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CSR

CSR統合報告書

フジクラグループCSR統合報告書2014
〔ISO26000 中核主題〕 組織統治

財務情報

統合報告への取り組み

当社グループは、企業の社会的責任の観点から、さまざまな機会にさまざまな媒体を通して、企業グループとしての情報の発信・開示を行っています。2013年12月、検討過程にあった統合報告書作成基準「国際統合報告フレームワーク1.0」が、国際統合報告評議会(IIRC)から公表されました。その目的は、①年金の運用など長期投資を行なう投資家には、短期的な財務情報(アニュアルレポート)だけでは、企業の長期的な成長性(サステナビリティ)が見えない、②企業の将来性を判断するには非財務情報(企業が取り組むCSRの活動情報)が重要である等々です。企業は、ステークホールダーとのコミュニケーションを通して、社会の変化や要請をいち早く察知し、社会の期待に迅速に応えていくというCSR本来の機能から考えると、このフレームワークの基準には「具体的な内容が示されていない」「保証基準がない」など、今後に向けての課題はあるものの、企業に対するステークホルダーからの強い要請と受け止めて、取り組みを進めていく必要があるとの観点から論議を行ないました。私たちは、これらの論議を経て、この「統合報告」という新しい情報開示のガイドラインへの対応を決定しました。当社グループは、今回の報告書の作成にあたり、従来のCSR報告書から「CSR統合報告書」へと名称を変更し、内容も「統合報告」のガイドラインに沿って、確実なステップを踏みながら明確な説明の責任を果たしていきたいと考えています。

[方針決定までの経緯]

統合報告への取り組み

経営方針

備考:決算短信2014年3月期 3.経営方針より

(1)会社の経営の基本方針

当社は、創立120周年に当る2005年度を「第3の創業」の年と位置づけ、経営理念である「ミッション・ビジョン・基本的価値」を指針とし、"つなぐ"テクノロジーを通じて「顧客価値創造型」事業へ積極的に展開し、収益性重視のスピード感ある積極経営で豊かな社会づくりに貢献します。

(2)目標とする経営指標

当社は継続的な収益性の向上を経営の優先課題の一つとして位置づけており、2015年度に営業利益率6.3%以上を達成することを中期的な経営目標として掲げています。

(3)中長期的な会社の経営戦略、対処すべき課題

経済情勢は円安によるデフレ脱却、景気好転の期待はあるものの、中長期的には、少子高齢化の進展等による国内市場の縮小、新興メーカーの台頭もあり競争激化が見込まれます。海外市場については拡大が期待されます。
当社では、2011年度を初年度、2015年度を最終年度とする2015中期経営計画を策定しました。
基本方針として
・"つなぐテクノロジーの強みをグローバルに拡大し、世界のお客様に「ありがとう」と言われる"顧客価値創造型企業を目指す
・新陳代謝を加速して進め、顧客価値創造型企業を目指す
・収益率重視の経営を機軸に、差別化・新陳代謝を強力に推進し、高収益企業を目指す
を掲げ、経営目標として
・売上高6,500億円を目処として、営業利益率6.3%以上、海外売上高比率60%以上の達成を目指します。
なお、タイ洪水被災の影響により、目標営業利益率を6.5%から6.3%に見直しています。
成長戦略としては、
①切り拓く未来・新市場開拓として、成長が期待される環境・エネルギー分野、クラウド・コミュニケーション分野及び医療・介護・ヘルスケア分野で新技術・新商品を絶えず創出し、早期事業化を図ることにより、企業の存続及び成長の源である新陳代謝を加速させる。
②グローバル展開の加速として、成長著しい海外市場での事業拡大を目指すとともに、それを実現するための事業推進体制を確立し収益アップを図る。
③事業構造改革として、広がる海外市場、縮小する国内市場等の事業環境の変化に応じた経営資源投入の選択と集中を推進していきます。
また、事業環境の変化に対して中期経営計画の達成を実現させる追加施策として2012年度からスタートした「勝てる事業体、勝ち続ける会社に変える」ための事業構造改革、及び機構改革により、事業責任体制の明確化を目的として導入した社内カンパニー制の充実、事業の構えと括り(セグメント)の変更、グループ人員の適正化、拠点の統廃合等、経営・事業執行体制と事業全体の構えの改革を継続的に行っています。

