株式会社フジクラ

  1. Home
  2. ニュースリリース
  3. 432心空気圧送型光ファイバケーブルを販売開始

NEWS RELEASES

製品情報

432心空気圧送型光ファイバケーブルを販売開始

2018年12月3日

株式会社フジクラ(取締役社長 伊藤雅彦)は、当社独自の12心間欠固定型光ファイバリボンSpider Web Ribbon®(SWR®)を適用した新たな光ケーブルとして、空気圧送工法で布設可能なAir Blown Wrapping Tube Cable®(WTC®)の販売を開始いたしました。

空気圧送工法とは、光ファイバケーブルの布設方法の1つで、ダクト内へ圧縮空気を送り込み、光ケーブルを圧送する工法であり、欧米を中心に広く導入されています。

これまでの空気圧送型光ケーブルはルースチューブ構造が主流であり、光ファイバは単心構造であるため、ケーブル接続時の融着作業に多くの時間を要していました。

今回販売を開始したAir Blown WTCはリボン構造であるSWRを用いていることから、接続作業性が優れている特徴を有しています。また、200 μmファイバを用いたSWRを高密度に実装しており、既存のルースチューブと比較し、細径・軽量化された構造となっています。432心のファイバを実装しながら、外径9.5 mm、質量60 kg/kmを実現しました。さらに、本ケーブルに使用した200 μmSWRは250 μmファイバを適用したSWRとファイバ間隔を揃えた構造となっており、既存の融着接続器で200 μmSWR相互の一括融着接続はもちろんのこと、250 μmSWRや汎用リボンとの一括融着接続も可能です。

近年、高度情報化社会は急激に進展しており、直接埋設や空気圧送法など様々な布設方法で情報通信網の構築が進められています。当社は今後も多様な製品ラインナップで顧客ニーズに適した製品の開発、製造に尽力して参ります。

●Air Blown WTC構造

Air Blown WTC構造図

●SWRファイバピッチ構造

SWRファイバピッチ構造図

PAGE TOP