優秀社員をお祝い |
その他 |
騒音職場社員の視聴覚検査を実施 |
歌唱コンテスト、網技術コンテストなどを実施 |
社員に中学の授業を提供 |
専門教育を受けている社員へ援助や奨励金 |
FAP(パラグアイ) |
防災活動 |
全社員の防災訓練の実施 |
交通安全 |
地域の消防士による交通安全教室を開催 |
安全 |
防護服の重要性の研修を新入社員等に実施 |
働きやすい職場づくり |
オフィスの5S実施 |
家族参加レクレーション |
スポーツ大会「フジクラトーナメント」を開催 |
その他 |
社員向けの教育プロジェクトを実施 |
リーダーを養成するための研修を実施 |
- *各社の省略社名について
- FETL(タイ):Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.
DDK-T(タイ):DDK (Thailand) Ltd.
FAL(シンガポール):Fujikura Asia Ltd.
FCH(中国):藤倉(中国)有限公司
FHL(中国):藤倉香港有限公司
FESL(中国):藤倉電子(上海)有限公司
FZL(中国):珠海藤倉電装有限公司
FCL(中国):長春藤倉電装有限公司
KFH(中国):江蘇藤倉亨通光電有限公司
FFC(マレーシア):Fujukura Federal Cables Sdn.Bhd.
FKA(韓国):Fujikura Korea Automotive Ltd.
FOV(ベトナム):Fujikura Fiber Optics VietnamLtd.
FEVL(ベトナム):Fujikura Automotive Vietnam Ltd.
AFL(米国):America Fujikura Ltd.
FAA(米国):Fujikura Automotive America LLC.
FAI(米国):Fujikura America, Inc.
FAMX(メキシコ):Fujikura Automotive Mexico, S. de R.L. de C.V.
FEL(英国):Fujikura Europe Ltd.
FAE(スペイン):Fujikura Automotive Europe S.A.
FAR(ルーマニア):Fujikura Automotive Romania S.R.L.
FAMK(モロッコ):Fujikura Automotive Morocco Kenitra, S.A.
FAMT(モロッコ):Fujikura Automotive Morocco Tangier, S.A.
当社グループが、社員の健康増進・疾病予防を重要な経営課題と捉え、重要施策の一つとしたのは2010年のことです。それは、「15中期」の策定過程で、“企業の競争力はそこで働く社員の良好な健康状態が基盤となる”という理念をベースに、10年後も20年後も社会に必要とされる企業であるためには社員の「健康」が重要との論議を経て社員の健康への取り組みを進めていくことを決定しました。その翌年の2011年には、社内に「ヘルスケア・ソリューショングループ」という新組織を設置しました。この年は、当社グループの中期経営計画『15中期』が将に新たな時代に向かって始動した時期でもあります。
私たちは、健康増進のためのプログラムを社員に提供するにあたり、効果的なプログラムを探しましたが、提供できる委託業者もなかったために新たな健康増進プログラムを自社で開発することにしました。この健康プログラムは、IT技術を活用して、個人の健康データを管理し、効果的に社員個人の健康活動を支援することができるプログラムです。同時に社員個人が日々の健康状態を意識できるように、歩数計を配布し、各事業拠点に体組成計や血圧計等を設置して手軽に測定が出来る環境の整備を行ないました。2014年度は、当社からさらにグループ会社への展開を進めました。
当社グループの健康経営を進める上で基本となる方針には2つがあります。一つは、「社員に対する安全衛生管理及び倫理的配慮に関する基準」であり、その6項目に『6.安全で衛生的な職場環境および健康管理の推進』と定めています。もう一つは、「フジクラグループ安全衛生基本方針」で、その4項目に『4.心と身体の健康保持増進を推進し、自律的健康管理に努めます。』と定めています。
社員に対する安全衛生管理及び倫理的配慮に関する基準
- 1.児童労働の禁止および青少年労働の制限
- 2.強制労働の禁止
- 3.差別の禁止
- 4.体罰、虐待、ハラスメントの禁止
- 5.適正な労働時間管理
- 6.安全で衛生的な職場環境および健康管理の推進