経営状況

2013年度業績について

2013年度のわが国経済は、政府の経済・金融政策を背景に、設備投資や個人消費の持ち直しの動きが見られるなど、全体として緩やかな回復基調となりました。海外の景気動向に目を向けますと、米国経済は堅調であり、中国経済は成長鈍化したものの依然拡大を続けています。

このような状況のもと、2013年度の当社グループの業績は、エネルギー・情報通信カンパニーでは、国内市場の縮小に伴う競争激化があったものの、為替の影響等により増収増益となりました。エレクトロニクスカンパニーでは、主にFPC(フレキシブルプリント配線板)を中心とした事業の回復が進んだこと等により大幅な増収となり、営業損失が縮小しました。自動車電装カンパニーでは、欧米を中心とした海外での需要拡大、中国向けの復調等により、増収増益となりました。

当社グループ全体の売上高は、前年度に比べ20.3%増加し5,909億円、営業利益は同213.0%増加の203億円となりました。経常利益は同981.5%増加の138億円となりました。これに、事業構造改革に伴う特別損失の計上等があり、当期純利益は同9.2%増の33億円となりました。

5年間の営業データのグラフ

売上高の推移(連結)

営業利益の推移(連結)

当期純利益の推移(連結)

総資産額の推移(連結)

従業員数の推移(連結)

セグメント別売上高(連結)

設備投資

当社グループ(当社及び連結子会社)では「成長分野への経営資源の集中」、「もの作り体質の強化」の基本戦略のもと、254億円の設備投資(有形及び無形固定資産受入ベース数値)を実施しました。

2013年度設備投資額

エネルギー・情報通信カンパニー 74億円 中国での光ファイバ増産のための光ファイバ製造設備の増強
エレクトロニクスカンパニー 85億円 FPC事業再生に向けた製造設備等への投資
自動車電装カンパニー 52億円 欧州や中南米におけるワイヤハーネス製造拠点の新増設等への投資
その他 43億円 新規事業及び研究開発設備等への投資
合計 254億円

社内カンパニー別情報

報告セグメント 主要製品
エネルギー・情報通信カンパニー 電力ケーブル、通信ケーブル、アルミ線、被覆線、光ファイバ、光ケーブル、
通信部品、光部品、光関連機器、ネットワーク機器、工事等
エレクトロニクスカンパニー プリント配線板、電子ワイヤ、ハードディクス用部品、各種コネクタ等
自動車電装カンパニー 自動車用ワイヤハーネス、電装品等
不動産カンパニー 不動産賃貸等

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント その他
(注)1
合計 調整額
(注)2
連結財務諸表計上額
エネルギー・情報通信カンパニー エレクトロニクスカンパニー 自動車電装カンパニー 不動産カンパニー


外部顧客への売上高 312,263 76,595 87,827 10,882 3,550 491,118 491,118
セグメント間の内部売上高又は振替高 1,092 141 59 2 1 1,297 △1,297 -
313,356 76,736 87,887 10,884 3,551 492,416 △1,297 491,118
セグメント利益又はセグメント損失(△) 10,376 △9,762 2,021 4,949 △1,085 6,499 - 6,499
セグメント資産 202,672 107,686 57,597 46,152 3,512 417,621 111,278 528,900





減価償却費 7,711 9,588 2,489 2,271 298 22,359 2,287 24,646
減損損失 226 542 - 36 - 805 - 805
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 12,184 28,698 5,820 4,703 485 51,892 2,701 54,594

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント その他
(注)1
合計 調整額
(注)2
連結財務諸表計上額
エネルギー・情報通信カンパニー エレクトロニクスカンパニー 自動車電装カンパニー 不動産カンパニー


外部顧客への売上高 348,028 103,180 123,814 11,199 4,756 590,980 590,980
セグメント間の内部売上高又は振替高 585 187 76 - 8 858 △858 -
348,614 103,368 123,890 11,199 4,764 591,838 △858 590,980
セグメント利益又はセグメント損失(△) 15,306 △3,951 5,254 5,420 △1,684 20,345 - 20,345
セグメント資産 217,568 98,939 75,700 38,929 4,597 435,735 101,545 537,281





減価償却費 8,359 9,540 3,054 2,144 367 23,466 2,255 25,721
減損損失 594 1,788 - - - 2,383 - 2,383
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 7,463 8,585 5,234 278 1,000 22,562 2,900 25,463

