CSRトップページ
CSR統合報告書(HTML)
編集にあたって
トップメッセージ
特集1
特集2
組織統治
公正な事業慣行
環境
消費者課題
人権、労働慣行
コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
第三者意見、ご意見を受けて
データ集・対照表

CSR

CSR統合報告書

フジクラグループCSR統合報告書2014
〔ISO26000 中核主題〕 公正な事業慣行

リスクマネジメント

リスクマネジメント

当社は管理すべきリスクを、事業機会に関連するリスク(戦略リスク)と事業活動の遂行に関連するリスク(業務リスク)に分類し、戦略リスクは取締役会及び経営会議のトップマネジメントの合議により管理し、業務リスクは「フジクラリスク管理規程」に基づきリスク管理委員会が管理する体制をとっています。

また、危機管理についても、「フジクラリスク管理規程」において、情報のトップへの速やかな伝達と対応組織の構築および責任体制などを定めています。

業務リスクは、コンプライアンス、品質保証、環境管理、安全衛生、情報セキュリティなど、現代社会における企業活動に伴い発生する多様な事象を、それぞれの専門組織を中心とした体制によって日常的に管理しています。法務室、品質環境管理部、人事・総務部、システム部、輸出管理室など、当該事象を専門的に取り扱う組織が、各事業部門にたいして、企業が求められている社会的要件を充足し、かつ企業の存続発展のためにとるべき行動を指し示し、もっとも適切な行動を選択するよう促しています。当社は単に法令遵守にとどまらず社会的な要請を意識しながら、社会、顧客、消費者、従業員、取引先、株主などの多様なステークホルダーから信任を得られるよう活動しています。

内部通報制度

当社は、コンプライアンス違反の予防と通報者の選択肢を広げるため、内部通報制度として社内窓口及び独立した第三者による社外窓口を設けています。

情報セキュリティ

高度情報化社会の進展は、企業活動における情報の重要性と情報システムの活用度を飛躍的に高めています。特に近年、電子情報に対するリスクは増大してきており、セキュリティに対する取り組みは企業活動上の最重要課題の一つであると認識しています。当社は当社グループが取り扱うすべての情報資産を適切に保護するために、2005年に「電子情報のセキュリティ基本規程」を制定しました。これを役員・社員に継続的に周知・徹底し遵守することにより、情報セキュリティに関する社会的責任を果たします。

情報セキュリティ

基本方針

  • 適切な人的、物理的、技術的対策を講じ、情報資産において不正な侵入、漏えい、改ざん、破壊などを阻止する。自らが加害者にならない。
  • 万一セキュリティ事故が発生した場合に速やかに対応し、その被害を最小限にとどめる。
  • セキュリティに対する活動を継続的に実施し、かつ新たな脅威にも対応できるよう、セキュリティ管理体制を確立し、その活動により高い安全性を確保します。

これからも、情報資産管理の着実な実施・定着、情報セキュリティ教育を通じ、情報セキュリティ推進活動をさらに強化することにより情報セキュリティレベルの底上げを図り、当社グループが取り扱うすべての情報資産の安全を確保して社会から信頼される企業グループを目指しています。

知的財産の保護

当社は、研究開発で得た成果を積極的に特許や意匠等の知的財産権の取得により保護し、事業の優位性を確保するとともに、第三者の知的財産権を十分に尊重しながら事業展開しています。一方で、当社が保有する特許権、意匠権、及び商標権等の無断使用などについては、法律に基づいて、然るべき措置をとっています。

また、各戦略ビジネスユニット(SBU)毎に、「IP(Intellectual Property)部会」を定期的に開催し、事業課題と知財マネジメントを結び付けるための、事業戦略に基づく知財戦略の構築や競合社と自社の特許ポジションの見える化と強化活動等を、事業部門、研究開発部門、知財部門が一体となって推進しています。 

更に、全社員の経験と習熟度に応じた知財研修の定期開催や、知的財産研究会による社内の知財活動事例報告や外部講師による特別講演等を通し、当社グループの知的財産意識向上を図っています。

知的財産の保護に関するポリシー