- 7.公平で公正な報酬の提供
- 8.労働者の権利の尊重
フジクラグループ安全衛生基本方針
安全はすべての基本であり、大切な企業基盤です。フジクラグループの経営ならびに全ての従業員は事業活動を進めるにあたり安全・法令遵守を優先し、安全で働きやすい職場環境の実現と心身の健康保持推進に取り組みます。
具体的活動内容
- 1.安全衛生関係諸法令を順守するとともに、社内規程・基準に基づき安全衛生を確保します。
- 2.安全衛生に関る具体的な目的・目標を実行・評価し継続的改善に取り組みます。
- 3.労働災害を撲滅するため、危険性・有害性等を調査し、実施事項を決定して災害リスクの低減に取り組みます。
- 4.心と身体の健康保持増進を推進し、自律的健康管理に努めます。
- 5.安全衛生教育を計画的に実施し、安全衛生意識の向上を図ります。
また、当社グループの健康経営の目標は、2013年12月に発表しました「フジクラグループ健康経営宣言」で述べていますように、社員の健康を重要な経営資源の一つと捉え、個人の自発的な健康活動に対する積極的な支援と組織的な健康活動の推進によって、『お客様から感謝され、社会からは高く評価され、社員は活き活きと仕事をしている企業グループ』を目指し実現することにあります。
当社グループは、2014年1月1日に「フジクラグループ健康経営宣言」を発表しました。これまでも社員の健康の重要性は、折にふれ発信してきましたが、「社員が活き活きと働いている会社・グループ」をゴールとして、より一段の健康増進・疾病予防活動の推進を遂行していくにあたり、グループとして「健康経営宣言」を制定したものです。「健康宣言」を行っている健康先進企業は他にもありますが、経営の視点からの「健康経営宣言」を行っている会社は、当社以外にまだありません。この宣言の中には、経営資源としての社員の健康の重要性と個人の自発的な健康活動への積極的支援や組織的な健康活動の推進を明記し、これらの施策を会社として強力に推進していくことを明言しています。これを機に、人事・総務部内に新しく健康経営推進室を新設し、さらに新しく健康推進体制を構築し健康増進・疾病予防活動を健康保険組合や医療スタッフとの協働により、一層の効率化を図ります。また、経営視点から健康増進・疾病予防プログラムの展開し、疾病の予防に重点を置いた活動を推進して、社会に先駆けた日本の健康経営モデル企業として社会に貢献してまいります。
フジクラグループ健康経営宣言
フジクラグループは、社員の健康を重要な経営資源の一つであると捉え個人の自発的な健康活動に対する積極的な支援と、組織的な健康活動の推進で、「お客様からは感謝され、社会から高く評価され、社員は活き活きと仕事をしている」企業グループを目指します。
当社は、2013年1月より当社社員を対象とした「社員は活き活きと仕事をしている」企業グループを目指した健康経営を推進する為の「健康増進・疾病予防プログラム」を開始しました。この活動で多くの成果が得られたことから、2014年1月1日に「フジクラグループ健康経営宣言」を行い、当社グループ各社への拡大展開を実施しています。
当社グループ各社の社員のさらなる健康増進・疾病予防活動を推進することにより、当社グループ全体での健康経営の実現を目指しています。以下の日程でグループ各社への展開を行いました。
2014年8月 |
株式会社フジクラエンジニアリング
株式会社フジクラビジネスサポート
株式会社フジ工営社・フジクラ物流株式会社
富士資材加工株式会社 |
10月 |
株式会社青森フジクラ金矢 |
11月 |
株式会社東北フジクラ |
12月 |
シスコム株式会社 |
2015年1月 |
協栄線材株式会社
株式会社フジクラコンポーネンツ |
3月 |
フジクラプレシジョン株式会社
西日本電線株式会社
株式会社シンシロケーブル |
政府が進めている日本再興戦略の第三の矢である成長戦略の中の戦略市場創造プランの第一番目に掲げられている「国民の健康寿命の延伸」において、当社の健康経営の取り組みの先進性が認められ、日本放送協会の朝のニュース番組の中で特集に取り上げられました。その他に、日本経済新聞社、毎日新聞社等の新聞各紙、日経ビジネス、日経コンピュータや日経BPオンライン等の各誌やサイトでの記事掲載を通して、広く当社の健康経営の活動を知ってもらうことにより、政府が進めている国民の健康寿命延伸活動の一端を担っています。また、企業経営者に向けた健康経営の普及についても、経済産業省商務情報局で制作された経済産業省の読むワークショップ「元気な会社は始めている 健康経営を考える会議」への掲載を始め、経団連出版の「春季労使交渉・労使協議の手引き 2015年版」等の各誌を通して、企業経営者への健康経営の普及・啓発活動にも貢献しています。