株主還元

当社は、配当につきましては、業績状況、配当性向、将来の事業展開を踏まえた内部留保等を総合的に勘案し、安定継続を基本とし、総還元性向30%を目処とした利益還元を行う方針です。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としています。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としています。これらの余剰金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。

内部留保につきましては、将来の成長事業への経営資源投入や既存事業の合理化等へ有効活用する方針です。

当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる」旨を定款に定めています。

当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。

決議年月日 配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
平成25年10月28日
取締役会決議
1,010 3.0
平成26年6月27日
定時株主総会決議
982 3.0

連結貸借対照表

(単位:百万円)

前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
資産の部 流動資産 現金及び預金 43,178 39,902
受取手形及び売掛金 122,459 140,260
商品及び製品 22,792 23,479
仕掛品 16,857 16,885
原材料及び貯蔵品 20,750 24,505
繰延税金資産 4,607 4,388
その他 17,337 18,938
貸倒引当金 △720 △906
流動資産合計 247,262 267,453
固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 188,684 193,995
 減価償却累計額 △96,957 △101,706
 減損損失累計額 △4,819 △4,958
 建物及び構築物(純額) 86,907 87,330
機械装置及び運搬具 215,612 235,733
 減価償却累計額 △171,5007 △178,327
 減損損失累計額 △4,238 △4,980
 機械装置及び運搬具(純額) 39,866 52,424
土地 ※1 19,082 ※1 18,013
リース資産 6,903 7,212
 減価償却累計額 △2,291 △3,524
 減損損失累計額 △2
 リース資産(純額) 4,609 3,688
建設仮勘定 20,362 8,668
その他 76,766 75,250
 減価償却累計額 △64,194 △64,140
 減損損失累計額 △1,056 △1,378
 その他(純額) 11,514 9,731
有形固定資産合計 182,343 179,858
無形固定資産 のれん 6,934 7,451
その他 7,157 8,467
無形固定資産合計 14,091 15,919
投資その他の資産 投資有価証券 ※2 48,776 ※2 48,837
前払年金費用 21,944
退職給付に係る資産 7,786
繰延税金資産 4,856 6,409
その他 ※2 12,342 ※2 13,705  
貸倒引当金 △1,888 △1,772
投資損失引当金 △829 △915
投資その他の資産合計 85,202 74,050
固定資産合計 281,637 269,827
資産合計 528,900 537,281
負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 67,581 77,740
短期借入金 65,360 56,844
未払法人税等 1,172 1,815
独占禁止法関連損失引当金 1,166
その他 41,180 ※1 35,708
流動負債合計 175,295 173,274
固定負債 社債 50,000 50,000
長期借入金 74,054 85,583
繰延税金負債 518 690
退職給付引当金 7,336
役員退職慰労引当金 61 55
修繕引当金 45 35
退職給付に係る負債 7,714
その他 ※1 16,816 ※1 12,684
固定負債合計 148,833 156,763
負債合計 324,128 330,038
純資産の部 株主資本 資本金 53,075 53,075
資本剰余金 54,957 55,035
利益剰余金 85,914 88,298
自己株式 △5,107 △11,002
株主資本合計 188,840 185,406
その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 4,361 6,582
繰延ヘッジ損益 59 △87
為替換算調整勘定 △2,637 5,831
退職給付に係る調整累計額 △4,636
その他の包括利益累計額合計 1,783 7,689
少数株主持分 14,147 14,147
純資産合計 204,771 207,242
負債純資産合計 528,900 537,281

