株式会社フジクラ

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地球をまもる

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超電導

イットリウム系超電導線材は他の超電導線材と比較し、機械特性、磁場特性、臨界電流特性に優れる特長があり、次世代の超電導材料としてその応用が期待されています。用途としては、超電導ケーブル、風力発電機、変圧器、限流器、エネルギー貯蔵装置といった電力機器を始め、MRI、NMRといった医療・分析機器、船舶や自動車用モータ等、様々な応用が考えられており、各種、実証・検証が始まっています。

イットリウム系超電導線材は、テープ状の金属基板上に多層のセラミックス薄膜を蒸着する構造であり、その作製には高い結晶配向技術が必要となります。フジクラでは長年に渡り研究開発を重ね、ナノレベルで結晶方位を3次元的に制御するIBAD(Ion Beam Assisted Deposition)法による中間層成膜技術、PLD(Pulsed Laser Deposition)法を用いた高品質な超電導薄膜の成膜技術を確立し、世界トップレベルの性能を有する超電導線材製造を可能にしました。その結果、2009年より国内メーカーではいち早くイットリウム系超電導線材の販売を開始しました。
現在、量産化に向けた製造技術開発を進めており、量産体制が確立されつつあります。線材の性能面でも更なる長尺化、高特性化(高臨界電流化、高均一性、剥離力強化、高磁場中特性 等)、低コスト化に向けた研究開発に取り組んでいます。また、超電導線材を実際の機器に応用するため、超電導コイルや超電導ケーブル等のアプリケーション開発も積極的に行っています。
フジクラは超電導技術がもたらす低炭素・高効率エネルギー社会を目指し、イットリウム系超電導線材の提供と研究開発を進めています。

   
  イットリウム系超電導線材の構造  
800m級イットリウム系超電導線材 伝導冷却超電導マグネット

 

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