ダイバーシティ推進・働き方改革の一環として「在宅勤務制度」を導入 2017年10月2日 株式会社フジクラ(取締役社長 伊藤雅彦)は、2017年10月1日付で、在宅勤務制度を導入いたしましたので、お知らせいたします。 フジクラでは経営理念であるMVCV(ミッション・ビジョン・コアバリュー)を実現するための人財マネジメントポリシー(HRMビジョン)を策定しており、その大項目のひとつに「ダイバーシティ」の推進を掲げ、様々な取り組みを進めています。 多様な人財が持続的に活躍する組織づくりのためには、「多様な働き方・組織貢献のスタイルを認める環境整備」が不可欠であると考え、環境整備の一環としてこのたび、在宅勤務制度を導入いたしました。 当社は「高い収益力」と「強い新陳代謝力」を持つ企業となるべく、今後も「ダイバーシティ推進」に取り組むと同時に、ダイバーシティが活かされる土壌作りのための「働き方改革」に取り組んでまいります。 【在宅勤務導入の目的】 ・キャリア継続型在宅勤務…育児・介護等出社制限を抱える社員のキャリア継続 ・一般型在宅勤務…場所に制限されない効率的な働き方の実現 【在宅勤務制度概要】 フジクラの在宅勤務制度の特徴は、2つのコースに分かれている点です。まずひとつめは、育児・介護等の「時間制約」のある社員のキャリアダウン・離職防止を目的とした「キャリア継続型在宅勤務」です。 ふたつめは、特に育児・介護等の事情が無くても、通勤時間や移動時間を削減し、業務・自己研鑽・休息などの時間をねん出することで、場所に制限されない効率的な働き方を実現する「一般型在宅勤務」です。「在宅勤務=育児・介護等の時間制約がある社員だけのもの」という固定観念を払拭するために、あえて2つのコースを用意しました。 いずれも、職種・職級・役職・勤続年数・人事考課等の「属性」による適用制限はなく、社員の業務内容等を基準に「通常勤務時に期待されるものと同等以上のパフォーマンスを在宅時に発揮できる」と所属長が判断した社員を適用対象とする制度となっています。 【在宅勤務制度の背景】 2017年2月~3月にトライアル(約200名の社員が参加)を行い、トライアル参加者本人、その上司・同僚へのアンケート、インタビューを経て、在宅勤務制度の内容を検討いたしました。 【在宅勤務制度 概要】 ①対象者: ・キャリア継続型在宅勤務…以下のいずれかに該当する者 (1)小学3年生以下の子を育てる者 (2)当社介護休業規程に定める「家族が要介護状態」にある者 ・一般型在宅勤務…フレックスタイム制の適用職場に所属する者 ※上記の他に「通常勤務時に期待されるものと同等以上のパフォーマンスを在宅時に発揮できる」と所属長が判断した者であることが前提となる。 ②運用: ・勤務場所は自身の自宅もしくは介護者の自宅 ・週の一部について、自宅での業務を認める(キャリア継続型:週20時間が上限。一般型:週2回が上限) ・労働時間管理は、フレックスタイム制を準用し、勤務時間途中の不就労時間は正確に把握し会社に報告 【参考:フジクラグループ HRMビジョン】 「フジクラグループで働く皆さんが財産」 「人財像」…私たちは、「一人ひとりが主役」として行動する高い当事者意識を持った社員を採用・育成・処遇します 「求める行動」…私たちは、社員一人ひとりがお互いを尊重し、協力・激励しながら変革を主導することを奨励します 「ダイバーシティ」…私たちは、国籍・人種・性別・宗教・年齢などに関わらず、多様な人財が活躍できる組織づくりを推進します 「機会提供」…私たちは、グループのさらなる成長に必要なリーダー人財を世界中から発掘し、機会を提供し、抜擢していきます