連結損益計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
 至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
 至 平成26年3月31日)
売上高 491,118 590,980
売上原価 ※2,※3 415,082 ※2,※3 493,056
売上総利益 76,036 97,923
販売費及び一般管理費 荷造運搬費 15,006 15,057
人件費 ※1 28,855 ※1 31,926
その他 ※1,※2 25,674 ※1,※2 30,594
販売費及び一般管理費合計 69,536 77,578
営業利益 6,499 20,345
営業外収益 受取利息 147 108
受取配当金 1,142 1,168
為替差益 884 849
その他 1,128 853
営業外収益合計 3,303 2,980
営業外費用 支払利息 3,077 3,281
持分法による投資損失 735 2,100
固定資産除却損 1,089 506
その他 3,620 3,597
営業外費用合計 8,523   9,486
経常利益 1,279  13,839
特別利益 固定資産売却益 ※4 1 ※4 5,295
受取保険金 ※5 19,892 ※5 1,753
その他 1,293 698
特別利益合計 21,186 7,747
特別損失 減損損失 ※6 805 ※6 2,383
関係会社出資金評価損 3 2,265
事業構造改善費用 ※7 2,894 ※7 1,902 
独占禁止法関連損失引当金繰入額 ※8 1,166
災害による損失 ※9 9,326 ※6 805
損害賠償金 ※10 1,823
その他 1,704 565
特別損失合計 16,557 8,653
税金等調整前当期純利益 5,908 12,933
法人税、住民税及び事業税 5,028 7,686
法人税等調整額 △2,486 1,337
法人税等合計 2,541 9,023
少数株主損益調整前当期純利益 3,367 3,909
少数株主利益 317 580
当期純利益 3,049 3、328

連結包括利益計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
少数株主損益調整前当期 3,367 3,909
その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 3,878 2,147
繰延ヘッジ損益 243 9
為替換算調整勘定 18,302 8,164
持分法適用会社に対する持分相当額 314 867
その他の包括利益合計 ※ 22,738 ※ 11,189
包括利益 26,105 15,098
(内訳) 親会社株主に係る包括利益 25,014 14,001
少数株主に係る包括利益 1,090 1,097

連結株主資本等変動計算書

当連結会計年度(自 平成25年4月1日  至 平成26年3月31日)

(単位:百万円)

株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 53,075 54,957 84,680 △157 192,556
当期変動額 連結範囲の変動 △37 △37
剰余金の配当 △1,778 △1,778
当期純利益 3,049 3,049
自己株式の取得 △4,950 △4,950
自己株式の処分 △0 0 0
株式交換による増加
持分法の適用範囲の変動
持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,233 △4,949 △3,716
当期末残高 53,075 54,957 85,914 △5,107 188,840
その他の包括利益累計額 少数株主持分 純資産合計
その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジと損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
当期首残高 463 △262 △20,403 △20,202 11,881 148,235
当期変動額 連結範囲の変動 △37
剰余金の配当 △1,778
当期純利益 3,049
自己株式の取得 △4,950
自己株式の処分 0
株式交換による増加
持分法の適当範囲の変動
持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 3,897 321 17,766 21,986 2,266 24,252
当期変動額合計 3,897 321 17,766 21,986 2,266 20,536
当期末残高 4,361 59 △2,637 1,783 14,147 204,771

連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
 至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
 至 平成26年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 5,908 12,933
減価償却費 24,646 25,721
関係会社出資金評価損 3 2,265
減損損失 805 2,383
のれん償却額 1,249 1,937
引当金の増減額(△は減少) △608 1,262
受取保険金 △19,892 △1,753
受取利息及び受取配当金 △1,290 △1,276
支払利息 3,077 3,281
持分法による投資損益(△は益) 735 2,100
投資有価証券評価損益(△は益) 1,437 2
有形及び無形固定資産売却損益(△は益) △1 △5,295
損害賠償金 1,823
売上債権の増減額(△は増加) 4,927 △11,391
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,487 △1,409
仕入債務の増減額(△は減少) △16,936 5,894
その他の固定負債の増減額(△は減少) 4,088 △4,349
前払年金費用の増減額(△は増加) 1,802
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 7,169
退職給付引当金の増減額(△は減少) △161
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 191
その他 4,679 △1,240
小計 12,807 38,427
利息及び配当金の受取額 1,505 1,657
利息の支払額 △2,722 △3,344
保険金の受取額 19,892 1,753
独占禁止法関連損失の支払額 △1,680
課徴金の支払額 △1,180
損害賠償金の支払額 △1,823
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △4,245 △7,473
営業活動によるキャッシュ・フロー 22,554 31,020
投資活動によるキャッシュ・フロー 有形及び無形固定資産の取得による支出 △52,343 △33,571
有形及び無形固定資産の売却による収入 1,603 8,716
投資有価証券の売却による収入 2,121 1,366
貸付けによる支出 △1,883 △1,964
貸付金の回収による収入 3,316 2,747
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
支出
△7,077 △3,116
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
収入
917
関係会社出資金の払込による支出 △1,566 △1,797
その他 △1,164 △1,260
投資活動によるキャッシュ・フロー △56,077 △28,881
財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) 7,927 8,212
長期借入れによる収入 38,150 15,917
長期借入金の返済による支出 △17,994 △22,595
社債の償還による支出 △10,000
配当金の支払額 △1,778 △1,864
自己株式の取得による支出 △5,023 △6,070
その他 923 △432
財務活動によるキャッシュ・フロー 12,204 △6,833
現金及び現金同等物に係る換算差額 4,531 1,780
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △16,787 △2,913
現金及び現金同等物の期首残高 59,083 42,250
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 233
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △280
現金及び現金同等物の期末残高 ※ 42,250 ※ 39,336

