企業の価値を高める健康経営

基本的な考え方

   

フジクラグループは、「社員の健康を重要な経営資源の一つ」と捉え、健康でいきいきと働ける職環境の実現を目指して、2014年に「フジクラグループ健康経営宣言」を発表しました。
社員一人ひとりが、心身ともに、そして社会的にも良好な状態にある「well-being*」を実現することは、組織全体の活力を高めるとともに、企業の持続的成長や社会的価値の創出にもつながります。さらにそれは、社員のご家族やお客様、地域社会にとっての持続可能な幸せの実現にも寄与するものと考えています。フジクラグループ一丸となって健康経営を推進してまいります。

* 世界保健機関(WHO)の定義より

フジクラグループ健康経営宣言

フジクラグループは、社員の健康を重要な経営資源の一つであると捉え、 個人の自発的な健康活動に対する積極的な支援と、組織的な健康活動の推進で、「お客様からは感謝され、社会から高く評価され、社員は活き活きと仕事をしている」企業グループを目指します。

 
     
   
 

健康経営推進体制

健康経営推進体制
   
 

健康経営の取り組み

従業員の健康リスクの把握とヘルスリテラシーの向上

従業員の健康状態の把握のため、健康診断受診率100%、健康診断において精密検査や医療が必要な従業員へ産業保健スタッフによる健康相談の実施と医療機関への受診率100%、ストレスチェックにおいては受検率95%以上の維持を目標としています。健康管理システム導入によりデータの一元化をし「健康リスクの課題の見える化」を図り、ハイリスクやポピュレーションアプローチによるさらなる従業員のヘルスリテラシー向上への効果的な支援に取り組んでいます。

メンタルヘルスチェック

10人以上の組織ではストレスチェックの集団分析を行い、管理者教育の実施等により職場環境改善につなげることを目指しています。相談しやすい環境と体制の構築、ご家族も利用可能なEAP(社外相談窓口)の活用、復職支援のプログラム作成と運用、研修(対面、WEBセミナー、eラーニング)にも力を入れています。

健康管理の推進

フジクラ健康保険組合とのコラボヘルスにより、従業員・配偶者に対して5大がん検診をはじめとした法定外健診項目を追加した健康診断を実施しています。配偶者については事業所施設での実施もしており、従業員の働いている事業所を見ていただく機会にもなっております。また、事業所内産業保健スタッフによる特定保健指導にも力を入れており、従業員に対して働き方の変化に合わせてICTを活用した面談の実施など柔軟な対応をしています。
また、フジクラ健康保険組合が運用する健康増進アプリを推奨し、日々の歩数、体重などの健康管理機能の活用、各種イベント(歩数・生活習慣改善)への参加を通じて、従業員とその家族のセルフケアを支援しています。

働きやすい職場づくり

ワークエンゲージメント、プレゼンティーイズムを経年で評価し、施策を展開しております。女性の健康課題や働き方に関するセミナーの開催や疾病や障がいを持ちながら働くことへの支援(両立支援)などにより、安心できる、働きやすい会社風土の醸成、制度の構築を目指しています。