長期的な信頼関係
社会変化への適応
環境
コミュニティ
基本的な考え方
フジクラは、多様なステークホルダとの価値共創において、「マルチステークホルダー方針」を定め、以下の取り組みを進めます。
マルチステークホルダー方針
当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果のマルチステークホルダーへの適切な分配が、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であると考え、以下の取組を進めてまいります。
記
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従業員への還元
当社は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じた生産性向上の取り組みなどにより付加価値の最大化に注力し、「技術のフジクラ」としての持続的な成長を目指します。その上で、外的環境および自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、教育訓練等に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
具体的には、賃金の引上げについて、経済情勢、物価動向、マーケット水準および当社の経営状況等を踏まえ、適正な処遇の実現に取り組んでまいります。また、会社の持続的成長のため、人財への投資は優先すべき課題であるとの考えのもと、教育訓練等については、従業員の能力開発やスキルアップにつながる施策を推進してまいります。 -
取引先への配慮
当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。
なお、パートナーシップ構築宣言のポータルサイトへの掲載が取りやめとなった場合、マルチステークホルダー方針の公表を自主的に取り下げます。- パートナーシップ構築宣言のURL
また、消費税の免税事業者との取引関係についても、政府が公表する免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関する考え方等を参照し、適切な関係の構築に取り組んでまいります。
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その他のステークホルダーに関する取組
当社は、"つなぐ"テクノロジーを通じて顧客の価値創造と社会に貢献し、また持続可能な社会の実現を目指しESG(環境、社会、ガバナンス)活動に取り組んでまいります。
これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。
以上
2025年3月24日
株式会社フジクラ 取締役社長CEO
岡田 直樹
ステークホルダーとのコミュニケーション
フジクラグループは、フジクラグループCSR活動指針のなかで「⑯すべてのステークホルダーに対し、広くコミュニケーションを行うことにより、健全な関係の維持発展に努めます。」と定めています。また、事業活動を行なう上で特に関わり合いが深いステークホールダーを「顧客(お客様)」、「社員(家族を含む)」、「投資家・株主」、「取引先」、「地域社会」、「環境・行政」の6つとしています。事業活動に関わる主なステークホルダーに対して、関連部署が窓口となり様々なコミュニケーションを行うことで相互理解を深め、社会の持続的発展と自社の成長につなげています。
ステークホルダーとのコミュニケーション方法
ステークホルダー | 果たすべき責任 | コミュニケーション機会 |
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顧客 |
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社員 |
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投資家・株主 |
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取引先 |
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地域 |
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環境・行政 |
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