連結財務諸表注記

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社数 前期84社、当期94社

当社を存続会社とする吸収合併を行ったことにより、フジクラ開発株式会社を連結子会社より除外しました。
会社分割を行ったことにより、米沢電線株式会社はフジクラ電装株式会社と米沢電線株式会社に分割されました。
TCC Group Limitedは、AFL Services Europe Ltd.へ社名を変更しています。
広州米沢電線有限公司は、広州藤倉電線電装有限公司へ社名を変更しています。
YONEZAWA VIETNAM LTD.は、Fujikura Automotive Vietnam Ltd.へ社名を変更しています。
新たに株式を取得したことにより、Optronics Limited及びその子会社8社が連結子会社となりました。
Yoneden (Thailand) Ltd.は、Fujikura Automotive (Thailand) Ltd.へ社名を変更しています。
新たに株式を取得したことにより、Tier2 Technologies Ltd.が連結子会社となりました。
新規設立したことにより、AFL Telecommunications Brno s.r.o.が連結子会社となりました。

株式会社フジ工営など連結の範囲から除外した子会社はいずれも小規模であり、これらの子会社の総資産合計、売上高合計、当期純利益及び利益剰余金等は連結総資産、連結売上高、連結当期純利益及び連結利益剰余金等に対する割合がいずれも軽微であり、全体としても連結財務諸表に重要な影響を与えていません。

2.持分法の適用に関する事項

非連結子会社及び関連会社のうち、以下の会社に対する投資については持分法を適用しています。

重要性が増したことにより、US Conec Ltd.を持分法適用の範囲に含めています。

株式会社フジ工営など持分法を適用しない会社は、それぞれ連結純損益及び連結利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体的にも重要性に乏しく、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていません。

なお、持分法適用会社のうち決算日が連結決算日と異なる会社については、当該会社の直近事業年度に係る財務諸表を使用しています。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

次の会社の決算日は、連結決算日と異なる12月31日です。連結財務諸表作成にあたっては、連結決算日現在で実施した本決算に準じた仮決算に基づく財務諸表を使用しています。

DDK (Thailand) Ltd.、珠海藤倉電装有限公司、Fujikura Asia Ltd.、FIMT Ltd.、Fujikura Hong Kong Ltd.、Fujikura (Malaysia) Sdn. Bhd.、Fujikura Federal Cables Sdn. Bhd.、Fujikura Fiber Optics Vietnam Ltd.、藤倉電子(上海)有限公司、Fujikura Automotive (Thailand) Ltd.、第一電子工業(上海)有限公司、江蘇藤倉亨通光電有限公司、広州藤倉電線電装有限公司、Fujikura SHS Ltd.、長春藤倉電装有限公司、藤倉烽火光電材料科技有限公司、Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.、藤倉(中国)有限公司、Fujikura Automotive Vietnam Ltd.、DDK VIETNAM LTD.、南京藤倉烽火光纜科技有限公司、上海藤倉光維通信器材有限公司

従来、連結子会社のうち、Fujikura Europe Ltd.の決算日は12月31日でしたが、当連結会計年度より、決算日を3月31日に変更しています。当該子会社は3月31日を決算日とする仮決算を行っていたため、当連結会計年度における影響はありません。

4.在外子会社及び在外関連会社における会計処理基準に関する事項

「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 平成22年2月19日)及び「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第24号 平成20年3月10日)を適用し、在外子会社及び在外関連会社に対して連結決算上、必要な調整を行っています。

