社員メッセージ

岡田 顕一 Okada Kenichi

岡田 顕一 Okada Kenichi

コーポレートR&D部門
環境・エネルギー研究所 グループ長 ※取材当時の内容です

1998年度入社
工学研究科 量子工学専攻

  • 理系
  • マテリアル系
  • コーポレートR&D部門
  • ベテラン
  • 男性

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電線メーカーを志望。なかでも非財閥系で、
技術で勝負している点に気概を感じてフジクラへ。

オーディオコンポがきっかけで「金属学」を専攻

高校生の頃、電気街の中古屋に並んでいるオーディオコンポを物色するのが仲間内で流行っていました。といってもお金がないので、ガラクタを買い揃えてアンプとスピーカーをつなぐケーブルなど、小物を取り替えながら音の変化に一喜一憂するといった楽しみ方でしたが……そのころ高嶺の花だったのが、高純度の銅を使ったケーブル。純度を変えるだけで金属の特性が変わることに非常に興味を引かれ、大学では金属学を専攻することにしたのです。就職も初志貫徹して電線を作る仕事をしようと考え、電線メーカーを検討。なかでも、非財閥系で、技術で勝負しているという点に気概を感じてフジクラを志望しました。

「色素増感型太陽電池」の開発全体をフォロー。
世界初の材料、機能、現象に立ち向かう毎日。

屋内でも効率的に発電できる新型太陽電池の開発に奮闘

「色素増感型太陽電池」という新型の太陽電池の実用化を目指して開発しています。これは、導電性ガラスの上に酸化チタンを印刷し、色素に漬けるだけでできるシンプルな構造の太陽電池で、低コストで環境に優しいことで注目されています。私は職場の研究者の中で最も長くこのテーマに取り組んでおり、全体の研究開発をフォローしている立場です。現在注力しているテーマは、特に屋内のような暗い場所で効率よく発電させる技術の開発。暗い場所用に最適化した色素増感太陽電池は、ろうそくの明かりのような光源でも発電させることができ、無線センサーやリモコンなどへの応用が期待されています。

仮説通りの実験結果が得られたときは、思わず小躍り(笑)

研究開発は、楽しんで仕事をすることが一番大切だと思います。研究対象に興味が持てなければ、文献もろくに読まず、いい加減な実験をしてしまい、ちょっと悪い結果が出ればすぐにあきらめてしまいがち。もうひとつ大事なのは、研究対象に自分の手で触ること。私たちが扱うものは、世界で初めての材料や機能、現象です。他人にサンプルを任せていては、小さなヒントを見逃してしまいます。研究対象としぶとく向かい合って、さまざまな切り口から知恵を絞っていく。そして、自分が立てた仮説が当たって予想通りの実験結果が得られたときには、つい小躍りしてしまうほどうれしいですね。一緒に実験しているスタッフから「気持ち悪い」と言われてますが(笑)。

新入社員でも、研究成果を国際学会で発表できる。
個人のやる気を最大限尊重してくれる会社です。

フジクラの○

本人のやる気を尊重してくれるのがフジクラの魅力だと思いますね。たとえば研究所では、事前の特許申請など最低限の注意さえ守れば、新入社員でも研究成果を国際学会で論文として発表したりできますし、それを使って学位を取得したりすることも奨励してくれます。業務においても、きちんと根拠を持って提案すれば、かなり自由にやりたいことをやらせてもらえる。ただし、それが成功するかどうかは、本人のセンス次第です。

フジクラの×

非常に伝統ある会社で、ある程度年配の方には「藤倉電線」として有名ですが、だんだん知名度が下がってきているように思います。学会などでは、特に海外の方から「フジクラって何を作っている会社ですか」と聞かれることがよくあり、もっと“フジクラ”の名を世界に売っていかなければと思っています。

興味を幅広く。世の中で注目されている技術を
自分なりに勉強していると、きっと将来役立ちます。

過去のフジクラの学会発表や論文なども
チェックしてください

研究開発を志望している方は、いろいろなことに興味を持って勉強していると、将来、その知識が予想外に役に立つ時があります。新聞を読んだり、自分の研究テーマ関連の学会を聴講したりしながら、世の中で注目の技術トピックスを自分なりに勉強してみるといいと思いますね。また過去何年かのフジクラの学会発表や論文、技報などもチェックしてみてください。どういった分野に力を入れているのか、また入社した後にどのような仕事をするのかがよくわかると思います。

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