株式会社フジクラ

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製品情報

内視鏡向け高解像度イメージファイバの開発

2015年07月03日

株式会社フジクラ(取締役社長 長浜洋一)は、内視鏡用途として従来よりも解像度を向上させたイメージファイバを開発しました。近年、医療の低侵襲化(手術・検査による患者への負担を出来るだけ軽減すること)が求められており、内視鏡を用いた手術・検査の実施件数が増加しています。
正確な診断を行うため、内視鏡は高解像であることが求められます。今回、内視鏡向けにイメージファイバを最適設計し、良好な色再現性と4.4µm間隔に引いた線を判別することが可能な高い解像度を実現しました。
一般的に内視鏡は減菌処理を行って繰り返し使用されますが、安全性・簡便性の観点から、使い捨てが出来る廉価な内視鏡が望まれています。イメージファイバを使用した内視鏡は、コストを抑えることが可能です。
本開発品は、客先評価において高い評価を得ており、今後多くの引き合いが期待されます。当社は今後も独自の特殊ファイバ技術を活かし、社会に貢献していきます。

内視鏡概観

高解像度イメージファイバ伝送画像
(左: 開発品, 右: 従来品)
USAF-1951テストターゲット使用。ファイバ長は250mmにて撮影。
黄色丸は4.4 mピッチのライン。画素数は30,000画素。

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