5.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

1)有価証券

ⅰ)満期保有目的の債券・・・償却原価法

ⅱ)その他有価証券

2)デリバティブ

時価法

3)たな卸資産

主として総平均法(月別)による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

1)有形固定資産(リース資産を除く)

主として定率法

但し、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については、定額法を採用しています。

なお、主な資産の耐用年数は以下のとおりです。

2)無形固定資産(リース資産を除く)

主として定額法

なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいています。

3)リース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。

(3)重要な引当金の計上基準

1)貸倒引当金

金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しています。

2)投資損失引当金

関係会社株式または関係会社出資金の価値の減少による損失に備えるため、投資先の財政状態等を勘案し必要額を計上しています。

3)独占禁止法関連損失引当金

欧州委員会から課された、欧州競争法違反に伴う制裁金の支払見込額を計上しています。

4)役員退職慰労引当金

一部の連結子会社は、役員の退職慰労金の支出に備えるため、会社内規による期末要支給額を計上しています。

5)修繕引当金

熔解炉の修繕費用の支出に備えるため、年間生産量に応じた額を見積り計上しています。

(4)退職給付に係る会計処理の方法

1)退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっています。

2)数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用については、発生時から従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として15年)による定額法により費用処理する方法を採用しています。また、数理計算上の差異については発生の翌連結会計年度から従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に15年)による定額法により費用処理する方法を採用しています。

なお、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しています。

(5)収益及び費用の計上基準

進捗部分に成果の確実性が認められる工事の収益及び費用の計上基準については、工事進行基準(工事の進捗率の見積もりは原価比例法)によっています。

(6)重要なヘッジ会計の方法

1)ヘッジ会計の方法

2)ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 ヘッジ対象
為替予約等 外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引
金利スワップ 借入金の変動金利

3)ヘッジ方針

外貨建取引における為替変動リスク及び一部の借入金における金利変動リスクについてヘッジを行っています。

4)ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ手段の変動額の累計額とヘッジ対象の変動額の累計額を比較して有効性の判定を行っています。但し、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しています。

(7)のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却は、5年で均等償却しています。

(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。

(9)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

1)消費税等の会計処理方法

消費税及び地方消費税の会計処理方法は税抜方式を採用しています。

2)連結納税制度の適用

連結納税制度を適用しています。

(会計方針の変更)

(退職給付に関する会計基準等の適用)

「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適用指針」という。)を当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めを除く。)、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債として計上する方法に変更し、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用を退職給付に係る負債として計上しています。なお、年金資産の額が退職給付債務を超える場合には退職給付に係る資産として計上する方法に変更しています。

退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37号に定める経過的な扱いに従っており、当連結会計年度末において、当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に加減しています。

この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る資産が7,786百万円、退職給付に係る負債が7,714百万円計上されるとともに、その他の包括利益累計額が4,636百万円減少しています。

なお、1株当たり純資産額は14円16銭減少しています。

(未適用の会計基準等)

  • 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日)
  • 「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日)

(1)概要

未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の処理方法、退職給付債務及び勤務費用の計算方法並びに開示の拡充等について改正されました。

(2)適用予定日

退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正については、平成27年3月期の期首より適用いたします。なお、当該会計基準等には経過的な取り扱いが定められているため、過去の期間の連結財務諸表に対しては遡及適用しません。

(3)当該会計基準等の適用による影響

退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。

(表示方法の変更)

(連結損益計算書)

1. 特別利益の「固定資産売却益」については、前連結会計年度において「その他」に含めていましたが、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より区分掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。この結果、前連結会計年度において特別利益の「その他」に表示していた1,294百万円は、「固定資産売却益」1百万円と「その他」1,293百万円として組み替えています。

2. 特別損失の「関係会社出資金評価損」については、前連結会計年度において「その他」に含めていましたが、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より区分掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。この結果、前連結会計年度において特別損失の「その他」に表示していた1,707百万円は、「関係会社出資金評価損」3百万円と「その他」1,704百万円として組み替えています。

(連結キャッシュ・フロー計算書)

