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CSR統合報告書(HTML)
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CSR

CSR統合報告書

フジクラグループCSR統合報告書2014
〔ISO26000 中核主題〕 組織統治

フジクラグループの目指す経営

フジクラグループの目指す経営

当社グループの目指す経営は、120有余年の歴史を通じて培われた「ものづくりのDNA」、創業の精神である「進取の精神」、顧客の視点から必ず実行すること、絶対にしてはならないことを明確にし、これを必ず守るという組織風土「クオリティファースト」をベースとしています。その上で「G-FPS(Global Fujikura Production System)」、「ものづくり風土改革」、「CSR」を推進力に、全てのコーポレートスタッフがグループ経営のルールを回して、製造拠点、営業部門、研究開発部門の共創によるエネルギーの一体化を図りながら「情報通信」・「ケーブル・機器」・「電子材料」・「自動車電装」の4つの事業分野の15中期計画ビジョンの実現をめざしています。この実現を通して私たちは、お客様に「ありがとう」と感謝され、社会からは高く評価される顧客価値創造型企業を目指すという経営理念MVCVの実現とグループ全体のさらなる発展を目指しています。

経営理念MVCV

グループのブランドロゴ

私たちのブランドロゴの歴史は、藤倉電線護謨合名会社から藤倉電線株式会社に改組した1910年に制定し、使用を始めました。100年以上も前のことです。その後、創業100周年の1985年にこれまでの社章を改めて新社章を制定しました。それから25年を経た2009年に現在のブランドロゴ(登録商標)を制定し、まず当社で使用を開始し、2011年3月より国内は連結子会社、海外では100%出資比率のグループ会社へ拡大をしています。

当社グループの「ブランドロゴ(登録商標)」は、私たちのブランドイメージを伝える最も基本的かつ重要な要素で、①コーポレートシンボル、②専用書体「Fujikura」、③コーポレートカラーの3つの要素からなっています。私たちの「ブランドロゴ」は、お客様や社会に対する信頼の証(あかし)として、またグループの求心力として、当社グループを表す象徴的な役割を担っているとても重要なものと捉えています。

当社グループは、世界の多くの国々で事業展開を進めています。グローバル市場において、私たちは戦略的に事業展開を進めるためにもブランドロゴを重要なツールとして整備を進めていて、現在、私たちがブランドロゴを登録並びに申請をしている国の数は150を超えています。

フジクラグループブランドロゴ

ブランド価値向上のための活動について

当社グループは、ブランド価値向上のための活動に積極的に取り組んでいます。2012年にグループの統一ロゴとして定めたブランドロゴを国内外の製造事業拠点や販売拠点で使用し、海外でのブランドロゴの認知獲得のために、輸出品や海外生産品へのロゴ表示を積極的に進めています。ブランドロゴは主要品目について152の国と地域で商標登録を行っています。
  

昨年はグローバルポータルサイト(http://www.fujikua.com)に当社グループのソリューションの紹介を加えるなど、その内容を一新しました。また、ブランドロゴの不正な使用やfujikuraドメイン名の悪意利用の発見に努めて、不正利用の停止やドメイン名の取消を求めるなど、商標権を活用した対応をとることでブランド価値の維持を図っています。

一方、社内向けには、一般社員を対象とした商標法のeラーニングや新入社員を対象とした研修でブランド活動の取り組みを紹介するなど、ブランド教育を実施しています。また、イントラネットに設けたブランド情報提供サイトを通じて、海外事業所や海外製品でのブランドロゴの使用例を紹介し、新製品や包装に積極的にブランドロゴを使用しています。

ブランドロゴ実施例

ブランドロゴ実施例

ブランドロゴ実施例

フジクラグループ・ブランドロゴ方針

当社グループは、2011年3月より国内、海外のグループ会社へグループのブランドロゴの活用を拡大するにあたり、グループのブランドロゴ方針を定めました。

フジクラグループ・ブランドロゴ方針

フジクラグループは、グローバルな事業展開を戦略的に進めるため世界統一のブランドロゴを定めます。

G-FPS活動

経営理念MVCVを実現させる具体的活動としてのG-FPS活動

G-FPS活動とは、ものづくりのプラットフォームであるクオリティファーストという基本概念の下で、全ての業務で、お客様の視点から必ず実行すること、絶対にしてはならないことを明確にし、これを必ず守る組織風土に変えることです。

G-FPS活動では、MVCVをナビゲータとして一人ひとりが主役として行動し、「ものづくり体質」の強化並びに“聖域なきムダ取り”を当社グループ国内外を含めたあらゆる職域で、さらにものづくりの製造現場だけでなく間接部門でも行い、当社グループの持続的な成長を図ります。

G-FPS活動の位置付け

この活動では、“ハーフorダブルorゼロ”をスローガンとしています。改善、改革の目標設定をする時は、半分(Half)にするか2倍(Double)にする。また、災害や不良やムダはゼロ(Zero)を目指すとしています。高い目標に向かって継続的改善を進めています。

間接部門ムダ取り活動

2009年度から「全員参加のムダ取り活動」を開始しました。間接部門の4~5名でチームが組まれ、改善活動を行っています。現在、国内グループ会社に約590のチームが編成されており、活動内容も、省エネや5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)から業務改善テーマに取り組んで、大きな成果をあげています。毎年5月には、グローバルフジクラ改善発表会(サブテーマは間接部門のムダ取り)で海外チームも参加して改善成果を発表しています。

間接部門のムダ取り活動

間接部門のムダ取り活動

間接部門のムダ取り活動

海外現場力育成学校 今年も開校

海外グループ会社の社員は、日本流のチームワーク主体の製造工程運営、小集団を含む改善活動、マネージメント等を日本での製造現場経験を通じて学びます。 これにより日本と海外の強みを融合した「強いものづくり」のできるリーダを育成することで、グローバルフジクラグループの現場力のさらなる増強を図ります。

海外現場力育成学校

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