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CSR

CSR報告書

フジクラグループCSR報告書2013
〔ISO26000 中核主題〕 公正な事業慣行

調達活動

フジクラグループ調達基本方針

先の東日本大震災やタイ国で起きた洪水被災は、お客様や取引先とのサプライチェーン確保が大きな課題となりました。また、近く起きると予測される巨大地震への備え、減災への努力が企業に強く求められています。さらに、1月からスターとした「紛争鉱物」への対応も取引先との関係強化が必要となります。このような事業環境下で、グローバル化を進める当社グループは、この「サプライチェーン・マネジメントの強化」が重要な取り組みの一つとして「フジクラグループ調達基本方針」を定めました。

フジクラグループ調達基本方針

当社グループは、以下の原則に従って、事業継続マネジメントを実践することにより、緊急事態発生時においても事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するとともに、商品とサービスの安定的な提供を実現します。

公平公正な調達活動

当社グループの経営は、原材料・部品や設備を供給していただく調達先の方々に支えられています。

公平公正で、誠実な調達活動を通じ、調達先との強固な信頼関係を築くために私達は、「フジクラグループ調達基本方針」を定めてWEBに公開しています。さらに「フジクラグループ調達購買部門行動規範」を制定し、自らの行動を厳しく律しています。

また、グループ各社が参加して下請法講習会を定期的に行うなど、コンプライアンスに対する取り組みを継続しています。

CSR調達活動

当社グループでは、主要な調達先に対して下記の要望項目についてCSR活動の推進をお願いするとともに、自主的にその進捗情況をチェックできるWEBサイトを開設しました。当社グループは、調達先の皆様のご理解とご協力を得て、サプライチェーン全体でCSR活動に取り組んでいます。

サプライチェーンマネジメント検討会

サプライチェーンマネジメント検討会

CSRに関する調達先への要望事項

1.人権・安全・衛生

2.環境

3.公正取引・倫理

4.品質・安全性

5.情報セキュリティ

6.社会貢献

紛争鉱物への対応

当社グループは、人道的な観点からコンゴ民主共和国及びその周辺国・地域で産出された非人道的行為にかかわる紛争鉱物(金・すず・タンタル・タングステン)を原材料として使用しない方針を2011年8月に定めました。

フジクラグループ紛争鉱物不使用方針

当社グループは、コンゴ民主共和国及びその近隣周辺国で産出された紛争鉱物であるタンタル、タングステン、スズ、金を原材料として使用しない方針です。また新たに紛争鉱物の使用が発覚した場合は、調達を速やかに停止します。

当社グループの対応

当社グループの紛争鉱物への取り組みは、2010年の米国での金融規制改革法の成立と共に正式にワーキングチームとしてスタートしました。具体的にはグループ内体制の構築と情報ルートの一元化、顧客への対応方法等をルールとして定めました。
 2012年度、私たちは執行役員会をはじめ各事業部門などへの説明会を14回開催し、グループ内での紛争鉱物への対応方法の周知を図りました。顧客からの紛争鉱物に関する調査依頼は約60件あり、社内規程に基づき対応しました。また、電子情報技術産業協会(JEITA)の「責任ある鉱物調達検討会」に参加し、業界の枠組み作りに参加しました。

紛争鉱物対応検討会

紛争鉱物対応検討会

*環境にやさしい調達を積極的に取り組んでいます。その取り組みは、「グリーン調達・購入」として、環境のページにも掲載しています。