1. 営業活動によるキャッシュ・フローの「関係会社出資金評価損」及び「前払年金費用の増減額」については、前連結会計年度において「その他」に含めていましたが、「関係会社出資金評価損」については、金額的重要性が増したため、「前払年金費用の増減額」については、退職給付に関する会計基準等の改正に伴い、明瞭性を高める観点から表示科目の見直しを行ったため、当連結会計年度においては区分掲記することとしました。また、「有形及び無形固定資産除却損」については、前連結会計年度において区分掲記していましたが、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度は「その他」に含めて表示しています。これらの表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、営業活動によるキャッシュ・フローの「有形及び無形固定資産除却損」に表示していた1,055百万円は「その他」として組替えており、「その他」に表示していた5,429百万円は、「関係会社出資金評価損」3百万円、「前払年金費用の増減額」1,802百万円、「その他」4,679百万円として組み替えています。

2. 営業活動によるキャッシュ・フローの「引当金の増減額」に含めていた、「退職給付引当金の増減額」は、明瞭性を高める観点から表示科目の見直しを行い、当連結会計年度においては独立掲記しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、営業活動によるキャッシュ・フローの「引当金の増減額」に表示していた△769百万円は、「引当金の増減額」△608百万円、「退職給付引当金の増減額」△161百万円として組み替えています。

(連結貸借対照表関係)

※1 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は、次のとおりです。

前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
土地 992百万円 992百万円

担保付債務は、次のとおりです。

前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
流動負債その他 -百万円 606百万円
固定負債その他 5,928百万円 4,757百万円

※2 担保資産及び担保付債務

非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
投資有価証券(株式) 22,411百万円 20,322百万円
投資その他の資産その他(出資金) 7,546 8,657

3. 偶発債務

(1)債務保証等

前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
(株)ビスキャス
(契約履行保証及び銀行借入金)
5,760百万円 (株)ビスキャス
(契約履行保証及び銀行借入金)
9,180百万円
上海上纜藤倉電纜有限公司
(銀行借入金)
907 上海上纜藤倉電纜有限公司
(銀行借入金)
1,320
(株)三興(営業取引債務) 546 Fujikura Cabos Para Energia e
Telecomunicacoes Ltda
(銀行借入金)
712
従業員(財形融資)
(銀行借入金)
482 上海藤倉橡塑電纜有限公司
(銀行借入金)
579
上海藤倉橡塑電纜有限公司
(銀行借入金)
453 従業員(財形融資)
(銀行借入金)
397
(株)ジャパンリーコム(銀行借入金) 150 (株)ユニマック(銀行借入金) 165
Middle East Fiber Cable
Manufacturing Co.
(契約履行保証及び銀行借入金)
84 他5社(銀行借入金等) 254
8,385 12,609

(2)その他

タイ王国所在の当社連結子会社Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.は、①平成25年5月21日にタイ国税当局より883百万バーツの更正通知を受領、②平成26年5月28日にタイ国税当局より29百万バーツの更正通知を受領しました。同社としては、この更正通知の内容は正当な根拠を欠く不当なものであり容認できないことから、①の案件については、平成25年6月18日にタイ歳入局不服審判所に不服の申し立てを行い、②の案件については、平成26年6月19日にタイ歳入局不服審判所に不服の申し立てを行いました。

なお、本件税額の納付については、不服申し立てと同日に取引銀行の支払保証書を差し入れることにより、仮納付の支払に代えています。

(連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
退職給付費用 2,624百万円 2,037百万円
減価償却費 1,699 2,161
役員退職慰労引当金繰入額 15 9
役員賞与引当金繰入額 7 -

※2 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりです。

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
14,917百万円 14,654百万円

※3 期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれています。

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
522百万円 736百万円

※4 固定資産売却益の内容は、次のとおりです。

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
土地 -百万円 5,384百万円
建物 1 △89
1 5,295

土地と建物が一体となった固定資産を売却した際、土地部分については売却益、建物部分については売却損が発生しているため、売却損益を通算して固定資産売却益を計上しています。

※5 受取保険金

平成23年10月上旬に発生したタイ王国の洪水により、被災した棚卸資産及び固定資産の被害額の一部について、確定した保険金を受領したものです。

※6 減損損失

当社グループは、原則として、事業用資産については事業部品種別を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っています。

当社グループは主に以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

場所 用途 種類 減損損失
DDK (Thailand) Ltd.(タイ王国) 遊休資産 機械装置 534百万円

機械装置については、市場環境の変動等により、今後の使用予定がなくなったため、回収可能価額を0円とし、未償却残高を減損損失として計上しています。

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

場所 用途 種類 減損損失
Fujikura Electronics (Thailand) Ltd.(タイ王国) 遊休資産 機械装置 1,143百万円
富士資材加工株式会社(三重県鈴鹿市) 遊休資産 土地 319百万円
第一電子工業株式会社(栃木県真岡市) 遊休資産 機械装置 319百万円