さらに、健康経営の動きと同時に活動が開始された厚生労働省が主導する健康保健組合のデータヘルス計画等の活動に関しても、フジクラ健康保険組合と当社のコラボレーションによる活動が好事例モデルとして取り上げられたほか、NPO法人保健科学総合研究会制作の「実務編 データヘルス事業実践の手引き」への掲載や健康保険組合連合会の冊子である「健康保険」、独立行政法人労働政策研究・研修機構が制作している「Business Labor Trend」誌等に掲載されることにより、データヘルスの実務担当者や産業保健専門職、労働安全衛生担当者等の実際に最前線で活動される方々への情報提供等も行っています。
当社の「健康増進プログラム」の取り組みが取材され、経済産業省広報誌「METI Journal 8・9月号」の特集記事に掲載されました。
2月に創業130周年を迎えた当社は、記念イベントとして創業者・藤倉善八が歩んだ20年間の足跡(淡路町~文化学園大学まで)を歩いて辿るイベントを企画しました。第一回目は、2月21日に開催し、社員25名で5ヵ所の工場跡地(約12㎞の道のり)を巡りました。参加者は、当時の新宿工場が、新宿御苑内で操業していたことに驚き、千駄ヶ谷工場の跡地に建つ記念碑に感動しました。創業者の進取の精神を感じた充実の1日となりました。
第二回目は4月4日に実施しました。参加した社員たちは桜を愛でながら、お堀端、新宿御苑を巡り、約2万歩を歩きました。
当社グループの健康増進プログラムは、全社員が「個人サイト」を通じて、自分自身の情報を閲覧し、企画された様々な健康活動に参加することができます。全社員で実施する歩数イベントは、2014年度からチーム戦を取り入れた事もあり、第3回(ハワイ編)、第4回(四国編)と、回を重ねる毎に盛り上がりました。第4回の平均歩数はプログラムスタート時の7,500歩/日から、9,000歩/日に増加しました。
コーポレートゲームズ東京2014では、「リレーマラソン」に当社から3チームが参加しました。「リレーマラソン」とは42kmをチーム全員が交代で走りタイムを競う競技です。穏やかな秋空の下、和気あいあいと走り、当社Aチームは優勝と健闘しました。
「TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)」で健康管理
「TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)」とは、飢餓や栄養不足に悩む開発途上国と肥満や生活習慣病に悩む先進国の食の不均衡を同時に解消しようと、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalが取り組む日本発の社会貢献活動です。社員がTABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)のプログラム対象のヘルシーメニューを購入すると、1食につき20円の寄付金がNPOを通じて開発途上国の子供の学校給食になります。20円というのは開発途上国の学校給食1食分の金額と言われていますので、先進国で1食たべるごとに開発途上国に1食プレゼントされるという仕組みです。当社は、この活動に賛同し、2014年1月から本社の社員食堂でTFTヘルシーランチの販売を開始しました。TFTヘルシーランチは毎週水曜日に販売し、 低カロリーで、野菜を多く含み、栄養バランスがとれているなど健康に配慮したメニューです。社員はTFTヘルシーランチを食べることにより、カロリーを抑えた健康的な食事を摂ることができ、かつ開発途上国の子供たちに1食寄付することができます。いつでも気軽に参加できる社会貢献活動の機会を提供するとともに、開発途上国の子供たちと私たちが健康になることを目指しています。
当社は、12月4日、産業カウンセラーを講師として社員のメンタルヘルス・ケア研修を開催しました。現代はストレス社会と言われています。身体の健康づくりと共に心の健康づくりも、私たちにとっては大切なことであり、また大きな取り組み課題ともなっています。当社のメンタルヘルス・ケア研修は、前年の基本編に続き、2014年度はセルフケア研修で「自分と他人を知った上でのコミュニケーション術」をテーマに、また、ラインケア研修では「アサーション~自分の気持ちをきんと“伝える”技術」のテーマで研修を行いました。