社員メッセージ

羽生 智 Hanyuu Satoru

羽生 智 Hanyuu Satoru

新規事業推進センター
超電導事業推進室 係長 ※取材当時の内容です

2005年度入社
工学系研究科 マテリアル工学専攻

  • 理系
  • マテリアル系
  • 新規事業推進センター
  • 中堅
  • 男性

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工場見学で、自由な研究環境に惹かれました。
ここなら良い発想がどんどん生まれそうだなと。

超電導など面白い研究をしている企業だと思いました

大学院の研究室で、たまたまフジクラの技術者の方の博士論文を読んだのが、この会社に興味を持ったきっかけです。研究内容がとても面白く、こんな研究をしている企業があるんだと新鮮な驚きがありましたね。父親もフジクラのことを知っており、そのことも安心感につながりました。実際に工場見学に訪れてみると、技術者の方々がみなさんとても自由に研究している印象があり、縛られた環境では出てこない良いアイデアが生まれてきそうな期待感がありました。それでぜひこの会社で研究開発をしてみたいと志望したのです。

超電導線材の結晶の安定化が研究テーマ。
業界が驚くような特許を取得したいですね。

IBAD法で、単結晶に近い膜をいかに安定的に作成するか

液体窒素温度で使用可能な、イットリウム系超電導線材の開発をしています。他の材料では、超電導技術によって発生する磁場を利用することで、すでにMRI(医療用磁気共鳴画像装置)などで実用化されています。しかし、使用可能な温度が液体窒素温度に比べ低いと言う点が挙げられます。イットリウム系の超電導線材を量産する技術が確立すると、液体窒素温度で使用したり、これまで到達できなかったより強力な磁場を発生させることができるのです。このイットリウム系の超電導線材には、結晶が綺麗に並んだ下地膜が必要となります。これを可能にしたのが、フジクラが開発したIBAD(イオンビームアシスト)法です。私はいま、この方法を用いてより単結晶に近い膜を、安定して作成する方法の研究に明け暮れています。研究チームで力を合わせて作り上げた線材が社内外で評価されたときは、やはりうれしいですね。

研究はすべて自分次第。何事も面白いと思えるかどうか

新技術の研究開発というのは、一朝一夕で成果が出るものではありません。自分のテーマに興味を持ち、まずは研究開発を楽しむことが大切。一見つまらないように見える研究でも、丁寧に調べると世の中が注目するような重要なポイントが潜んでいる可能性もあります。何事にも興味関心を持ち、世間が面白いと思うような研究に自らの知恵で仕上げていくことが重要だと思います。研究者としてキャリアを積むからには、有力な特許を取得してライバル企業を突き放し、フジクラの利益につながっていく大きな仕事をぜひ成し遂げたいですね。

研究に対して真面目な人が多い。
でも、堅苦しい雰囲気はまったくありません。

フジクラの○

フジクラは創業から125年以上も続いています。つまりこれだけの長い時間、会社が存続しているわけで、それは単純に凄いことだと思います。電線や光ファイバといった社会のインフラに関わる製品を手がけ、地道に品質向上に力を注ぎ、お客様から信頼を得ているのは誇りである思います。
あと、私の部署は真面目な人が多いですね。でも堅苦しいというわけではなく、議論の場では上下関係にとらわれず、自由に意見を交換できる。そういう風土は気に入っています。昼休みは自由に睡眠を取ったりできますし(笑)、有給休暇を取りやすい雰囲気ができているのも働きやすさを感じる点ですね。

フジクラの×

研究所のある佐倉事業所の社員食堂の料理の味が、いまひとつではないかと(笑)。まあ、メニューはどれも驚くほど安いので、あまり贅沢を望んでいけないのかもしれませんが……。

世間の知名度よりも、業界内でどれだけ
評価されているかのほうが重要だと思います。

社員の方とたくさん会って、本当の姿をつかんでください

就職活動時には、その企業がどのような研究をしているのかを注意していました。そして、そこで働いている人の眼や話をされる様子が、生き生きとしているかどうかを見ていました。そこに企業の本当の姿が現れる。ですから、できるだけたくさんの社員の方とお会いするのがいいと思います。
私自身、就職活動を始めた頃は、やはり企業の知名度は重要だと思っていたのですが、あくまで一般人に知られているかどうかの尺度しかありませんでした。たとえ世間的にはあまり知られていなくても、業界内での取引先での評価が高く、品質が認められていることのほうが、企業の実力を計るうえではむしろ重要。そうした観点で、ぜひ就職活動に取り組んでほしいですね。

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