機械装置については、市場環境の変動等により、今後の使用予定がなくなったため、回収可能価額を0円とし、未償却残高を減損損失として計上しています。

土地については、第三者への売却が決定したため、売却価額と帳簿価額の差額を減損損失として計上しています。

※7 事業構造改善費用

※8 独占禁止法関連損失引当金繰入額

当社が平成26年4月2日に欧州委員会から課された、欧州競争法違反に伴う制裁金です。

※9 災害による損失

タイ王国の洪水により損害を受けた固定資産の修繕費及び操業停止期間中の固定費等です。

※10 損害賠償金

当社が平成22年5月21日に行政処分を受けた独占禁止法違反に伴う、取引先への損害賠償です。

(連結包括利益計算書関係)

※その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
その他有価証券評価差額金 当期発生額 4,499百万円 3,127百万円
組替調整額 937 △249
 税効果調整前 5,437 2,877
 税効果額 △1,558 △729
 その他有価証券評価差額金 3,878 2,147
繰延ヘッジ損益 当期発生額 329 15
 税効果調整前 329 15
 税効果額 △86 △5
 繰延ヘッジ損益 243 9
為替換算調整勘定 当期発生額 18,302 8,164
持分法適用会社に対する持分相当額 当期発生額 334 1,026
 組替調整額 △19 △159
 持分法適用会社に対する持分相当額 314 867
 その他の包括利益合計 22,738 11,189

(連結株主資本等変動計算書関係)

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

当連結会計年度期
首株式数(千株)
当連結会計年度増
加株式数(千株)
当連結会計年度減
少株式数(千株)
当連結会計年度末
株式数(千株)
発行済株式 普通株式 360,863 - - 360,863
合計 360,863 - - 360,863
自己株式 普通株式(注)1,2 19,371 14,732 628 33,471
合計 19,371 14,732 628 33,471

2. 配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日 効力発生日
平成25年6月27日
定時株主総会
普通株式 853 2.5 平成25年3月31日 平成25年6月28日
平成25年10月28日
取締役会
普通株式 1,010 3.0 平成25年9月30日 平成25年12月3日

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議) 株式の種類 配当金の総額
(百万円)
配当の原資 1株当たり
配当額(円)
基準日 効力発生日
平成26年6月27日
定時株主総会
普通株式 982 利益剰余金 3.0 平成26年3月31日 平成26年6月30日

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
現金及び預金勘定 43,178百万円 39,902百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 △928 △566
現金及び現金同等物 42,250 39,336

(リース取引関係)

ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

5年間の財務データ

回次 第162期 第163期 第164期 第165期 第166期
決算年月 平成22年3月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月
売上高(百万円) 302,928 318,979 289,342 249,971 276,604
経常利益又は経常損失(△)(百万円) 9,634 10,828 813 △6,652 3,631
当期純利益又は当期純損失(△)(百万円) 2,248 10,279 △1,104 △8,162 9,050
資本金(百万円) 53,075 53,075 53,075 53,075 53,075
発行済株式総数(千株) 360,863 360,863 360,863 360,863 360,863
純資産額(百万円) 132,290 138,950 135,857 124,986 128,398
総資産額(百万円) 325,143 338,586 361,400 360,026 364,023
1株当たり純資産額(円) 366.77 385.28 376.72 365.88 392.06
1株当たり配当額(円)
(うち1株当たり中間配当額)(円)
5.00
(2.50)
6.00
(2.50)
5.00
(2.50)
5.00
(2.50)
6.00
(3.00)
1株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額(△)(円) 6.23 28.50 △3.06 △23.15 27.15
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円) - - - - -
自己資本比率(%) 40.69 41.04 37.59 34.72 35.27
自己資本利益率(%) 1.71 7.58 △0.80 △6.26 7.14
株価収益率(倍) 86.45 14.17 - - 17.38
配当性向(%) 80.2 21.1 - - 22.1
従業員数(人) 2,557
(503)
2,575
(520)
2,607
(561)
2,585
(525)
2,482
(482)