株式会社フジクラ

  1. Home
  2. ニュースリリース
  3. 平成28年度 全国発明表彰「21世紀発明賞」ならびに「21世紀発明貢献賞」を受賞

NEWS RELEASES

製品情報

平成28年度 全国発明表彰「21世紀発明賞」ならびに「21世紀発明貢献賞」を受賞

2016年6月17日

株式会社フジクラ(取締役社長 伊藤雅彦)は、学校法人成蹊大学(学長 北川浩)、公益財団法人国際超電導産業技術研究センター(理事長 森詳介)*、昭和電線ケーブルシステム株式会社(取締役社長 大橋省吾)と共に出願した『ナノ粒子導入高磁場特性超電導線材の製造技術の発明』に対して、公益社団法人発明協会より「平成28年度全国発明表彰」の「21世紀発明賞」、「21世紀発明貢献賞」を受賞しました。常陸宮殿下並びに同妃殿下の御臨席のもと平成28年6月15日(水)にホテルオークラにて表彰式が行われました。

全国発明表彰は我が国の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に創設された日本の知的財産関係の表彰では最も格式の高い表彰です。また、「21世紀発明賞」は科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ大学及び公設研究機関等に係る発明が対象となり、「21世紀発明貢献賞」は「21世紀発明賞」を受賞した企業等の代表者に授与されます。

<21世紀発明賞>
ナノ粒子導入高磁場特性超電導線材の製造技術の発明(特許第5270176号)
三浦 正志 成蹊大学大学院 理工学研究科 准教授
中西 達尚 昭和電線ケーブルシステム株式会社
須藤 泰範 株式会社フジクラ
和泉 輝郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所
      (元 公益財団法人国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所 副所長)
塩原 融
      (元 公益財団法人国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所 名誉所長)

<21世紀発明貢献賞>
大橋 省吾 昭和電線ケーブルシステム株式会社 取締役社長
伊藤 雅彦 株式会社フジクラ 取締役社長

本特許は、当時注目され始めた「ナノ粒子状人工欠陥」によるイットリウム系超電導体の磁場中における高特性化技術を三浦博士らにより具体化したもので、当社の高い中間層形成技術が貢献した栄誉ある受賞となりました。

当社は今後も低炭素社会を実現する高温超電導線材の開発、事業化を進め、社会に貢献していきます。

*公益財団法人国際超電導産業技術研究センターは、2016年6月9日に解散しました。

PAGE TOP