株式会社フジクラ

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2018年度 入社式祝辞(要旨)

2018年4月2日

フジクラの歴史とMVCV

当社は、1885年の創業より数えて、今年で134年目を迎えます。創業以来約100年の間は、日本国内の電力および通信の市場に電線・ケーブル、部品といったモノの提供により、事業を健全に伸ばしてきました。2005年、創業120周年を機に新たな時代に向けた更なる発展を目指して 第3の創業を宣言し、「つなぐテクノロジーを通じて、顧客の価値創造と社会に貢献する」をミッションとした当社経営理念MVCVを策定しました。「お客様から感謝され、社会からは高く評価され、社員は活き活きと仕事をしている、結果として、高い収益率の会社・グループになる」ことが「第3の創業」のゴールイメージであり、皆さんもMVCVを学び、理解し実践して下さい。

2020中期経営計画とグループガバナンス

当社グループは、2016年4月に“変わろう、そして未来につなげよう!20中期”をスローガンに、5ヶ年中期経営計画をスタートしました。「高い収益力」と「強い新陳代謝力」を両輪に、未来に続く磐石な会社基盤を築くことで、持続的に社会貢献のできる責任ある会社に変革したい、つまり、MVCVそのものへの変革を目指しています。私たちがこの中期経営計画で最も重要視しているのは、「収益率」です。2020年度の売上高営業利益率7.0%以上を最重要指標としています。今年2018年度は中期経営計画の折り返し、20中期の成否を決める重要な年です。

今やフジクラグループは、世界29カ国、140社、57,000人の従業員を抱えるグローバル企業に成長しました。全員が目標を共有しあたかも1つの会社のように活動できる真のグローバル会社となるべく、グループ一体経営の再整備を開始しました。効率性の確保とリスク極小化を両立させるべく、グループガバナンスの体制と仕組み作りに取り組んでいます。

フジクラを支え続けているものづくりもIoTやロボット、AIを活用した技術の導入が進んでいます。IoTやAIを駆使することにより、業務改善のスピードは飛躍的に上がっていますが、それらは道具であり、最終的には“人”、社員一人ひとりの力と個性が重要と考えます。そして一人では出来ないことも補完するチームがあれば成し遂げられ、結果として高い目標も達成できると考えています。本日、入社された皆さんには、ぜひフジクラチームの一員となり、会社を変え、成長・発展させる原動力になってくれることを期待しています。

フジクラグループは、社員一人ひとりが財産です。皆さんが働きやすい環境を提供するよう、働き方改革・人事制度改革等を取り入れた最大限の努力を致します。皆さんは、高い志とチャレンジ精神を持ち、スピード感を持ってこれに応え、MVCVで掲げるように皆さん一人一人が主役として行動していただきたいと思います。

代表取締役社長 伊藤 雅彦

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